ELEMENTS OF STYLE | 中村達也ブログ
ダッフルコート
"MR_BEAMS"とは、ファッションをきちんと理解しながらも、
自分の価値観で服を選べる
"スタイルをもった人"のこと。
と同時に、決して独りよがりではなく、
周りのみんなからも「ステキですね」と思われる、
そのスタイルに"ポジティブなマインドがこもった人"のこと。
今回立ち上げたオウンドメディア#MR_BEAMSには、
私たちビームスが考える理想の大人の男性像と、
そんな理想の彼が着ているであろうステキな服、
そしてMR_BEAMSになるために必要な
洋服にまつわるポジティブな情報がギュッと詰め込まれています。
本メディアを通じて、服の魅力に触れていただいた皆様に、
ステキで明るい未来が訪れますように……。
ELEMENTS OF STYLE | 中村達也ブログ
先月アップした ”ビジネスマンにおススメのネクタイ” がとても好評でした。
継続的にやって欲しいという声をたくさんいただいたので、前回に続き ”もし私がショップスタッフだったら” というテーマで、制約の多いビジネスマンの方々におすすめしたいネクタイとVゾーンコーディネートをご紹介したいと思います。
先日インスタグラムでアップした私のスーツコーディネート。
遠目にはネイビーの無地に見えますが、近くで見るとグレンプレイドという、シャドーグレンプレイドのスーツ。
合せているネクタイがコレです。
ベースのグレーのメランジがウールのように見えますが、シルク100%のネクタイです。
実際に締めるとグレーの部分が良いアクセントととなり、2色のブルーはネイビーによく馴染み、差し色のブランは主張し過ぎない、絶妙な配色のネクタイです。
私は柄のスーツとあわせていますが、普通のネイビーの無地のスーツやネイビージャケットにグレーのスラックスというセットアップのコーディネートにもよく合います。
シャツはホワイトでも合わせられますが、ブルーのシャツの方がグレーの色が引き立つので、会社の規則でNGでなければブルーのシャツを合わせてください。
グレーのスーツにも合わせられますが、ネクタイのベースがグレーなのでスーツのトーンを間違えると野暮ったくなります。
ネクタイのグレーになるべく近い色のグレーのスーツを選び、シャツはホワイトを合せてVゾーンにコントラストをつけると良いと思います。
このネクタイ、インスタグラムにアップした直後にかなり売れてしまったので、全店であと4本しかありません。
ご興味のある方は、なるべく早く最寄りの店舗にお問い合わせください。
チャコールグレーの無地のスーツにホワイトシャツ、黒ベースのストライプタイというコーディネート。
このネクタイは HOLLIDAY&BROWN で、ブラックベースにグリーンを差し色に使った、昨シーズンから続いている流れでもあるモノトーン×カラーのネクタイ。
グレーと黒というシンプルなモノトーンのコーディネートに、差し色のグリーンが少しだけ見えるというのがポイントです。
全体で見ると、ブラックベースにグリーンとグレーとホワイトという4色で構成されている柄です。
こんな配色のネクタイ今まで見たことないです。
モノトーン系のネクタイを使ったコーディネートは、なるべく色を使わない方が良いので、シャツは白を合せてください。
ホワイトのシャツを合わせたことによって、ネクタイのグリーンやグレー、ホワイトが引き立っています。
ブラックのスーツには合わないこともないのですが、ネクタイのベースとスーツのブラックのトーンが近くなると逆に野暮ったく見えるのでおすすめしません。
チャコールグレーや濃い目のミディアムグレーのスーツで、ネクタイと少しコントラストをつけた方が洒落たVゾーンになると思います。
そして、このネクタイはこんなスーツにもよく合います。
白黒のハウンドトゥースやグレンプレイドのスーツやジャケットにもよく合います。
モノトーンのチェックのスーツやジャケットをお持ちの方にも是非おすすめしたいネクタイです。
ネイビーの無地のスーツにブラウンのジャガードタイのコーディネート。
もはや定番とも言えるアズーロ エ マローネのVゾーンです。
ネクタイはミラノのネクタイメーカーFUMAGALLIのジャガード。
ベースのブラウンはよく見るとブラックが混ざったメランジで、深みのあるブラウンです。
小紋はグレーとブルーを使った絶妙なカラーで、今シーズンの流れでもある曲線のモチーフです。
とにかく、ブラウン、グレー、ブルーのコンビネーションが絶妙なタイです。
シャツはブルーの無地でも合いますが、上の画像のようなブルーのストライプを合わせたほうがネクタイの色柄が引き立ちます。
このくらいの幅のストライプが難しければ、下のようなストライプが細くピッチも狭いものを合わせると良いでしょう。
いずれにしても、会社の規則でストライプのシャツがNGでなければ、ブルーのストライプのシャツでコーディネートすることをおすすめします。
そして、無地の場合はこんなシャツを合わせてもいいでしょう。
ブルーの無地のシャツだとあっさりし過ぎるので、襟が白のクレリックを合わせるとVゾーンに変化がつきます。
このシャツも会社の規則でNGでなければという条件付きですが、このネクタイのコーディネートにおすすめのシャツです。
ネイビージャケットにグレーのスラックスという定番コーディネートには、このネクタイを選びました。
サックスブルーのストライプで少し華やかなVゾーンにしました。
これも上のジャガードと同じFUMAGALLIのネクタイ。
少しグレーがかった絶妙なブルーベースにネイビーとホワイトというオーソドックスな配色に見えますが、よく見ると細いボルドーのストライプが入っているのがポイント。
画像ではわかりにくいですが、このボルドーがポイントカラーになって全体の色柄を引き立てています。
生地が光沢のあるサテンというのもVゾーンを華やかにします。
ネイビーとブルーのシンプルなVゾーンなので、シャツの襟をタブカラーにして少し変化をつけました。
もちろん普通のワイドでも合いますが、もし会社の規則でNGでなければタブカラーが私のおすすめです。
ホワイトのシャツでも合わせられますが、コントラストがはっきりするので、ブルーのシャツよりも派手に見えるかもしれません。
このネクタイは誰が見ても清潔感があり好感度が高いネクタイだと思います。
今回のおすすめはこの4本です。
前回同様、読者の皆さんが持っていると思われるベーシックなスーツやジャケットを使い、なるべくシンプルにコーディネートしました。
シンプルですが、他の人とは明らかに違う気の利いたVゾーンというのがコーディネートの狙いです。
そして、ビジネスマンのコーディネートなので、好感度という面を特に考えてネクタイを選んでいます。
ビジネスマンにおススメと言っても、基本は自分がしたいネクタイ。
スーツやシャツの色柄が多少は変わる場合もありますが、基本は同じなので中村流シンプルコーディネートです。
共感いただき、コーディネートの参考になれば嬉しいです。
私、お洒落したいビジネスマンの味方です。
昨日ISHIDA表参道さんで、インスタライブを使ったBELL&ROSSのトークイベントを行いました。
アーカイブはIGTVでご覧いただけますので、ご興味のある方は是非ご覧ください。
ELEMENTS OF STYLE | 中村達也ブログ
ダッフルコート
ELEMENTS OF STYLE | 中村達也ブログ
シアサッカーのスーツ
ELEMENTS OF STYLE | 中村達也ブログ
Gジャン