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ビームスが思う理想の男性像

"MR_BEAMS"とは、ファッションをきちんと理解しながらも、
自分の価値観で服を選べる
"スタイルをもった人"のこと。
と同時に、決して独りよがりではなく、
周りのみんなからも「ステキですね」と思われる、
そのスタイルに"ポジティブなマインドがこもった人"のこと。

今回立ち上げたオウンドメディア#MR_BEAMSには、
私たちビームスが考える理想の大人の男性像と、
そんな理想の彼が着ているであろうステキな服、
そしてMR_BEAMSになるために必要な
洋服にまつわるポジティブな情報がギュッと詰め込まれています。

本メディアを通じて、服の魅力に触れていただいた皆様に、
ステキで明るい未来が訪れますように……。

デザートブーツ

ELEMENTS OF STYLE | 中村達也ブログ

デザートブーツ

90年代後半ごろに購入して、当時よく履いていたCLARKSのデザートブーツ

細身でラウンドしたトゥは、スラックスからカジュアルパンツ、ファイブポケットまで、様々なテイストにあわせられるカジュアルシューズというのが気にいり、特にカジュアルスタイルの時によく履いていました。

当時はイタリアでもデザートブーツが流行っていて、ナポリの人たちがクラシックなスーツにデザートブーツを合わせたり、ミラノのスピーガ通りにあったPIOMBOのショップスタッフが全員デザートブーツを履いていたりと、ファッション業界人の間でもデザートブーツがちょっとしたブームになっていました。

その後ドレスの傾向が強くなり、2000年代前半は履く機会も少なくなったのですが、後染めや洗いのジャケットが出てきたあたりからドレスクロージングのカジュアル化が進み、ドライビングシューズやスニーカーなど軽い靴が注目されるとまたデザートブーツが履きたい気分になり、10年くらい前にクラークスのデザートブーツを新調しました。

クラークスの英国のファクトリーは2000年頃にクローズし、アジア生産になっていたのは知っていましたが、自分はカジュアルな靴は原産国がどこになっても英国製と作りも見た目も変わらないければ気にしないので、ベトナム製になっていたものを何も気にせず購入しました。

しかし、履いてみるとトゥの丸みとボリューム感がなんとなく違うなと感じ、90年代に購入した英国製のものと比べてみると・・・

左が英国製で右がベトナム製、履き比べなくても並べただけで幅広になってトゥの丸みも強くなっているのがわかります。

当時はスリムなパンツを履いていたので、なおさらトゥのボリュームと丸みが強調され、買ってはみたもののあまり履かずに靴箱の中で眠っていました。

昨今のクラシック回帰とミックステイストの流れの中で、カジュアルも英国やアメリカやフランスのトラディショナルなテイストをミックスする流れが来ると、足元もデザートブーツのようなクラシックなカジュアルシューズをあわせたい気分になります。

そこで、数年前から英国製の頃のクラークスに近いものを探し始めたのですが、英国やイタリアでデザートブーツを作るファクトリーはあってもラストが近いものがなく、カジュアルのバイヤーを通してクラークスに問い合わせてみても当時のラストはないという返答。

それならばラストもパターンも近いものを一から作れるファクトリーはないかと、ダメもとで別注のヒットモデルを数々作っているPORPETTAに依頼し、期待せずに待っていると、上がってきたサンプルはデザートブーツではなく、ドレス顔のチャッカブーツ・・・(苦笑)

どちらかと言えばイタリアっぽい靴が得意なファクトリーなので、デザートブーツは難しいかなとも思ったのですが、2度 3度とダメ出ししているうちにかなりいい雰囲気になっていき、とうとうこんなものができました。

細身でラウンドしたトゥも自分のイメージにかなり近いものができました。

以前インスタライブで私のおススメとしてご紹介しましたが、MEN’S EX 10月号の連載でもより詳しくご紹介しています。

本誌連載ページを是非ご覧ください。

ということで、自分でもよくできたと思っているこのPORPETTAのデザートブーツ、2色買いしました。

今シーズンはカジュアルだけでなく、ジャケットコーディネートにもあわせて履こうと思っています。

ツイードやコーデュロイのスーツとあわせてもいいですね。

防水スプレーをかければ雨の日でも気にせず履けるのもいところ。

私の今シーズンおススメのシューズです。

完売のサイズも出てきていますが、ご興味のある方は是非最寄りの店舗でご試着してみてください。

ちなみに、BEAMSのプレスの間瀬はCLARKSのNATALIE

最近 鴨志田さんがよくスーツにあわせて履いているのと同じです。

やっぱり間瀬はUAっぽいです(笑)。

 

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