FEATURE

2024.12.13

【Vol.5 Nagaii’s Tsuzuku】わたしの “つづく服。”
15着もコレクションしているお気に入りのアウトドア古着

BEAMSの様々なレーベルのスタッフがバトンを繋ぎ、思い入れのあるアイテムをそのストーリーと共にご紹介する連載、『わたしの“つづく服。”』
9月29日の「つづく服。の日」が3年を迎えたことを記念して、レーベルを飛び越えたリレー企画をスタート。
無理をせずとも愉しみながらつづけられる、服好きな私たちらしい「つづく。」を繋いでいきます。

Vol.5
永井陸
ビームスライフ 横浜

Nagaii’s
Best of Tsuzuku

 

 

〈Patagonia(パタゴニア)〉のライトウェイトシンチラベストは今15着ほどコレクションしているのですが、その中でもお気に入りなのが1994年発売のこの1着。お気に入りのアウトドア古着専門店「Base camp」で見つけ、今はあまり見かけないプラムカラーの深みのある色合いに一目惚れしました。ここではジッププラーのコードや配色を自由に選べて自分だけの1着にカスタマイズできるのも魅力でついつい集めたくなってしまい、今コレクションしている15着も、そのうちの3着はこのお店のもの。

〈Patagonia〉のシンチラシリーズといえばスナップTが有名なのでベストは周りと被りにくいのに、実は90年代、アメリカの〈Patagonia〉スタッフはみんなベストを愛用していたという逸話があるのも嬉しいポイント。ファッションからアウトドアシーンまで幅広く活躍してくれるこのベストは、これからも大切に着続けたいと思っています。

 

左上から

こちらも中野のアウトドア古着専門店「Base camp」で購入した、90年代の『OSPREY(オスプレー)/KESTREL』。店主が愛用していた品を譲っていただきました。収集している中でも特にお気に入りの一品で、このティールグリーンという色がたまりません。

 

アウトドア古着好きの憧れの先輩から譲っていただいた『Patagonia/AC MADRAS SHIRT』。襟にダメージがあったのでお世話になっている古着屋へリペアに出し、着用しています。大好きな人たちと繋がっている感覚が嬉しい大切な一着です。

 

「ビームス 銀座」勤務時代、尊敬する先輩の根方さんから譲り受けた〈Black Diamond(ブラックダイヤモンド)〉のウエストポーチと〈Patagonia〉のダックビルキャップ。「これ好きでしょ?使ってあげて」と託されて以来、大切に使っています。もし自分が使わなくなったら、次は後輩に受け継ぎたいですね。 

 

アメリカを旅した時、みんな個性のあるマイボトルを持ち歩いていることがとてもかっこいいなって思ったんです。そんなカルチャーに影響されて、僕もマイボトル生活をしています。お気に入りのアウトドアステッカーを貼り、自分だけのボトルを持ち歩くことが楽しいです。

 

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PROFILE

  • 永井陸ビームスライフ 横浜

    埼玉県出身、東京都在住。2020年にBEAMSに入社し、「ビームス 柏」と「ビームス 銀座」の店舗スタッフを経て、2024年11月から「ビームスライフ 横浜」でアウトドア担当として活動。趣味はアウトドア古着の収集で、休日は登山を楽しむアクティブ派。最近は自転車やカヤックにも興味が湧き、新しいアウトドアアクティビティにどんどん挑戦中。