Fashion

Snap

カルチャーと個性が混ざるSHIROFES.で
ダンサーたちをスナップ。

Snapshots of SHIROFES. dancers!

2025.07.17

Share

2025年に10周年を迎えた世界最大級のダンス&パフォーマンス複合フェスティバル『SHIROFES.2025』。青森県弘前市の弘前公園で3日間にわたって開催され、地元はもちろん全国からダンスファンが集結! 動員数は過去最大となる7万2千人を記録しました。今年も〈BEAMS SPORTS〉は、バトルやショーケースで会場を沸かせたダンサーたちのスタイルにフォーカス。イベントの熱気とともに、こだわりのファッションスナップをお届けします。

三者三様。

スタイルで見せる3人の個性!

今回のSHIOROFES.をきっかけに復活を果たしたダンスグループ「ebony」。YOSHIEさん、LEEさん、MEDUSAさんの3人で構成され、今年でなんと結成16年! 年齢もバックボーンも異なる彼女たちの“好き”を詰め込んだ個性あふれるスタイリング。

  • YOSHIE / STREET DANCE

     

    Top_ REMAKE

    Bottom_ YÙSUI STUDIO

    Eyewear_ CAZAL

     

    昨年出会ったブランド〈Yùsui Studios〉のリメイクデニムパンツに、YOSHIEさん自身がリメイクしたトップスを合わせ、イベントIDをベルトとしてカスタム! オールデニムに、パールとチェーンをミックスしたアクセサリーをプラス。「HIP-HOPカルチャーに影響を与えてきた〈CAZAL〉のメガネをアクセントに取り入れています」。

  • LEE / FREESTYLE

     

    Top_ R.M GANG

    Hat_ LA MAISON DE LYLLIS

    Eyewear_ 3COINS

    Shoes_ NIKE

     

    「〈La Maison de Lyllis〉のつば広ハットは、3色持っているほどのお気に入り。脇が大胆にカッティングされた〈R.M GANG〉のメッシュタンクは、踊るときにもぴったりでよく愛用しています」。ホワイトとベージュの柔らかい配色に、ボストンメガネを合わせて、深みのあるリップカラーで大人っぽく。

  • MEDUSA / WAACK,SOUL,FREESTYLE

     

    Top_ FRESCADE VINTAGE

    Bottom_ PRANK PROJECT

    Belt_ SATOKO OISHI

    Accessory_ AGU

    Shoes_ OOFOS

     

    MEDUSAさんはモノトーンベースでスタイリング。「〈SATOKO OISHI〉のレザーエプロンをアクセントに、涼しげなアクセサリーや、さらっとした素材のシャツとパンツを合わせました」。足元は、リカバリーサンダルとして人気の〈OOFOS〉をチョイスしたリラックスコーデ。「ふかふかしてクッション性が高いので、ダンスにも適しているんです」。

ミリタリーエッセンスを取り入れた

クールなリンクコーデ

カーゴパンツにキャミソールというミリタリースタイルを、個性的かつ女性らしく着こなすYasminさん&MiMzさん。30度を超える初夏の青森に、水鉄砲を手に笑顔で登場!

  • Yasmin / BREAKING

     

    Hat_ Received Present 

    Eyewear_ AKILA LA

     

    「今日のファッションテーマはソルジャー!」と明るく答えてくれたYasminさん。いただきもののニット帽は、シングルニット風に見せるため、イヤーフラップ部分をあえて上げてアレンジ。「ヘアスタイルはSHIROFES.仕様に、トップはブロンズで、髪をかきあげたときにコーンロウが見えるようなアートなデザインにしました」。

  • MiMz / BREAKING

     

    Top_ DAILY

    Bottom_ No Brand

    Hat_ BACK YARD CROCHET

    Eyewear_ BONNIE AND CLYDE

    Shoes_ KENFORD

     

    「たまたまインスタグラムで見つけたハンドメイドのタム帽は、ジャマイカのバイブスたっぷりで、今の気分にぴったり。好きなカラーリングを引き立てたくて、他のアイテムは全体的にシンプルにまとめました」。目を引くネイルは、バンブーイヤリングをモチーフに、ゴールドで大人っぽく仕上げてコテコテにならないように。

着こなしに込めた、

アメリカンカルチャーへのリスペクト

  • BOOGIE FRANTIC / POPPING

     

    Top_ PRO CLUB

    Bottom_ PRO CLUB

    Cap_ NEW ERA

    Shoes_ VANS

     

    「どのようなルーツを持っているか、バックグラウンドを理解して身につけることが大切なんだ」。と語るBOOGIE FRANTICさん。「ラテン系アメリカ人の僕にとって、ストリートウェアはアイデンティティそのもの。シャツはボタンを一番上まで留め、きちんとアイロンをかける。それによって、ただの服が“ファッション”になるんだ」。

ボリュームスニーカーが主役。

黒でまとめたマイスタイル

  • THE D SoraKi / HIP-HOP

     

    Top_ BOKU HA TANOSHII

    Eyewear_ BLANC..

    Bag_ C.E

    Shoes_ ADIDAS ORIGINALS BY AVAVAV

     

    オーバープリントTシャツに、キャットフレームサングラスでエッジをプラス。〈C.E〉のナップサックでラフにグレーを効かせたフェイド感のあるトーンが今っぽい。「スクエアトゥの〈adidas〉と〈AVAVAV〉のコラボスニーカーに合わせたオールブラックスタイルがポイントです」。

鮮やかな髪色を引き立てる。

シンプルブラックスタイル

  • RiN. / HOUSE

     

    Top_ HANNE

    Bottom_ JEANASIS

    Belt_ USED

    Bag_ Local General Store

    Shoes_ ADIDAS

     

    「暗めの服が多いので、ヘアだけは明るく!この色にしたくて、1年間地毛を伸ばしました」と話すRiNさん。その鮮やかな髪色がひき立つスタイリング。パープルの巾着バッグが差し色として映える。前後どちらを前にしても着られる〈HANNE〉のトップスもポイント。

まさに!全身フェスコーディネート!

  • BOXER / HOUSE

     

    Top_ HOLE AND HOLLAND

    Bottom_ STEAF.

    Cap_ L.L. BEAN

    Eyewear_ CORNER

    Shoes_ ADIDAS ORIGINALS

     

    「スタイリストの出口大輔さんと影山惇さんが手がける〈STEAF.〉の、地面をモチーフにしたパンツに、シルバーを基調とした〈adidas〉を合わせています。さらに、上にいくほどグリーンのカラーが増えていくんです。キャップも、サングラスのレンズも。全身でフェスの雰囲気を表現して、この公園の中に自分を溶け込ませています(笑)」。

「SHIROFES.は “フェス”の名にふさわしく、さまざまな年代の人が集まり、ダンスのジャンルも混ざり合い、お互いの文化をシェアしている。弘前城に来ることで、より深く歴史を知れたし、日本へのリスペクトが深まった」とBOOGIE FRANTICさん。ダンスを通して人と文化が交差する、そんな特別な3日間となりました。

Share

Photo:Haruto Inomata
Edit & Text : MANUSKRIPT

Recommend for you