BEAMS F Brilla per il gusto International Gallery BEAMS Instagram Facebook Twitter Page Top

About Us

ビームスが思う理想の男性像

"MR_BEAMS"とは、ファッションをきちんと理解しながらも、
自分の価値観で服を選べる
"スタイルをもった人"のこと。
と同時に、決して独りよがりではなく、
周りのみんなからも「ステキですね」と思われる、
そのスタイルに"ポジティブなマインドがこもった人"のこと。

今回立ち上げたオウンドメディア#MR_BEAMSには、
私たちビームスが考える理想の大人の男性像と、
そんな理想の彼が着ているであろうステキな服、
そしてMR_BEAMSになるために必要な
洋服にまつわるポジティブな情報がギュッと詰め込まれています。

本メディアを通じて、服の魅力に触れていただいた皆様に、
ステキで明るい未来が訪れますように……。

Vol.5 Color & Textile | 色柄素材で遊ぶのが 今季の気分

NAKAMURA’S NOTEBOOK

Vol.5 Color & Textile | 色柄素材で遊ぶのが 今季の気分

色柄素材で遊ぶのが 今季の気分

色みは華やかに、素材はトラディショナルに。今季のラインナップはこう総括することができます。とくに色に関しては、昨年と比べて大きな変化が。旬を表現するうえで、今季的な色は絶対外せません。

ベーシックなアイテムは 今季的な色で変化を

スーツやジャケットなどベーシックアイテムは、例年より明るいトーンのものが注目を集めています。ナチュラルカラーやライトグレーの台頭など、秋冬ながら軽やかさのある色使いが旬。また、差し色としては春夏に引き続きイエローがトピックに。人気のモノトーンにさりげなく絡めたものなど、取り入れやすいアイテムも豊富です。


ネクストカラートレンドは モノトーンに差し色

無彩色だけのストイックなモノトーンスタイルに慣れた人たちが、その派生として取り入れている新潮流。それが“モノトーン+差し色”です。コーディネートで色を差す場合もありますが、アイテム自体にそれが表現されたものも。白黒のチェックにカラーペーンを乗せたジャケットなどが好例です。昨年モノトーンアイテムを入手して、今年はより目新しいものが欲しいという方に最適な選択です。

ひとさじの彩りが 最旬を表現する鍵

ホワイトのニットにチャコールグレーのパンツ。昨年までならジャケットは白黒チェック合わせていましたが、ここにイエローのペーンが加わるだけで印象はずいぶん変わります。モノトーンのクールさはキープしつつ、今年らしいヒネリをプラスできるのがポイント。

イエローとブラウンのペーンが程よいアクセントになっているハウンドトゥース柄のジャケット。ざっくりとした織りがヴィンテージテイストも感じさせる一着です。

英国の伝統であるタータンチェック柄マフラーも、モノトーン+差し色の配色でモダンさを獲得。ウールながらふんわりと滑らかな肌触りで、着用感も大変贅沢です。

大柄にしたグレンプレイド+ブラウンペーンが印象的。2ボタンのダブルブレストというユニークなデザインも特徴で、ミニマルな雰囲気で着こなせるのが魅力。


気張らず着る白が依然継続中

春夏シーズンから引き続き、ホワイト〜ライトベージュのニュートラルカラーを多くのブランドが提案していました。ニットジャケットやダウンジャケットなど、秋冬ならではのアイテムでもラインナップされています。優しげで軽やかな持ち味を活かすため、コーディネートも全体的にライトトーンで統一するのがおすすめ。ブラウンやグレーと合わせるときれいにまとまります。

今年は秋冬も淡色で着こなす

濃色が多くなりがちな秋冬だからこそ、ニュートラルカラーを活用すれば洒脱さが際立ちます。その際ポイントとなるのは、コントラストをつけすぎないこと。パンツはライトグレー、靴はブラウンと、徐々にトーンを変えていくことで調和のとれた装いになります。

ライトモノトーンでダウンスタイルに洗練を

ニュートラルカラーをグレー&ホワイトのモノトーンと組み合わせる着こなしも今季、ぜひ取り入れたいところ。ここではアウター以外をライトグレーとホワイトで統一しました。ダウンジャケットのスタイルもラフに見えすぎず、洗練されたスタイルが完成します。

ウールカシミア素材をふんわりと甘く編み上げ、非常に軽くソフトな着心地を叶えたニットアウター。襟の後ろ側だけをリブ編みに切り替えたデザインもさりげなく洒落ています。

染色せずに使用されたナチュラルなカラーが特徴のロロ・ピアーナ社の「ペコラ ネラ」を採用したジャケット。メランジ調の色合いに加え、滑らかな肌触りも魅力です。

ハードなライダースとは一線を画す、ライトベージュのラムレザー製。細身の美しいシルエットもエンメティならではで、大人が着こなしやすいバランスに仕上げられています。


あの定番カラーが明るめにシフト

グレーはドレスクロージングの基本といえる色ですが、トーンが少し違うだけで印象が大きく変わる奥の深い色でもあります。この秋冬のグレーは、ライト〜ミディアムトーンの明るめが旬。シックで落ち着いた佇まいながら、軽やかな洒脱さも感じさせる色みです。ブラウン系のアイテムと合わせて柔らかい雰囲気にまとめても、ブラックを合わせて引き締めてもよし。多彩な着こなしを楽しめます。

