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About Us

ビームスが思う理想の男性像

"MR_BEAMS"とは、ファッションをきちんと理解しながらも、
自分の価値観で服を選べる
"スタイルをもった人"のこと。
と同時に、決して独りよがりではなく、
周りのみんなからも「ステキですね」と思われる、
そのスタイルに"ポジティブなマインドがこもった人"のこと。

今回立ち上げたオウンドメディア#MR_BEAMSには、
私たちビームスが考える理想の大人の男性像と、
そんな理想の彼が着ているであろうステキな服、
そしてMR_BEAMSになるために必要な
洋服にまつわるポジティブな情報がギュッと詰め込まれています。

本メディアを通じて、服の魅力に触れていただいた皆様に、
ステキで明るい未来が訪れますように……。

私とドレスクロージング

私とドレスクロージング

柔軟性、吸収力、自由で新鮮な発想。

成熟したクラシックスタイルはもちろん格好良いけれど、若いからこそ愉しめる装いもある。今回はビームスらしい、強いこだわりを持った若手スタッフたちにフィーチャー。それぞれの色がある着こなしとそのルーツに注目です。

ビームス 立川 下田泰己
age 25

「入社をきっかけにドレスクロージングの世界に足を踏み入れたのが、私の今のスタイルの始まりです。元々志望ではなかったのですが、縁あって携わるようになり、見事にどっぷりとハマってしまいました。国や年代、様々なテイストをほんの僅かなディテールの違いや合わせで自分なりに表現ができるところは、ドレスクロージングならではの面白さだと思っています。コーディネートという知恵の輪を毎日楽しんでいるような感覚ですね。複雑にするのもシンプルにするのも自分次第。その時の気分や感覚で装いを組み立て、紐解いていくのが好きなんです」
「試行錯誤と挑戦。遊び心のある色や柄を用い、コーディネートを組み立てていくのが私のスタイルです。本来合わせないようなもの同士の組み合わせもしばしば取り入れ、その可能性に日々挑戦し続けています。今日のスーツスタイルもそうで、重厚感あるネイビースーツに対し、チェックシャツにチェックタイを重ねたVゾーンでポップかつブリティッシュなムードを意識しました。〈カスラム テーラー ビームス〉で仕立てたスーツはモヘア混のハリのある一着。その質感に合わせ、タイもずっしりとしたシルクのものを持ってきています。ただ、重たくなりすぎるのはキャラではないので、柔らかなラウンドの眼鏡とカラーパレットのようなチーフ、スカルのブレイシーズで遊び心と軽快感を意識しました。そして最後に忘れてはいけないのが笑顔。装う洋服たちを明るく、楽しく見せる最大のアクセントだと思っています」
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  • Suit Custom Tailor BEAMS
  • Shirt International Gallery BEAMS
  • Tie FRANCO BASSI
  • Shoes Enzo Bonafe
  • Chief Spacca Neapolis
  • Braces ALBERT THURSTON
  • Glasses Lunor

ビームス 銀座 真壁俊太郎
age 27

「ファッションを志し、ビームスに入社して出会ったのがドレスクロージング。それまでほとんど興味のなかった洋服たちでしたので、初めの頃は自分の中でギャップがありました。しかし、ドレスで扱うものの背景やルーツを辿り、学んでいくうちにどんどんとクラシックの世界に引き込まれ、今ではその虜になっています。伝統や文化、礼節を重んじながらも、その時代感に沿った着こなしを愉しめるところがドレスクロージングの面白さ。そして、歳を重ねるとともに格好良さが増し、個人としてのスタイルが確立していくという点においても非常に魅力的ですね」
「装いだけに限らず、”基礎を大切に”ということは常に意識しています。基礎なくして応用はできません。まずはきっちりと土台を築き、そこに時代感とパーソナルな部分をアジャストしながらじっくりと自身のスタイルを確立していく。これが私の理想系、目指すスタイルです。故に日頃からスーツを着用することが多く、今日もスーツスタイル。〈ドーメル〉の”スーパーブリオ”を用いた、ハリのあるクラシックなストライプスーツを軸に、タブカラーシャツとペイズリータイでオーセンティックに合わせました。そんな中でもシャツで淡いラベンダーカラー、足もとにドレススリッポンを据えることで、今の気分に沿った柔らかく軽快なコーディネートに仕上げています」
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  • Suit Brilla per il gusto
  • Shirt BARBA
  • Tie Francesco Marino
  • Shoes George Cleverley
  • Chief MUNGAI
  • Belt Felisi

