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About Us

ビームスが思う理想の男性像

"MR_BEAMS"とは、ファッションをきちんと理解しながらも、
自分の価値観で服を選べる
"スタイルをもった人"のこと。
と同時に、決して独りよがりではなく、
周りのみんなからも「ステキですね」と思われる、
そのスタイルに"ポジティブなマインドがこもった人"のこと。

今回立ち上げたオウンドメディア#MR_BEAMSには、
私たちビームスが考える理想の大人の男性像と、
そんな理想の彼が着ているであろうステキな服、
そしてMR_BEAMSになるために必要な
洋服にまつわるポジティブな情報がギュッと詰め込まれています。

本メディアを通じて、服の魅力に触れていただいた皆様に、
ステキで明るい未来が訪れますように……。

それぞれの〈ダルクオーレ〉スタイル

それぞれの〈ダルクオーレ〉スタイル

“何ものにも代え難い洋服がある。”
ビームスきっての無類の服好きたちがこぞって身を纏うサルトリア、それが〈ダルクオーレ〉。
今回はその仕立てに魅せられたスタッフたちをそれぞれのスタイルと共にご紹介。独自の拘りとブランドへの愛が表れた装いに注目です。

ビームス ハウス 丸の内 三國屋 厚

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「“これがウチのクラシックスタイル”。〈ダルクオーレ〉の生みの親、ルイジ氏にそう言われ誂えたこのジャケット。2018年のオーダー会だったと思いますが、その言葉だけははっきりと覚えています。マニカカミーチャと呼ばれるナポリ定番の袖付けではなく、ジーロアペルトという肩幅を広く取ってやや落ちるような見え方の袖付けに、着丈長めでゴージ、ウエストシェイプ、ボタン位置が全て低めに設定されたシルエット。年季の入ったようなデザインながら袖を通した際のなんとも言えないエレガントさは〈ダルクオーレ〉そのものです。生地は確か〈フォックス ブラザーズ〉のジャケットバンチから選んだダークグリーンダイアゴナル。ずっしりとしていながらも柔らかな質感で、品良く見せてくれます。今日のコーディネートはいつも通りで、シンプルに色を合わせながら素材もさりげなく繋げました。このジャケットを誂えた以降もオーダーしていますが、生地やディテールは違えど、全てこの“クラシックスタイル”を踏襲しており、それが私のスタイルです。」

ビームス ハウス 丸の内 間瀬 裕介

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「私が初めて〈ダルクオーレ〉に出会ったのが入社して間も無くの頃です。店頭に並んでいた既製品に袖を通させてもらい、その何とも言い表し難い雰囲気と格好良さに惹かれ、以降毎シーズン目が離せないブランドになりました。伝統的なナポリのスタイルを最高の着心地で愉しめる。仕立てには様々な魅力がありますが、このシンプルで最大限の表現こそ〈ダルクオーレ〉にふさわしいと思っています。既に何着かオーダーで誂えており、その中で貫いてきた拘りとしては“飾らないこと”。美しく重厚感ある仕立てを活かすべく、過度な主張になり得るディテールは極力リクエストしないようにしています。生地に関しても同様で、ファッショナブルなパターンではなく、クラシックでオーセンティックなものを選ぶことが多いですね。この日着用している仕上がったばかりのスーツもそうで、オフホワイトのコットンスーツをシンプルにオーダーしました。どちらかと言うと洋服屋寄りな生地ですが、ベースはクラシックで私のスタイルにも素直に馴染んでくれます。ニットタイとスリッポンという定番の軽快な合わせながら、どことなく重みを感じるのは〈ダルクオーレ〉という存在感ならではですね。」

