世界初公開となる化石や標本を交えながら、50年におよぶ恐竜学の歩みを紹介する展覧会「恐竜博 THE DINOSAUR EXPO 2019」が、2019年7月13日(土)から10月14日(月・祝)までの期間、国立科学博物館(東京・上野公園)にて開催されました。
本展ではBEAMS DESIGNがセレクトした3名のアーティストにデザインを依頼し、〈恐竜博2019〉オリジナルアイテムを販売しました。愛らしいイラストが老若男女に人気の白根ゆたんぽ氏、近未来の世界をビビッドなタッチで描くロンドンのイラストレーターWill Sweeney氏、タトゥーアートをグラフィックに落とし込む鎌田めぐむ氏のグラフィックアートを、Tシャツ、キャップ、マグカップやクッションなどに起用し、幅広い年齢層へ向け多くのアイテムを製作。中でも、来場された多くのお子様連れに、親子で着用できるTシャツが好評を博しました。
展覧会を終え、各アーティストの方々に今回の取り組みや恐竜へのイメージについて、4つの質問にお答えいただきました。
Question
Q1:アートワークのテーマ
Q2:恐竜と聞いて思い浮かぶイメージ
Q3:好きな恐竜
Q4:今回の制作にあたって興味深かった点
白根ゆたんぽ氏の「恐竜」
Q1:アートワークのテーマ
”子育て恐竜”をキーワードに、恐竜の親子をメインに描きました。ロゴマークのようにシンプルな表現にしつつも、可愛らしさやほのぼのとしたイメージも残しています。
Q2:恐竜と聞いて思い浮かぶイメージ
映画『ジュラシックパーク』。
Q3:好きな恐竜
背中の厚い骨板が印象的なアンキロサウルス。小さな頃から何故か好きです。
Q4:今回の制作にあたって興味深かった点
恐竜の研究をしました。特に当時を再現した恐竜のモデルに毛が生えたり、カラフルになったりと、毎年アップグレードされていく感じが面白いです。
Will Sweeney氏の「恐竜」
Q1:アートワークのテーマ
“さまざまな時代の恐竜サピエンス”をコンセプトにしました。私はあらゆる種類の生き物やキャラクターを描いていますが、恐竜は他の多くのキャラクターよりも人間的な特徴を持っていると思いますね。
Q2:恐竜と聞いて思い浮かぶイメージ
進化と絶滅。
Q3:好きな恐竜
史上最大級の翼竜、ケツァルコアトルス。
Q4:今回の制作にあたって興味深かった点
爬虫類の個性を、人間の形で表現したこと。
鎌田めぐむ氏の「恐竜」
Q1:アートワークのテーマ
恐竜を”デザイン”することを意識しました。タトゥーデザインのアプローチを、今回のグラフィックのタッチや構成に反映させています。
Q2:恐竜と聞いて思い浮かぶイメージ
爬虫類。
Q3:好きな恐竜
頭の周りを囲むフリルが特徴的なトリケラトプスが好きですね。
Q4:今回の制作にあたって興味深かった点
恐竜って実際はどんな色なのだろう、と関心を持ちました。
「恐竜博 THE DINOSAUR EXPO 2019」会場内特設ショップ
FEATURES
代表的なお取組み事例
CONTACT
お問い合わせ