経理の魅力は、企業を俯瞰する視点。
誰かをサポートする喜びは、ネイリストも同じ。
- 経理とネイリストのお仕事、どちらを先に始めたのですか?
- 経理の仕事です。もともとは美術系の大学に行きたかったのですが、親に反対されて…文系の四年制大学へ進学しました。就職活動の頃、自分自身がアーティストになることは諦めていたのですが、アーティストを支えていく仕事に就きたいと思ったんです。例えば、確定申告などお金周りのことや、契約まわりのサポートとか。それで簿記の勉強をはじめながら、就職活動を進めていきました。


- 経理の仕事の面白さ、自分との相性の良さは?
- 人や企業を支えることができるところでしょうか。経理の仕事は、表に出て目立つポジションではないですけど、お金の流れや、大切な企業情報に触れられ、会社全体を俯瞰して見られるのが魅力ですね。今いる会社は、ここ数年で急成長しているので、社員数や、給与に関することなど、色々変化が激しいんです。だから経理職以外にも労務や法務の仕事も触れられることができるようなポジションです。
- ネイルとは、どんな出会い方だったのですか?
- 新卒で入社した会計事務所で働いている頃、友人のネイルがすごくかわいくて、サロンを紹介してもらったんです。そうしたらハマってしまって。プロになる気はなかったけど、ネイルのスクールに通って、ネイリストの資格を2級までをとりました。


- ネイリストになりたいと思ったのはいつ頃?
- 出産を経て退社したのち、リクルートスタッフィングに派遣登録して、金融やエネルギー関連の企業で経理職として働いた頃です。すごく働きやすい環境で、ずっと続けてもいいかなと思っていたんですけど。
当時はまだ自信がなかったので、とにかく場数を多く踏んで自信をつけようと、同僚のネイルをやらせてもらったり、出張ネイリストというスタイルで、コワーキングスペースなどでもやっていました。