小田中耕一初の作品集となる本書は、50年以上におよぶ活動期間に制作された作品のうち、初期作から最新作まで約350点を収録。

図案を描き、型を彫り、紗を張り、糊を置き、色を差し、といういくつもの工程を経て立ち現れる絵や文字は、どれも小田中さんにしか生み出せないひとつの“かたち”。そんな“かたちの仕事”をたっぷりご堪能いただける一冊となっています。

著者：小田中耕一
編者：小田中耕一作品集制作委員会
仕様：B5変型判・176ページ（オールカラー）・カバーなし上製本

小田中耕一（おだなかこういち）
岩手県生まれ　染色工芸家小田中染工房　三代目
「型絵染」の重要無形文化財保持者である芹沢銈介氏の芹沢染紙研究所で8年間修業後、家業の染工房を継承。現在も型染研究創作を行い商品パッケージやロゴデザイン、本の装丁や挿画も手がける。