ビームス ハウス 梅田 高見 京三

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「後ろに逃げるエレガントなフロントラインに立体的な胸のドレープ、美しいバルカポケット、温もりを感じる独特なハンドワークなど、枚挙にいとまがない〈ダルクオーレ〉の魅力。中でも一番の秀逸がアームホールの作りです。食事の際や、吊り革を持つシーンにおいてもほとんどストレスを感じることがなく、その動きやすさはまるで機能的なアウトドアウェアを着ているかのようだと言っても過言ではないと思います。ナポリ仕立てのスーツは英国のビスポーク同様、一過性のファッションではなく揺るがないスタイルですので、永く愉しむことができると言う点においても魅力ですね。このスーツはヴィンテージ感のあるオルタネートストライプで誂えた一着で、〈ダルクオーレ〉の仕立ての雰囲気を損なわず、ほんのり英国ムードを足したような地味派手さがお気に入り。折角のナポリスタイルを引き立てるよう、シャツとタイもナポリ仕立てのものをチョイスし、ある意味ラフな柔らかさというものをイメージしました。」

ビームス ハウス 神戸 松原 充

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「“身体と洋服が一体になっている”。そんな感覚を味わわせてくれる極上の着心地が〈ダルクオーレ〉の魅力であると感じます。よく仕立ての良いジャケットやスーツは長時間着用しても疲れないと言いますが、〈ダルクオーレ〉はまさにそれ。今まで様々なサルトを経験してきた中でも随一です。腕を動かしても吸い付いてくる、重たい英国生地でもどこか軽く感じさせてくれる。そんな唯一無二な着心地を叶えてくれます。また、流行り廃りのないクラシックなスタイルも魅力的に映りますね。いくつ歳を重ねても変わらず纏えるものは、私にとってかけがえのない存在です。このチョークストライプのスーツは既製品で購入したものですが、作り手の温もりを感じる仕上がりはオーダー品さながら。〈フォックス ブラザーズ〉のヘビーフランネルのずっしりとした質感に合わせ、Vゾーンもブリティッシュなムードで構成してみました。その中でもナポリの仕立てを拾うように色艶あるカラーリングやシューズの表情でバランスを取っているところが私なりのポイントです。」

ビームスF/インターナショナルギャラリー ビームス 阿由葉 銀河

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「入社一年目の秋にビームス ハウス 丸の内にて開催されていたオーダー会で誂えたこのジャケット。まだ経験の浅かった私は、当初作るつもりなど全くありませんでしたが、オーダーサロン内に漂う独特の雰囲気と初めて目にしたスミズーラの光景、先輩たちの魅力的な言葉の数々に背中を押され、分からないなりにとりあえず着てみようと飛び込んだのを覚えています。遺憾ながらこれがルイジ氏に誂えてもらった最初で最後の一着となってしまいましたが、あの時の経験と高揚感は忘れられない大切な思い出です。抜群の着心地、男らしくこなれた表情など、多くある〈ダルクオーレ〉の魅力の中でも、私が特に感じているのが“フレキシブルさとシリアスすぎない空気感”というところ。スタイルの押し付けなどは毛頭なく、かつ拘りの強いリクエストやオーダーにも柔軟に対応してくれる懐の深さ。クラシックとファッションを上手く融合させてくれる唯一無二なサルトリアだと思っています。三紗混のモノトーンチェックで仕立てたこのジャケットは、当時新鮮に映った4つボタンのダブルにほんのりドロップするショルダーがポイント。少しリラックスムードのするジャケットを様々な国の要素を交ぜ込んだ、自分なりのフレンチスタイルで表現しました。ブランドのアイコン的な胸のハートボタンは“心から”という意味が込められたルイジ氏のユーモアで、こういった温もりある遊び心も惹かれるポイントですね。」