ビームスF 新宿 虫島佑起
age 23

「幼い頃から親の趣味でブレザーやシャツなど、トラディショナルなアイテムを着させてもらえる環境でした。当時は若さもあってか自分には少し堅苦しく感じ、嫌々着ていた思い出があります。と同時に、これまた親の影響で昔の映画やドラマを観るようになり、80年、90年代の所謂トレンディドラマにどハマり。登場人物のアイビー、プレッピーなスタイルがとても格好良く、魅力的に映ったんです。当時は日本で非常に流行したスタイルだったと思いますが、経験していない私にとっては新鮮そのもの。高校生になり、アルバイトができるようになってからは、すぐにアメリカントラディショナルなアイテムを扱うショップに通いつめ、実際に働きました。日々、重衣料に触れながら少ない手持ちのお金でドレスのアイテムを漁っていましたね。その頃から今のスタイルが形成されていったと思います」
「日々のコーディネートにテーマを必ず設けることが私のこだわりであり、信条です。例えば、『アイビーリーグの学生』や『ヨットマンの休日』、『寝坊したアメリカのプレップスクールの学生』など、どのようなイメージで、どういう雰囲気で装うのか。これを表現することが洋服の醍醐味であり、クラシックを重んじるドレススタイルならではの愉しみ方だと思っています。そんな今日は『80年代のシティボーイ』がテーマの一日。ネイビーブレザーに太めのチノパンを合わせ、ラガーシャツをレイヤードしたタイドアップで纏めました。足もとはもちろんコインローファー。このブレザーはビームスに入社して初めて購入したもので、釦が一つ取れてしまった部分にヴィンテージの釦を付けた一着。一つだけ違う不揃いな感じもリアルで自然体なスタイルだと思い、個人的に気に入っています。まるで映画やドラマのワンシーンから出てきたような、キザでいかにもなコーディネートですが、それが好き。私のスタイルです」
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  • Jacket BEAMS F
  • Shirt Drake's
  • Tie BEAMS F
  • Rugby shirt POLO RALPH LAUREN
  • Pants POLO RALPH LAUREN
  • Shoes J.M. WESTON
  • Belt POLO RALPH LAUREN

ビームスF 細田瑞貴
age 26

「私がドレスクロージングについて初めに興味を持ったのが政治経済学を専攻していた学生の頃。授業のついでにたまたま観た『ウォール街』(1987)という映画作品に登場する男性たちの装いに心奪われ、その年代の作品を深掘りするようになり、どんどんメンズスタイルに夢中になっていきました。”クラシックな世界をもっと知りたい!”そんな想いを胸に、駆け込んだのが原宿のビームスF。右も左もわからない私に洋服だけでなく、洋書まで交えてじっくりと会話をしていただいた思い出は今でも鮮明に覚えています。その頃からドレスクロージング一辺倒。これから洋服と共に歳を重ねていくのがとても楽しみです」
「183cm、76kg。この数字が私のこだわり。これは男の憧れとも言うべき存在である、『007』シリーズの原作小説に登場するジェームズ・ボンドのスタイルと全く同じなんです。私も大好きな作品ですので密かに誇りに思っており、入社してからこれまでずっとこのサイズをキープしてきました。多少の増減も気になってしまうので、トレーニングなど管理が欠かせません。洋服を永く、大切に着用する上でも重要なことだと思っています。今日のスーツは〈カスタム テーラー ビームス〉にて自分の身体に合うようこだわった一着。ダブルブレストのウェストコートを付け、スリーピースにしたく同じ生地を用いて別で仕立てました。生地は〈ウィリアム ハルステッド〉のウールモヘア。ぎっしりと詰まったハリが英国的なムードを引き立ててくれます。その雰囲気に素直に倣い、ホワイトカラーシャツとジグザグのジャカードタイで背筋が伸びるようなクラシックなVゾーンを構築しています。ただ、それに対し、バッグや傘は敢えてスポーティなテイストのものを。抜け感という意味合いもありますが、先人たちのスタイルを参考にしている部分が大きいですね。この日は生憎の雨でしたが、好きな傘をコーディネートに取り入れられると思うとスーツをより愉しめます。様々なスタイルが行き交う原宿という場所においてのクラシックなスーツスタイル、というミックス感もまた面白いですよね」
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  • Suit(Jacket & Trousers) Custom Tailor BEAMS
  • Waistcoat RING JACKET
  • Shirt RALPH LAUREN
  • Tie Seaward & Stearn
  • Chief Brilla per il gusto
  • Shoes EDWARD GREEN
  • Bag Rutherfords
  • Watch ELGIN
  • Umbrella PEERLESS

