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About Us

ビームスが思う理想の男性像

"MR_BEAMS"とは、ファッションをきちんと理解しながらも、
自分の価値観で服を選べる
"スタイルをもった人"のこと。
と同時に、決して独りよがりではなく、
周りのみんなからも「ステキですね」と思われる、
そのスタイルに"ポジティブなマインドがこもった人"のこと。

今回立ち上げたオウンドメディア#MR_BEAMSには、
私たちビームスが考える理想の大人の男性像と、
そんな理想の彼が着ているであろうステキな服、
そしてMR_BEAMSになるために必要な
洋服にまつわるポジティブな情報がギュッと詰め込まれています。

本メディアを通じて、服の魅力に触れていただいた皆様に、
ステキで明るい未来が訪れますように……。

〈アルフォンソ シリカ〉で仕立てること

〈アルフォンソ シリカ〉で仕立てること

クラシックを愛する者にとって、自らの理想を形にしてくれるサルトの存在は特別。今回は数あるサルトの中で〈アルフォンソ シリカ〉を選ぶ洒落者たちにフィーチャー。その着こなしと拘りに注目です。

ナポリの伝統的なクラシックを体現する〈アルフォンソ シリカ〉。幼少期よりテーラードの世界に身を置き、仕立てをその身体に染み込ませてきたアルフォンソ・シリカ氏によるサルトリア。
長い年月をかけ培われてきた経験と技術に、繊細かつ大胆なセンスを交え生み出されるアイテムは、その風格、着心地ともに至高。数多のファッショニスタたちを魅了しています。
また、彼の真摯的な性格も特長の一つ。「全ての服は型紙と裁断で決まる」という信念のもと、ナポリのサルトでは珍しいCAD(Computer Aided Design)を導入。正確な型紙作成を行い、ブレのない丁寧なものづくりを徹底しています。

Director's Voice
〈BEAMS F〉ディレクター 西口修平

「手縫いならではの味のある表情に抜群の着心地。イタリアのサルトリアらしい趣がありながら、どこか都会的でクリーンな空気も感じられる。そんな絶妙なバランス感が〈アルフォンソ シリカ〉の魅力だと思っています。私はイタリアらしい柔らかく艶やかな味付けも好きですし、質実剛健、クラシックで力強いものづくりもたまりません。ただ、どこかが強すぎるとどうしてもそのテイストに偏ってしまいがち。その塩梅が同ブランドは素晴らしく、現代のメンズドレスシーンにおいても心地良くフィットしてくれます」
「同ブランドとのお付き合いは5、6年ほど前からです。ふとしたきっかけでオーダーさせてもらえることになり、このスーツはその時のファーストモデル。見辛いですが、内側のネームの横に”2019”と書いてあります。温もりある手縫いの表情とブランドの持つ空気感を活かすべく、〈フォックス ブラザーズ〉のヘヴィーウェイトフランネルを載せて仕立てていただきました。ただ、このスーツのベースが完成するのにも実は約1年半ほど時間を要しています。既製品も展開したいと考えていたので、ビームスのお客様に心地良く着て頂くために、仕立てに関して細かくお願いを通させていただきやっと完成した一着です。拘りの強いサルトが多い中、私たちの思いを受け入れてくださる懐の深さも、作り手としての魅力と言えるのではないでしょうか」
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「手縫いの質感から生まれるその唯一無二な佇まいは言うまでもなく最高なのですが、個人的に最も特長と感じている点は”ブレのなさ”。長年の経験で養われた感覚に加え、現代的なCADシステムを採用するなど、”良いものを作ろう”とするその拘りと追求心が圧倒的です。これまで何着かオーダーさせていただきましたが、どれもブレのない美しい仕上がり。シリカさんの持つ技術はもちろんのこと、ものづくりへの真摯な姿勢には一人の服好きとして敬服しています」
「今日着ているスーツも前回オーダーしたものです。〈スペンス ブライソン〉のリネンで仕立てたダブルブレスト。これまでのオーダーは全てハウススタイルで作っていたのですが、今回は個人的な気分を反映させてもらいディテールを変更しました」
「シングルステッチのラペルに、袖付けのいせ込みは控えめ。ナポリらしいディテールを敢えて削ぎ、ナチュラルに仕上げることで今の自分を映した一着に仕上げています。フィッティングはもちろんジャスト。背中の表情など抜群です。〈アルフォンソ シリカ〉は、サルトでは数少ないパンツまで一貫して作り込むスタイルを取っており、スーツとしての完成度も素晴らしい。この前身頃の狭いパンツもナポリの昔からのディテールを踏襲しており、後ろ身頃をたっぷりと確保することで、前から見た際のシルエットをより美しく見せられるというもの。もちろんベルトループも全て手縫い。ハンドメイドならではの味のある温もりが、細部まで感じられる極上の仕上がりです。伝統工芸品とも言うべき、同ブランドの仕立てを身に纏えることの幸せ。高価なものですが、それ以上に価値のある一着だと思います」
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Staff's Order
ビームス 六本木ヒルズ 内田洸亮

