ELEMENTS OF STYLE | 中村達也ブログ
ダッフルコート
"MR_BEAMS"とは、ファッションをきちんと理解しながらも、
自分の価値観で服を選べる
"スタイルをもった人"のこと。
と同時に、決して独りよがりではなく、
周りのみんなからも「ステキですね」と思われる、
そのスタイルに"ポジティブなマインドがこもった人"のこと。
今回立ち上げたオウンドメディア#MR_BEAMSには、
私たちビームスが考える理想の大人の男性像と、
そんな理想の彼が着ているであろうステキな服、
そしてMR_BEAMSになるために必要な
洋服にまつわるポジティブな情報がギュッと詰め込まれています。
本メディアを通じて、服の魅力に触れていただいた皆様に、
ステキで明るい未来が訪れますように……。
ELEMENTS OF STYLE | 中村達也ブログ
先週やっと2021春夏の中村ノートが完成しました。
今回はこのご時世なので紙ではなくオンラインで配信となりました。
コロナ禍でヨーロッパの出張が全てキャンセルになり、日本の展示会しか見られんかったので、モノやヒトを見て小さな変化を感じとる事が難しく、いつもより時間と労力を費やしやっと完成しました。
最終的に33項目のカテゴリーでいつもと同じくらいのボリュームになり、我ながらよくここまでできたなと思っています。
その内容を少しだけお見せします。
今回は人の画像が無いので、日本の展示会で撮った画像とBEAMSがオーダーしているものを含めアイテムの画像を中心に構成しました。
今回の編集で一番大変だったのが画像のピックアップ。
プレスの間瀬が私に何度もダメだしされながら、今の状況でできる限界ギリギリまで頑張って編集をしてくれました。
メディア関係の皆様、今回はデザインも含めて間瀬が全て編集をしました。
間瀬に会ったら褒めてやってください。
褒めて伸びるタイプの男です。
私は毎日ダメだししていますが…(笑)。
という事で中村ノートも無事完成し、メディアの方々にも配信し、先週は主要なメディアの方々にもオンラインで解説させていただきました。
年末のお忙しい中、お時間頂きありがとうございました。
2021春夏もよろしくお願いいたします。
私の大仕事もひとつ終わったので、今回は2021春夏のおすすめアイテムを皆さんに少しご紹介したいと思います。
EMMETIのスエードシャツジャケット(品番 2418-0366)
ジャケットとシャツをミックスしたようなこのジャケットは、実は6〜7年くらい前に展開していた当時の人気モデルで、そのモデルをベースにアップデートさせ復活させました。
当時のモデルはかなりタイトに作られていたので、今着るとリラックス感が全く感じられません。
かと言って、いまどきのビッグシルエットではオトナは着れないので、細すぎず緩すぎない絶妙なフィッティングでリメイクしました。
当時のモデルはメッシュの裏地が付いていましたが、今回はなるべく軽く柔らかくしたかったので、裏地なしの一枚仕立てにしました。
Tシャツやニットの上に軽く羽織って着ていただきたいシャツジャケットです。
当時私が気に入ってよく着ていたモデルのアップデート版なので、私も買い替えをしようと思っています。
GUYROVER ミリタリー シャツ(品番 2411-1945)
ミリタリーシャツと言ってもシャツではありません。
いわゆるオーバーシャツと言われる、ジャケットのように羽織るシャツジャケットです。
次の春夏はこのようなミリタリー シャツの流れが来ていますが、本物近いラギッドなものからアレンジを加えソフィスケートされたものまで様々なタイプのものがあります。
このギローバーのシャツジャケットは後者のようなテイストで、フィッティングもディティールもリアルなミリタリーが苦手という人におすすめしたいミリタリー シャツです。
これもEMMETIと同様に細すぎず緩すぎないフィッティングで別注しました。
ポケットのディティールが左右で違うのもポイント。
こんなちょっとした変化球もイタリアブランドならではの遊びごころです。
自分はリアルでラギッドなミリタリー が似合わないので、このようなミリタリー テイストをうまく取り入れたものの方がコーディネートに取り入れやすいです。
シャツ並みの値段でジャケットがわりに着られ、シーズンも長く着られそうなので2色買いしようと思っています。
リアルなミリタリーは苦手だがミリタリーテイストは取り入れたいという方におすすめしたいミリタリー シャツです。
HEVO マドラスチェック バルカラー(品番 2419-0277)
展示会でひと目で気に入ってオーダーしたバルカラーコートです。
マドラスチェックと言ってもリアルなマドラスではなくマドラス風の生地。
このコートはニットの上に軽く羽織ってホワイトジーンズやテーパードしたパンツを合わせ、足元はビットローファーやホワイトバックスという、80年代のフレンチっぽいコーディネートがイメージです。
ジャケットの上に羽織るのであればジャケットはブレザーがいいですね。
60年代のアイビーの雰囲気もあるので、アイビーもフレンチも通った自分にとってはかなり刺さるコートです。
これは個人的にもかなり欲しいコートです。
AUBERGE ピケ ファイブポケット(品番 2421-0189)
我々世代にはたまらない、いわゆるリーバイスのホワイトジーンズのテイストを再現したモデルです。
今でもホワイトジーンズは世の中にいくらでも存在しますが、我々世代にとってホワイトジーンズのイメージはこのオフホワイトなんです。
BEAMSに入社した当時リーバイスの505のカツラギや519のピケのオフホワイトがスタッフのマストアイテムでした。
自分もジャケットに合わせてリーバイスの505のオフホワイトのカツラギをはいていたので、これを見た時にはかなり刺さりました。
90年代に入り日本のビンテージレプリカのジーンズが流行すると、オフホワイトのジーンズが市場から消え、その後流行ったイタリアを中心とするヨーロッパのデニムブランドには無かった色なので、まさに自分が欲しいと思ったタイミングで現れたホワイトジーンズなんです。
真白なホワイトに比べてジャケットとコーディネートしやすいのもポイント。
カジュアルにもドレスにも合わせられるホワイトジーンズです。
先日入荷しましたので、ご興味のある方は最寄の店舗にお問い合わせください。
自分も早速今週購入します。
今回はこの4つのアイテムを私のおすすめとしてご紹介しました。
ドレスアイテムも含め、まだまだおすすめしたいアイテムがありますので、これから少しずつご紹介していきます。
いろいろな流れがありますが、誰よりも早く人と違う格好をしたいという事でなければ、今持っているアイテムにプラスしてちょっとだけ新しく見えるアイテムを選ぶことをおすすめします。
流れは緩やかに取り入ればよいものです。
今回はそんなアイテムをご紹介しました。
来シーズンもこのブログではそんなアイテムや着こなしを紹介していこうと思っています。
トレンドは気にしない、関係ないという人もいますが、トレンドを取り入れるか否かは別として、知らないよりは知っておいた方が良いと言うのが私の持論。
私自身トレンドをいち早く取り入れるタイプではないですが、流れを知る事によって「そんなの着れない」とか「なんか古臭く感じる」という人の気持ちもわかるのです。
なので、自分はトレンドの取り入れ方のさじ加減が大事だと常に考えています。
トレンド振り回されない為には、まさにそのさじ加減が重要だと思っています。
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