ビームス ハウス 丸の内 知念俊太郎
age 28

「スーツやジャケットを着ている人たちってなんか格好良いな。そう漠然と、学生の頃に感じたのが私のドレスクロージングへの想いの始まりです。高校生から教師を目指していたのですが、その気持ちがどうしても抑えられず、アルバイトとしてこの世界に飛び込みました。様々な洋服に触れ経験する中で、やっぱり心惹かれるのはクラシックなアイテムばかり。そうしてどんどん想いが強くなり、気がついたら今のスタイルが出来上がっていました。(笑)まさか生涯の仕事に選ぶなんて当初は思ってもいませんでしたが、後悔などは自信を持って、”ない”と言えます。それぐらい、今ドレスクロージングが楽しいんです」
「画一的な嗜好を持たず、様々なスタイルを取り入れること。これが私のこだわりです。地域性、時代感など、スタイルを構成する上で多くの要素が混在している中、限定した視野で物事を捉えてしまうことに私は勿体無さを感じます。折角ならたくさんの洋服、スタイルを愉しみたいですから。最近はベーシックだけどどこか余裕があってこなれている、そんなコーディネートを意識しており、今日の装いもそうです。〈カスタム テーラー ビームス〉で仕立てたグレーのスーツをソリッドのタイでシンプルに。4プライの生地は、ずっしりとしたウェイトがありながらも柔らかなドレープが上品で、どこか中庸な表情が魅力的です。ジャケットのラペル幅を広げ、返り位置を低く、パンツの膝幅と裾幅はワンサイズアップ。シルエットも今の気分を反映させました。ゆったりではなく、余裕がある紳士的な感覚、そんなイメージです。明日はきっとまた違ったテイストの洋服を着ていると思います。でもそれが”知念っていうスタイル”、そう感じてもらえることが今の私の洋服屋としての喜びであり、理想の形です」
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  • Suit Custom Tailor BEAMS
  • Shirt GUY ROVER
  • Tie Atelier F&B
  • Chief MUNGAI
  • Shoes Enzo Bonafe

ビームスハウスメン横浜 髙橋建哉
age 23

「元々好きだった革靴がきっかけでドレスクロージングを知りました。自分が格好良いと思ったものを素直に、とりあえず取り入れてみる。そんな私にとって年齢など関係なく、クラシックな世界にどんどんと引き込まれていきました。それからすぐにセレクトショップの門を叩き、アルバイトとして学生時代は洋服に溢れた生活を。周りの先輩スタッフや、ちょうど近くにあったビームス ハウス メン 横浜のスタッフたちの装いに憧れを抱くとともに、ドレスクロージングへの想いが強くなり、ファッションの道を志しました」
「私は、フレキシブルでいることを日常から意識しています。直感や面白いと思ったことを大切にし、それらを積極的に自らのスタイルに取り入れてみる。時には上手くいかないことだってあるし、逆にズバリハマることもある。そんなトライアンドエラーを日々の装いで愉しむことが、私のスタイルです。今日は生地にこだわって仕立てたアースカラーのスーツを堅くなく気楽に捉え、着流すイメージ。花柄のアスコットタイやリブ付きのカットソー、ベージュピンクのダンスシューズ等、中性的なアイテムを組み合わせることで、スーツの持つ重厚感を敢えて柔らかく、軽快にコーディネートしました。アクセントとして付けたヴィンテージのブローチも、クラシックでいながらどことなく気楽で自由な、私らしい空気感が出せたかなと思います」
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  • Suit Custom Tailor BEAMS
  • Knit s.k. manor hill
  • Ascot tie used
  • Shoes Repetto
  • Brooch Vintage

