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ビームスが思う理想の男性像

"MR_BEAMS"とは、ファッションをきちんと理解しながらも、
自分の価値観で服を選べる
"スタイルをもった人"のこと。
と同時に、決して独りよがりではなく、
周りのみんなからも「ステキですね」と思われる、
そのスタイルに"ポジティブなマインドがこもった人"のこと。

今回立ち上げたオウンドメディア#MR_BEAMSには、
私たちビームスが考える理想の大人の男性像と、
そんな理想の彼が着ているであろうステキな服、
そしてMR_BEAMSになるために必要な
洋服にまつわるポジティブな情報がギュッと詰め込まれています。

本メディアを通じて、服の魅力に触れていただいた皆様に、
ステキで明るい未来が訪れますように……。

Vol.1 SUIT&SHIRT&TIE | いまスーツスタイルは 明るく軽やかにベーシック回帰

NAKAMURA’S NOTEBOOK

Vol.1 SUIT&SHIRT&TIE | いまスーツスタイルは 明るく軽やかにベーシック回帰

ここ数年、スーツは英国的なムードを漂わせる柄ものが打ち出しの主流でした。しかし今季は久々に、よりベーシックな無地が復権。なかでも、春夏らしい“ちょっと明るめ”な色みに注目が集まっています。

スーツの明るい未来はライトグレーに託された

今季のスーツで最も注目したいトピックが「ライトグレーの無地スーツ」。といっても、これ自体は非常にベーシックなアイテムゆえ、“再注目”といったほうが正しいでしょう。その背景には、去年まで続いてきた英国柄の流れがあります。グレンプレイドや千鳥格子といった柄は、遠目には明るいグレートーンに映ります。そこから派生して、よりシンプルなライトグレー無地が再び新鮮、というわけです。往年のスーツ好きにとっては懐かしく感じるアイテムですが、ディテールもシルエットも“今”にアップデートしています。是非店頭で、昔との差を体感してみてください。

このシンプルなたたずまいが、再び新鮮!

「ヴィターレ バルべリス カノニコ」の生地を採用したスーツ。柄もの傾向がしばらく続いてきた今、このミニマルさが再び新鮮です。ゴージラインを低めに改良したラペルなど、アップデートされたディテールにも注目。

ネイビーも今季は、「明るめの無地」に再注目

ライトグレースーツの復権にともなって、ネイビースーツにも同様の傾向が波及。こちらも無地もので、やや明るいトーンのものが新鮮です。シックで格式高い印象を強調するダークネイビーに比べ、ライトネイビーは上品ななかにも軽快さが漂うのがポイント。春夏のビジネスシーンでも、いっそう爽やかな清潔感を印象づけられます。この潮流にともなって、モヘア混やシルク混といった光沢の美しいファブリックが増加傾向。明るめネイビースーツをより軽やかに、エレガントに見せてくれます。ベーシックスーツのバリエーションとして揃えておくと、何かと重宝するはずです。

上品ななかに軽快感が漂うのが魅力

シックに引き締めるならダークネイビーもいいですが、春夏らしく爽やかに装いたいなら明るめのトーンがおすすめ。こちらは肩パッドを省いたコンフォート仕立てで、着心地も非常に軽やかです。

意外に取り入れやすいカラーシャツでVゾーンを刷新

昨年はカジュアルシャツの分野で、きれいな色味のものが人気を博しました。その流れを受けて、今年はドレスシャツにもカラーを取り入れたものが増えています。見慣れないものに感じるかもしれませんが、決して突飛なトレンドアイテムではありません。実は英・米・仏などさまざまな国のテイストが入り混じっていった1980年代には、淡いグリーンやクリームイエロー、パープルといったシャツが定番でした。1990年代後半からのイタリアンクラシックブーム以降は鳴りを潜めていましたが、ここにきて再び注目。ベーシックなスーツも、カラーシャツを取り入れるだけで一新できます。

‘80年代の定番・グリーンシャツが特に注目株!

落ち着いたブラウングレーのスーツを、ミントグリーンのシャツで華やかに。ヒネリの効いたクラシックスタイルを築けます。ご覧のとおり、実は着こなしは難しくありません。ブルーシャツの延長で取り入れられるのが魅力です。

クラシックなのに新鮮なプリント調のジャカードタイ

ヴィンテージ調の色柄が主流という点については、今季も同じ傾向が続いています。しかしこの春夏ならではの特徴として、これまでプリントで表現してきた柄を“ジャカード織り”に置き換えたものが多くなっています。と聞くと、非常に小さな変化のようですが、比べてみると印象はかなり違ってきます。プリントは軽快な印象に仕上がるのに対し、ジャカードタイは重厚感があり、ハリと光沢もプリントより強くなるのが特徴。これにより、Vゾーンがより引き締まった、クラシックな印象を醸し出すことができるのです。プリントは少し飽きたかなという方は、是非こちらをお試しください。

同じ柄でも、“織り柄”になると俄然新鮮に

ブラウンベースに菱形の柄がちりばめられたヴィンテージテイスト薫るネクタイ。これまでプリントで表現されてきたものをジャカード織りにすることで、端正な印象をもたらしてくれます。

Photo / Osami Watanabe[Sammy Studio]
Styling / Akihiro Shikata
Hair / Shotaro[Sense of Humour]
Text / Hiromitsu Kosone
Creative Direction / Shinji Mochida

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