グレー×ブラウンで築く知的なスーツスタイル

ウール・シルク・カシミア三者混の紡毛素材によるミディアムグレーのスーツは、ダブルブレストながら威圧感のない穏やかな表情。ブラウンの小物とコーディネートすることで、知性と余裕を感じさせるスタイリングが完成します。タブカラーシャツで端正さも演出。

スウェットデザインのニットは、スポーティかつくだけすぎない塩梅が便利。ジャケットやブルゾンのインナーとして活用すれば、適度なカジュアルダウンを楽しめます。

ジャージー生地にリアルなフランネル調のプリントを施した、チルコロ1901得意のリラックスジャケット。スウェットのように伸縮するため、ノンストレスで着用できます。

ナイロンとニットを切り替えたユニークなコンビパーカ。身頃部分は薄手のダウンなのでデザインだけでなく、機能性にも配慮。秋冬のオフスタイルをアップデートする一着です。


イエローが今秋冬の装いを明るくする

春夏シーズンのキーカラーとなっていたイエローが、秋冬も継続して旬色に。コーディネートのアクセントとして使えるイエローニットのほか、チェック柄の一部にイエローを絡ませたアイテムも多く登場しています。一見難しく感じがちな色ですが、ブラウンやオフホワイトなど相性のいい色でまとめればすんなり馴染むはず。臆さずトライすれば、服装の脱マンネリに大きな効果を発揮してくれます。

ブラウンジャケットの差し色に最適

ブラウンとイエローは大変相性のよい色。ブラウンのシックさを引き立てつつ、若々しく明るいイメージに見せることができます。ホワイトのファイブポケットを合わせてスポーティさも加味しつつ、ベルジャンローファーで上品さに仕上げました。

イエローを用いたチェック柄も今季的

イエローを絡めたチェック柄も今季らしいアイテム。トーンを合わせたイエローニットをインナーに合わせれば、コートの柄と馴染んでまとまりのあるスタイリングになります。コットンパンツと足元に選んだデザートブーツで程よいカジュアル感をプラス。

編み柄を細やかに切り替えたケーブルニットは、見た目以上に軽い着心地も魅力的。バルキーすぎず程よい厚みのため、インナー使いしたときに着膨れしないのもポイントです。

ブリティッシュなグレンプレイド柄をベースとしつつ、配色でモダンに仕上げたマフラー。ふわふわとしたニットのような肌触りで、巻いたときのボリューム感も好バランスです。

今季は久々にチェックシャツの提案が増えていますが、なかでもイエローを絡めたものは旬度高し。トラッドに傾きすぎない佇まいで、現代的なシャツスタイルを築けます。


欧米ではコーデュロイは秋冬の定番⁉︎

カジュアルウェアでも“懐かしくて新しい”素材が全盛を迎えている昨今。パンツでトピックとなっているツイードに加え、コーデュロイも引き続き人気を博しています。トラディショナルなイメージが強い素材ですが、色みを少し変えるだけで現代的に着こなせるもの。欧州の紳士に長く愛される定番のため、ひとつあると重宝します。


中〜太畝が未だ全盛。今季はカラードも再浮上

日本でも少しずつ浸透しつつあるコーデュロイですが、ピッティでは非常に多くのブランドが継続して打ち出している素材です。畝の太さによって表情が変わりますが、昨今はコーデュロイの風合いが伝わりやすい中畝・太畝がメインストリーム。伝統的なブラウンやモノトーンスタイルの隆盛で提案が増えているブラックのほか、イエローやグリーンなど今季のキーカラーを乗せたものも見られました。

都会的に着こなすならモノトーンが簡単

土臭く見えないコーデュロイの着こなしは、モノトーンでスタイリングするのが最も簡単。都会的な佇まいを演出しつつ、コーデュロイならではの温かみも感じさせる装いになります。ニットの下にシャツでなくカットソーをインするのも脱懐古のテクニック。

チェック柄のコーデュロイという変わり種。柄の発色が抑えられ、マイルドな雰囲気になっています。ネイビーブレザーなどとコーディネートしてフレンチ的に穿きたい一本。

アメリカンなコーデュロイのファイブポケットも今、また気分。伸縮性を備えた生地のため、コーデュロイ特有のゴワつきも気になりません。程よく細身なシルエットがモダン。

コーデュロイのウエスタンシャツも目新しいところ。薄く軽い生地を使用しているため、インナー使いにも向いています。タイトすぎずダブつかないシルエットもオリアンならでは。


Share

Other Posts

もっと見る