穏やかな気候、瀬戸内海に浮かぶ美しい島、円錐形の可愛らしい山、明るくて優しい
県民性。
香川県は語りつくせない魅力で
いっぱいです。
そして、そこには素晴らしい伝統工芸品や
特産品があふれています。
豊かな環境が醸成した銘品の数々を
<ビームス ジャパン>が独自の目線で
厳選しました。
今年も、香川県の素晴らしいアイテムを
全力でお届けします!
昨年に引き続く第二弾では、多様な伝統工芸品に
注目しました。
国の伝統的工芸品に指定された
香川漆器、生産量の国内シェア9割を誇る
丸亀うちわ、
樹齢数百年の黒松を用いた肥松の木工品など、手仕事が光るアイテムをラインナップ。
カラーや仕様を変更した別注品も開発しました。
香川県の魅力が味わえる、美味しい食品もおすすめです。
四国で初めて国の伝統的工芸品に指定された「香川漆器」には、「蒟醤」「彫漆」「存清」「後藤塗」「象谷塗」の5つの技法があります。
今回、老舗の漆器店<一和堂工芸株式会社>と一緒に、それぞれの技法を用いた5種類のアニマル柄タンブラーを開発しました。小皿、マグカップ、弁当箱は、漆に香川県原産の「庵治石(あじいし)」をまぜて塗った「石粉塗り」です。石粉塗りは、香川漆器を未来につなげる団体<さぬきうるし森羅 Sinra(シンラ)>のオリジナル技法。傷がつきにくく、扱いやすい漆器として人気です。
※左から
- ゼブラ柄タンブラー 象谷塗 ¥8,000(税別)
- 豹柄タンブラー 後藤塗 ¥8,000(税別)
- 虎柄タンブラー 彫漆 ¥22,000(税別)
- 牛柄タンブラー 存清 ¥18,000(税別)
- キリン柄タンブラー 蒟醤 ¥22,000(税別)
- まんでがん盃(ぐい吞みSET) ¥100,000(税別)
「讃岐正藍染(さぬきしょうあいぞめ)」は、琴平町の老舗染物屋<染匠 吉野屋>の四代目、大野篤彦氏が取り組む讃岐藍を使った正藍染です。蒅(すくも)と灰汁(あく)だけで建てる「本建正藍染」を学んだ大野氏。地元の若手農家とともに、藍の栽培から、蒅・灰汁・染め液づくり、正藍染まで、一貫して琴平町にこだわりました。幾度も染め重ね、天日で干した藍は、見事なジャパンブルー。讃岐藍の魅力が存分に味わえます。生地は江戸時代から伝わる伝統工芸品「保多織(ぼたおり)」を使用しています。
讃岐の海、山、空、そして、あたたかな空気を感じさせる、瀬戸内海色のガラス製品です。ガラス作家の杉山利恵氏が、原料に香川県庵治町で産出される「庵治石(あじいし)」の粉末を用いて制作しました。「花崗岩のダイヤモンド」と呼ばれる庵治石は、キメが細かくて光沢があるのが特徴。「作品づくりを通じて地元・香川県の魅力を発信したい」という想いのもと、試行錯誤を重ねて「さぬき庵治石硝子」を誕生させました。「瀬戸内ブルー」と名付けられた蒼色が放つ凛とした優しさが、生活に新しい輝きを与えます。
※左から
香川県では、奈良時代から盛んに瓦が製造されてきました。やがて民家にも瓦が普及すると「装飾瓦」が屋根の端に据えられるようになり、現在では、厄災を払うとされる「鬼瓦」をはじめ、家紋や動物などさまざまな装飾瓦がつくられています。今回は、うどん鉢やマグネットなど、鬼瓦をあしらった日常使いできるアイテムをご用意しました。多様なデザインを取り入れながら現代に息づく「讃岐装飾瓦」。変わらぬ「いぶし銀」の美しさが香川県の歴史を語っています。
- 四国開運鬼瓦 ¥5,000(税別)
- 鬼瓦うどん鉢 ¥10,000(税別)
- 四国開運鬼瓦マグネット ¥1,500(税別)
