どんなジャンルの音楽も楽しめる人でありたいと思っています。 個人でもLyracという名義で音楽をやっています。

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  • 2024.05.08
    BEAMS RECORDS ブログ
    Culture meets rock.
    ブライアン・ジョーンズがシタールにのめり込み、ビートルズメンバーがインドへと旅立ち、ヒッピーがラブ&ピースを掲げた時代。ある日本人ロックバンドはお経を流しながらファズ・ギターを弾いた。恍惚と『Voodoo Chile』のソロを弾いたジミヘンのように。と、なんとなくかっこよく語ってみました。そのある日本人ロックバンドとは、日本最古のガレージパンクと評価されている1960年代結成のバンド、アウトキャス
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  • 2024.04.15
    BEAMS RECORDS ブログ
    冷頭暖足
    こんにちは。2年間店舗を離れ、つい先日から復帰しました柳と申します。離れていた2年間は基本的に音楽制作や楽器の練習を、1.2帖の狭いコックピットのような防音ルームでひたすら行っておりました。エアコン設備を導入出来なかった上に機材を詰め込んでいるので、夏は灼熱。冬は極寒。春はなんとなく暑い。秋もなんとなく暑い。とにかく暑かった思い出でしかありません。そんな地獄の思い出を忘れさせてくれる涼しく気持ちの
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  • 2021.08.19
    BEAMS RECORDS ブログ
    虚実の世界③
    また厳しい暑さが戻りましたが、湿気は少し和らぎ夜は涼しかったりと、次の季節の到来を予感させます。しかし、当店では熱い作品の入荷が続いています! そのひとつは、奇才マシュー・ハーバートの名作『Bodily Functions』の復刻盤です。ハーバートといえば、食べる音や寝る音、洗う音など身体から出る音のみで構築した前作アルバムも記憶に新しく、ライブ時にはグローバリズムへの反発としてそれを象徴するアイ
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  • 2021.07.28
    BEAMS RECORDS ブログ
    虚実の世界②
    (①はこちらからどうぞ)進歩史観についてもう少し綴っていきます。日本の経済官僚であり思想家でもある中野剛志曰く、哲学の世界ではいまだに古代ギリシャのアリストテレスをナンバーワンの哲学者として必死に研究している学者が多くいるそうです。その理由というのは、そもそも哲学もしくは社会科学というのは個人の経験に基づいて理解を深めていくものであるので、彼の言説を理解するにはそれだけの力が必要である。だから広ま
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  • 2021.07.14
    BEAMS RECORDS ブログ
    虚実の世界①
    OPNやローレル・ヘイローとのコラボでも知られるNYの鬼才ドラマー、イーライ・ケスラーの最新アルバム『icons』がオススメです!29240495813【限定クリア・ヴァイナル仕様LP】Eli Keszler / Icons <LuckyMe>価格:¥3,960(税込)商品番号:29-24-0495-81329240495813シンセと環境音と彼の繊細なドラムを組み合わせて作られており、ミニマルテ
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  • 2021.05.03
    BEAMS RECORDS ブログ
    誰の音楽であるのか
    前回の話に続いて、もう少しインターネットに関連したことを書いていきます。『誰が音楽をタダにしたのか』という著書はご存知でしょうか。MP3の開発者、ナップスターやRNSといった違法音楽アップロードサイトの運営者たち、超大手レーベルで活躍した実業家らが、インターネット黎明期(1990年代)から現在(2010年代)にかけて辿ってきた遍歴を著者のスティーヴン・ウィットが濃密な取材を基に構成したものです。そ
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  • 2021.03.25
    BEAMS RECORDS ブログ
    SNSが作るうねり②
    (①はこちらからどうぞ)先述のように、SNSが既存の価値観や既得権益を打ち壊す力を持っている反面、分断を進めるなど暴走する恐れもあるというのは多くの専門家が警告を唱えている通りでしょう。昨年からNetflixで配信されている『監視資本主義:デジタル社会がもたらす光と影』も話題となりましたね。今から2年前の話ではありますが、R&Bシンガーのリゾがリリースしたアルバム『Cuz I Love Y
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  • 2021.03.17
    BEAMS RECORDS ブログ
    SNSが作るうねり①
    今年(第63回)のグラミー賞の受賞授賞式が3月15日に行われましたね。皆様もご覧になりましたか。主要4部門は女性アーティストが占め、ビリー・アイリッシュはレコード賞を2連覇。テイラー・スウィフトはアルバム賞を3度目の受賞。ビヨンセは累計受賞数最多を記録。BTSが最優秀ポップグループ賞にノミネート、ジャズ部門では惜しくも逝去したチック・コリアがアルバム賞と即興賞を受賞。当店でもリリース作品を取り扱い
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  • 2021.02.20
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    分解の哲学の音楽②
    (①はこちらからどうぞ)その内容はというと、動植物の腐敗とそれを食糧とする土壌生物や発酵についてだけでなく、リサイクル、SF小説、積み木、バタ屋、経済など多角的な視点から分解または循環というものを深く考えてみるという作者自身の試みのようなものでした。そうしたエピソード一つ一つに感心したのはもちろんですが、個人的に特に面白いと思ったのは積み木についてでした。そもそも積み木というのは、フリードリヒ・フ
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  • 2021.02.11
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    分解の哲学の音楽①
    マイク・ミロシュによるプロジェクト、ライ(Rhye)の新作アルバム『HOME』が入荷しています。ステイホームというワードがすっかり定着した昨今にリンクしそうなタイトルですが、インタビューを読むと彼の恋人(全作品のジャケットに映っている方でいつも彼が撮影しているという)と家庭を持ちたいという私的な意味だったそう。歌詞の内容もそうですが、そんな私的なものだからこそ多くの人の心に響く、普遍的な愛に満ちた
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