「このスーツは前回のオーダー会の際に仕立てたものです。入社して2年目だった私にとって、まだオーダーは早いと思っていましたが、シリカさんの真摯的かつ熱のこもった仕事ぶりに感銘を受け、その場の勢いでオーダーしました。選んだのは墨黒のようなブラックの生地。ウール100%ですが、ドレッシーな質感というより、ややがっしりとしたタッチでカジュアル感のある表情が特徴的です。ディテールはハウススタイルに倣いながらも、肩まわりのいせ込みを弱め、ほんのりナチュラルな見え方になるようお願いしています。リラックスしたムードでも着用したかったので、スポーティなパッチポケットの仕様に。当時の私にとってはかなり思い切った一着でしたが、あの時オーダーできて本当に良かったと思います。これからこのスーツと一緒に歳を重ねて行けることが愉しみです」
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ビームス 六本木ヒルズ 上原謙介

「〈アルフォンソ シリカ〉のオーダー会をビームス 六本木ヒルズで初めて開催すると聞き、真っ先にオーダーさせてもらったのがこのスーツです。ファーストオーダーということもあり、ディテール、フィッティングなど全てハウススタイルでお任せしています。イタリアのサルトと聞くと、お国柄もあり採寸は感覚でという印象がありましたが、シリカさんの採寸は驚くほど細かく丁寧。なので不安など一切なく、仕上がりを待てました。ジャケットはもちろん、パンツの小股の収まり方など、オーダーならではの心地良いフィッティングがたまりません。ウールとリネンをミックスしたブラウンの生地はほどよくハリコシがあり、ステッチの表情などが綺麗に出てくれて気に入っています。次のオーダー会では新たにコートがオーダーできるようで、何をつくろうかと今からイメージが止まらないですね(笑)」
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ビームス F マーチャンダイザー 深谷翔ニ

「ハンドステッチにふっくらとしたボタンホールなど、手縫いならではの雰囲気が魅力的な〈アルフォンソ シリカ〉。以前から気になっていたのですが、自分には既製品のフィッティングが合わず、購入を見送っていた中でのオーダー会。迷わず仕立てたのがこのダブルブレストのジャケットです。イタリアの老舗〈イー トーマス〉のグリーンの生地は、実はビームスで既製品として展開していたシングルのジャケットと同じもの。この生地をダブルブレストに載せて着たいと思い、オーダーしました。目の詰まったウール100%らしい深みあるマットな色出しが、合わせの幅を広げてくれ、様々な装いに馴染んでくれます。ブランドらしいディテールはそのまま活かし、袖のボタンを3つにすることで堅苦しくない柔らかな印象にしました。故郷の岐阜の森林を彷彿とさせるような、しっとりとしたグリーンとサルトの温もりある仕立て。自分のイメージを形にしていただいた、かけがえのない一着です」
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ナポリスタイルのスーツをハンドメイドで作りあげる〈Alfonso Sirica〉のオーダー会開催

アルフォンソ・シリカ氏とファビオ・シリカ氏をお招きし、お客様のご要望、お体に沿った補正や寸法指定にお応えするオーダー会開催を開催

納期
2024年2月予定

開催期間 2023年8月26日(土)・8月27日(日)
開催店舗 ビームス 六本木ヒルズ

Photo & Writing / Kengo Motoshige

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