FEATURE
【Vol.22 Hirose’s Tsuzuku】わたしの “つづく服。”
カバン嫌いが15年間毎日持ち続けている腐れ縁バッグ
Vol.22
廣瀬大
ビームス 梅田
Hirose’s
Best of Tsuzuku


カバンを持つのが嫌いな僕が、アルバイト入社の際に選んだのがこの〈BEAMS PLUS〉 レザーショッピングバッグ。BEAMSで一日を過ごす為の三種の神器、歯磨きセット・シューケアセット・弁当を入れるために購入しました。
まるで海外のペーパーバッグをレザーで作ったような、小粋なアイデアが気に入ったのですが、それから一度も他のバッグを入手せず、これだけをなんと約15年間毎日使い続けているんです。春夏秋冬、雨の日も、風の日も、酒の日も…。
おかげで初めは綺麗なキャメルのレザーだったバッグがズタ袋になってしまいました。
古くから僕を知っているスタッフは、このズタ袋在る処に廣瀬ありといったイメージらしく、今やトレードマークのようになっています。
とはいえ、約15年間共に歩んできても、お互い休日になれば顔を合わせることはありません。出来れば持ちたくないけれど、無くては困る存在です。

結婚目前、妻の実家に挨拶に行ったとき、昔アパレル企業のバイヤーとして活躍していた義父から受け継いだのが〈MARCEL LASSANCE〉別注のコードバン。次から次へと愛着のある洋服を引っ張り出し、酒で顔を赤くしながらこれを僕にくれた日が忘れられません。
大先輩方が譲ってくれた洋服たち。共通していることは全てタイトでロックな匂いが漂っているということ。音楽が大好きな僕のバックボーンを知って頂いてか、大先輩方のセンスには感銘を受けます。入社当時に頂いたものもありますが今でも現役バリバリです!
学生時代から着ているヴィンテージのベトナムスーベニアジャケット。特にファッションにおいてはロカビリーカルチャーに影響を受けた僕。ポンパドールにベトジャンは大好きな組み合わせでした。趣味嗜好が変化しても着られるのもこの服の良さです。
好きな洋服を突き詰める程に様々な文化の連鎖に気付くようになった僕が子どもたちに伝えたいのは、何を着ても良いからアイデンティティを大切にして欲しいということ。お気に入りの写真集を子どもたちと見て、一緒に雄大な世界や異文化を感じたいですね。
PROFILE
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廣瀬大ビームス 梅田
2009年「ビームス 神戸」にアルバイト入社。いつも配属店舗ではVMDを担当しています。学生時代から毎晩のようにバーやイベントに入り浸る20代を過ごし、30代で結婚、子宝に恵まれました。音楽や映画を初めとしたサブカルチャーが大好きです。また、古着屋の経験があるので今でも古着を取り入れたスタイルが多いです。