ビームス 銀座 石原 健史

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「大学生の頃からセレクトショップでオーダーのスーツやシャツを仕立てる等オーダー好きだった私にとって、ナポリのサルトリアでオーダーする事は一つの憧れでした。そんな中アルバイトとして勤務していたビームス ハウス 丸の内で開催されていたのが〈ダルクオーレ〉のオーダー会。当時も数名の先輩スタッフ達が〈ダルクオーレ〉で仕立てたスーツを着用しており、その格好良さに居ても立っても居られずオーダーしたのがきっかけでした。以来10数年に亘って、スーツやジャケットを仕立ててきましたが、〈ダルクオーレ〉で最も感銘を受けるのはそのスタイル提案の懐の深さですね。こちらが望むスタイルに対して、常に前向きに対応してくれる姿勢や、時代の流れに沿ってゴージ位置やゆとりの付け方を変化させるなど、決して古びず鮮度を保てている点は素晴らしいと思います。また、細部までハンドで仕立てられている事にも由来する独特の荒々しさや、ダイナミックな雰囲気も魅力です。そして何より、着用している人たちを見ていると皆さん格好良いんですよね。生地は野暮な物から艶っぽい物まで十人十色ですし、スタイルも様々ですが、言葉では表現しきれない雰囲気が漂っていて、兎に角格好良い。ぜひ一度体感して頂きたい世界ですね。こちらは5年ほど前に仕立てた、重厚なアイリッシュリネンのダブルブレステッドスーツ。仕立て映えするよう、とにかくウェイトがあり、その中でも個人的に好んでいるグリーンの色をキーワードに探して見つけた生地を載せました。仮縫いの際にゴージ位置を下げたり、フロントボタンを下掛けにしたりと、ルイジさんと相談しながら作り上げていったのも良い思い出です。今日はシャツやネクタイにもグリーンを差し込んで、私の好みを素直に出したコーディネートで纏めてみました。」

ビームス ハウス 丸の内 井口壱晟

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「様々なコーディネート、スタイルに溶け込み、そして引き立ててくれる。そんな懐の深さが〈ダルクオーレ〉の魅力だと思います。私は、ナポリの仕立てだからナポリらしくといったところはあまり重要視しておらず、好きなものを好きなように組み合わせて表現することを独自のスタイルとしていますが、〈ダルクオーレ〉の仕立てにはそれすらも受け入れてくれるような包容力を感じます。たとえセオリーから外れていても、その人のスタイルとして魅せてくれるので、洋服屋としてはたまらないサルトリアです。もちろん、着心地の良さも言わずもがなで、よく“着れば分かる”という言葉を耳にしますが、まさにそれを体現しているように思えます。このジャケットはオーダー会で一着お願いした後、既製品にも目がいってしまい、その流れで購入したもの。メランジ調のブラウンが私の愛するアメリカンテイストに上手く馴染んでくれ、かつ一つ格を上げてくれるような雰囲気ある佇まいが素晴らしいジャケットです。気持ち的には勢いでしたが、今となってはワードローブに加えられて本当に良かったと思っています。アメリカ製のペイズリータイに〈オールデン〉など、コーディネートはいつも通りですね。(笑)これから着込んでいき、歳を重ねると共に増していく表情を愉しむことができるのも魅力だと思っています。」

ヴィジュアルマーチャンダイザー 梶 亮太

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「入社5年目ほどのタイミングでビームス ハウス 丸の内に異動になり、間も無くして開催されたオーダー会にて仕立てたこのジャケット。元々憧れはあったものの、まだ早いとオーダーには至らずに居ましたが、いざオーダー会を目の当たりにするとその圧倒的な雰囲気や生地のバリエーションに魅せられ、気がついたらオーダーサロンで作りたいイメージを伝えていました。(笑)〈ダルクオーレ〉の魅力はその着心地の良さは勿論ですが、時代性との距離の取り方やこちらのイメージを形にしてくれる柔軟性にあると思います。このジャケットもそうで、好きな映画の中で使われていたジャケットがどうしても気になり、フランスのハンティングメーカーのものをサンプルにオーダーした一着です。イメージに近い生地を見つけ、無理な要望と思いながらも相談してみると快く受け入れてくれました。スミズーラと聞くと少し敷居が高く感じますが、サルトとゆっくりコミュニケーションを取りながら作り上げていく時間は、かけがえのないひとときだと思います。そして仕上がってきた時の高揚感と着た際の感動。スミズーラというものは別格です。直球のカントリースタイルのように思える今日のコーデュロイパンツとのコーディネートですが、プリントシャツやウエスタンブーツで捻りを加えてファッションとしてのリアリティを足してみました。」