ビームス ハウス 六本木 本寺拓海
age 27

「高校生の頃から漠然と洋服に興味を持ち始め、様々なテイストのファッションをしていました。ドレスクロージングに出会ったのは、20歳の成人式の時。少し背伸びをする気持ちで、スーツやジャケットを格好良く着こなしたいと思い、自分なりに調べてお店を回る中で高揚感を覚えました。クラシックで重厚感あるアイテムたちに圧倒されながらも、スタッフの方々との会話がとても楽しく、その空間がとても魅力的に映ったのです。それからドレスのアイテムたちを気にするようになりましたね。式にはネイビージャケットにグレースラックスというトラッドな装いで参加しました。その際購入したネクタイは今でも着用しており、当時とは全く違う合わせにも取り入れたりと、大切に扱っています。知識を蓄え、感性が磨かれ、そしてスタイルが完成していくことは勿論ですが、歳を重ねるにつれて着こなしに深みが増していくところはドレスクロージングならでは。服を着る愉しみがずっと続いていくって素敵なことですよね」
「言葉遣いや所作などもそうですが、装いというものには特に人間性が現れる様な気がしています。どういった感覚を持っていて、どういう趣味なのか。今の自分を表現する為の重要な要素だと思っています。なので、無理に着飾らず、等身大でいること。それが私のスタイルです。その中で、素材使いや色合わせ等、少し気の利いたお洒落ができていれば嬉しいです。今日は〈ビームス エフ〉のグレンチェックのスーツを自分なりに装いました。〈エルメネジルドゼニア〉の『ビエルモンテ』という、英国生地のような強いハリコシのある素材を用いた一着は、Vゾーンにパープルのストライプを入れて気品のあるクラシックなムードに。シルエットもほどよくゆとりを残し、今の感覚を反映させています」
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  • Suit BEAMS F
  • Shirt BARBA
  • Tie Seaward & Stearn
  • Chief Fratelli Luigi
  • Shoes George Cleverley

ビームスF 阿由葉銀河
age 26

「高校時代に出会った服好きの友人の影響で洋服が好きになりました。所謂ストリート系のファッションから入り、大学も服飾系に。当時、何気なく入った古着屋で〈ラルフローレン〉のコットンブレザーを見つけ、ふと気になって購入。そこから自然とシャツにタイ、パンツなどに目が行くようになり、見る見るうちにクラシックの世界に引き込まれていきました。ただ、今思うと、その前の高校時代からドレス気があったのかもしれません。通っていた高校の指定の制服がブルーのブレザーにオックスフォードのボタンダウンシャツ、ネイビー×レッドのレジメンタルタイ、グレーウールパンツ、コインローファーという、まさにトラッドなスタイルでした。当時は若さもあり、着崩してだらっとするのが多数。でも私はなぜか正統派に着るのが好きで、シャツのボタンをきちんと閉め、タイをキュッと締め上げるのが格好良いと思っていました。全く意識はしていませんでしたが、その頃から好きなスタイルが自然と出ていたのかもしれません」
「クラシックなものを如何にアップデートしながら今の気分に落とし込めるか。それが私のこだわりです。堅い表情のものはリラックスさせたいですし、カジュアルでも品良く居たいと常に思っています。また、どんなテイストの洋服も同じ目線で見ることを意識していて、デザイナーズやモード、時にはウィメンズだって、良いなと思ったものは全てスタイルに取り入れます。様々なものをクロスオーバーさせるのが楽しいし、常に自身が新鮮に思えるコーディネーションをしたいんです。今日のスーツは先輩に紹介していただいた〈サルトリア ヤマッチ〉の小山さんに仕立ててもらった一着で、オールハンドメイドのビスポーク。映画作品『007』の中でロジャー・ムーアが着用していたスーツをイメージソースにしました。英国で仕立てているのにフロントダーツが下まで抜けていたり、独特なラペルのカッティングであったりと、細かなディテールまで踏襲しています。中でも特にこだわったのが袖先です。少しフレアさせた、拝みのリンクボタンカフス仕様でお願いしました。これも作中のスタイルと同様で、カクテルカフスのシャツと合わせている姿が最高にクールなんです。70年代のヨーロピアンムード香るこのスーツを今日はパープル系のVゾーンで品良く纏め、足もとをスリッポンにすることで軽快なエレガンスというものを意識しています。サルトのハウススタイルからはズレてしまっているかも知れませんが、私の想いを快く受け止め形にしてくださった小山さんには感謝しかありません。これから、クラシックと私の理想を体現したこのスーツと共に歳を重ねていくのが楽しみ。そしてその時自分はどう着こなせているのか。そんな想像をするのも、ドレスクロージングならではの愉しみ方ではないでしょうか」
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  • Suit SARTORIA yamacci
  • Shirt BORRIELLO
  • Tie Atelier F&B
  • Chief SIMONNOT GODARD
  • Shoes CROCKETT&JONES
  • Glasses BJ CLASSIC

Photo & Writing / Kengo Motoshige

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