「讃岐一刀彫」は、天保8年(1837年)の金刀比羅宮「旭社」建立時に、全国から集まった宮大工が、彫りの腕を競い合ったのが始まりと言われます。その技術が明治30年(1897年)頃に開校された「琴平工業徒弟学校」の彫刻科に伝承され、こんぴら参りの土産品として広まりました。樹齢200年以上の肥松(こえまつ)や楠(くすのき)に、叩きノミの力強い刃跡と、小ノミを効かせた表情豊かな細部の模様が共存する讃岐一刀彫。大胆さと繊細さが見事に調和した七福神のセットです。
- 七福神 7体セット ¥30,000(税別)
肥松(こえまつ)は、樹齢数百年の黒松の幹の中心部分のこと。気候が温暖で雨の少ない香川県では、昔から良質な肥松がとれ、江戸時代から木工品がつくられてきました。肥松は脂分を多く含むため、その工芸品には次第に光沢がつき、光にかざすと年輪が赤く透けるのが魅力です。樹齢を重ねた木目は一つひとつ表情が異なるため、彩色を施さずに自然の木地のまま仕上げています。年月を経るほどに艶が増していく肥松の木工品。使い込むことで、美しい褐色への変化を味わってください。
※左から
- 肥松 小鉢 3.3寸 ¥7,000(税別)
- 肥松 小鉢 3.5寸 ¥7,000(税別)
- 肥松 ぐいのみ(中) ¥6,000(税別)
- 肥松 馬上杯(中) ¥9,000(税別)
- 肥松 盛鉢 8寸 ¥300,000(税別)
- 肥松 盛鉢 5.5寸 ¥25,000(税別)
伝統的な刺繍の技術と、現代の加工技術である「昇華転写プリント」を融合させた「せと刺しゅう」。刺繍の立体感とプリント加工による多彩な色使いの組み合わせが、奥行きのある表現を可能にしました。アートと文化の息づく香川県から生まれた新しい刺繍の形を、香川県のオリジナル品種のキウイ、香川県伝統的工芸品の張子虎、讃岐うどんをモチーフにしたトートバッグとハンドタオルで発信します。「せと刺しゅう」ならではの、グラデーションのニュアンスや立体的な光沢をお楽しみください。
画像協力:香川県/中野うどん学校/田井民芸店
香川県の「知る人ぞ知る、魅力的なヒト・モノ・コト」を掘り起こす<OIKAZE(オイカゼ)>は、地域に稼ぐ力をもたらすとともに、地域のブランド力をアップさせることに注力する地域商社です。「讃岐うどん」、香川県の郷土料理「しょうゆ豆」、日本最古の幻の唐辛子「香川本鷹」など、丸亀市を中心に、OIKAZEがプロデュースした商品、厳選した地域の食品をセレクトしました。「おいり」は、香川県のお嫁入りには欠かせない縁起物のもち菓子。「おつまみとっと」は、丸亀の名物料理「骨付鳥」と同じスパイシーな味付けで、ビールやごはんが進みます!
※左から
BEAMS JAPAN
- 開催期間
- 2020/11/25(水)〜12/22(火)
- 場所
- ビームス ジャパン
〒160-0022 東京都新宿区新宿3-32-6
ビームス ジャパン1階 MAP - 電話番号
- 03-5368-7300(代表)
- 営業時間
- 12:00 〜 20:00 不定休(会期中無休)
※営業時間が変更もしくは臨時休業になる可能性がございます。最新の情報は、店舗・各商業施設までお問い合わせください。 - 内容
- 昨年に引き続き開催の香川県と<ビームス ジャパン>の協業により企画された本イベントでは、1976年に四国で初めて国の伝統的工芸品に指定された香川漆器や、生産量の国内シェア9割を誇る丸亀うちわ、樹齢数百年の黒松を用いた肥松の木工品など、<ビームス ジャパン>独自の目線で厳選した伝統工芸品を中心とした香川県の様々な商品がラインナップする上、カラー別注や仕様を変更した商品の開発にも取り組みました。
これらのアイテムは、<ビームス ジャパン>とBEAMS公式オンラインショップにて販売致します。
日本で最も面積の狭い県ながら、温暖な気候と長い日照時間による豊かな自然や瀬戸内海からの海の恵みによって、多彩なコンテンツを擁する香川県の魅力をお楽しみください。