ビームス ハウス 梅田 梶谷健太

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「着心地や作りなどは言うまでもなく、その見た目の格好良さというものが〈ダルクオーレ〉の最大の魅力であると思っています。様々な仕立てのジャケットに袖を通してきましたが、着用した際のオーラは群を抜いています。こういった、いわば物の持つ“空気感”というものは意図して作り上げられるものではなく、歴史や技術、そしてセンスの上で磨かれ完成されるものであり、〈ダルクオーレ〉にはその空気感をひしひしと感じます。ナポリのサルトリアらしく正統派に着こなすことも好きですが、個人的にはよりファッションとして様々なスタイルでコーディネートすることが多いですね。そういった際にもすんなりと馴染んでくれる器の大きさも魅力の一つと言えるでしょうか。このジャケットは数年前に購入した既製品で、英国のヴィンテージ生地特有の着込んでいくほどに味わいの増す風合いが気に入っています。ペーンの色をシンプルに拾いながらカラーグラデーションを構成し、カントリーなムードを色遣いでクリーンなスタイルに表現しました。また、前回のオーダー会にてスミズーラを一着お願いしており、仕上がりが非常に楽しみです。自らの理想やイメージを〈ダルクオーレ〉で形に出来るのは最高の贅沢であり、私の今後の洋服人生においても重要なポイントだと思っています。」

ビームスF 新宿 伊藤昌輝

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「もう10数年前になるでしょうか。このスーツは映画の中の登場人物で、とある政治家が着用していたスーツがどうしても頭から離れず、オーダー会にてルイジさんにお願いして作っていただいたものです。ウェイト500gほどの英国生地を用いて、ディテールまでとことんブリティッシュに仕上げました。当時はイタリアンクラシコが全盛期ということもあり、お店に並んでいるのはイタリアンテイストのものばかりでしたので、時代を逆行しているようなオーダーでしたが、それを快く受け入れ、そして〈ダルクオーレ〉らしく仕立ててくださいました。この、懐の深さと温かなものづくりというところが〈ダルクオーレ〉の最大の魅力であると私は感じます。凝り固まったスタイルではなく、こちらの好きなもの、気分なものを最高の仕立てで形にしてくれる。私にとっては特別なサルトリアですね。もういくつもオーダーして作ってきましたが、私なりのスミズーラの拘りとして、基本的に袖口は開きみせ仕様でお願いしています。永く付き合っていくものですので、その時々で直していくのが前提である為です。このスーツもそうで、誂えてから何度も何度も直しを重ね、着続けています。着込んだ際の表情も良いですし、その方が愛着も湧きますから。今日のコーディネートは捻りなどを加えていない、素直なブリティッシュスタイルです。チャコールのタイにブラックのシューズ。シックな色遣いで端正にエレガンスというものを表現してみました。一見堅い合わせですが、どこか柔らかく、そして温かく見せられているのは、きっと〈ダルクオーレ〉の持つ空気感のおかげですね。」

〈Sartoria Dalcuore〉SU MISURA

クラシックのなかにも時代性を反映したスタイリッシュなスーツ作りで注目を集めるイタリア・ナポリの〈Sartoria Dalcuore(サルトリア ダルクオーレ)〉。今回、クリスティーナ・ダルクオーレ氏を招いたオーダー会を開催します。
卓越したハンドワークの技術が生み出す極上の着心地、そして優れた感性から生み出される芸術品とも言える一着は、イタリアのみならず世界中のウェルドレッサーを魅了しています。 エレガンスの真髄を教えてくれる〈Sartoria Dalcuore〉の世界感を是非、この機会にご堪能下さい。

開催日  2023年3月10日(金)・11日(土)/ 3月12日(日)
開催店舗  ビームス ハウス 丸の内 / ビームス ハウス 梅田

Suits 価格
¥639,100円(税込)〜
Jacket 価格
¥519,200円(税込)〜

仮縫い日
2023年9月予定(状況によっては遅れる場合がございます。)
納期
2024年1月予定(状況によっては遅れる場合がございます。)

Photo & Writing / Kengo Motoshige
Photo / Keita Katsui

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