杉山 直哉

【バッグに忍ばせておきたいコート】 薄めの生地のコートは、風や動きに伴って靡く感じがたまりません。 袖口が広く、ラグラン袖付けのザックリ羽織れる作り。 特徴的なバックヨークを見ても、突然の雨や風対策に、バッグに忍ばせておきたい1着です。

【迎春】 白いジャケットって、特別感を感じる方も多いと思いますが。 パンッと鮮やか過ぎず、やや色がのったような絶妙なカラーは、合わせやすく、かつ全体のコーディネートを引き締めてくれます。 袖口のボタン、胸元のポケットもありませんので、カーディガン感覚でどうぞ。

【ポケット多めで】 ネイビー×グリーン×ブラウン、なんとなく惹かれるこの色合いは、年中できるカラーコーディネートです。 更に今回は、上からガサっと羽織るだけでサマになるような、雰囲気の良い仕上がりのbabourで、大口のポケット付き。バッグも要らずで外出する派にはピッタリです。

【ダウンがいらないなんて嘘】 静岡という土地柄、雪も降らないし、ダウンいらないとの声も耳にしますが。 じゃあ、「衣」ではなく「fashion」で。 発色も良く、シルエットもキレイ。防寒目的は置いておいて、オシャレ目的でどうですか？ もちろん、機能面も申し分ありません。

【なぜ学生っぽさが出るのか】 DUNO独特の着眼点にて作成されたピーコートをメインに着用してみました。 車やバスなどの移動手段が多い方は、これくらいのショートコートを探されたご経験があるのではないでしょうか。 ナイロン系、中綿はよく目にするものの、若干防寒面に不安が残ったり、オイルドコートはちょっと…。と、行き着く先がピーコートだったりします。 タートルネック型の着脱可能なダウンが付属し、内側もダウンを採用。着膨れせずに、上品見えする仕上がりです。

【先生になった日】 トラッドなVゾーンを作りたくて、注目のウールチェックのネクタイを。色をとってベストを合わせたら、話の長そうな先生っぽくなりました。 ですが、発色の良さは抜群です。寒い時期にこそ、こういった色を差し込みたくなりますね。

【コートを脱がない日】 グリーンと聞くと、どうなの？と思う方もいるかと思いますが、スーツの定番で考えた時、グレー、ネイビーに次いでブラウン。その次に挙げるならグリーンではないでしょうか。 意外とちゃんと見えする、グリーンのコートを主軸にしたコーディネートです。ハウンドトゥースのジャケットは、ブルー1トーンのインナーの差しとして。

【アウターがいらない日だってあるよね】 寒い季節でも、車の移動や、室内で過ごす予定が決まっていたり、アウターが必要無いタイミングもありますよね。 だからこそのショールカラーや、ストールを巻いて、脱ぎっぱなしじゃ味気ない首元にボリュームをもたせました。 リバーシブルのストールは使い回しも効きますし、意外と暖かいんです。マフラーのボリューム感が苦手な方にもオススメです。

【ダウンだってエレガントに】 モノトーンのスーツスタイルに、HERNOのダウンを合わせたスタイリング。 もちろん、ダウンらしいボクシーなシルエットも、メリハリついて好きですが…。 ショートコートくらいの丈感で、程よいウエストシェイプは、流石と思わせるシルエットです。

【ジェントルマンには程遠い】 BEAMS Fオリジナルのラグランスリーブコートです。 ツイードヘリンボーンの、いかにもな冬の仕様。生地に分厚さは無く、軽さとハリコシを感じながらも、ドレープ感といいますか、裾の良い意味で波打つ感じが堪りません。 シルエットは、布を頭から被ったような、綺麗なややAライン気味。 魅力たっぷりですが、やや顔が幼かったです。

【ちょっと近場に】 室内着にさらっとベストを組み合わせたようなコーディネートです。この時期に丁度いい防寒面はもちろん、内側の大口ポケットや、何と言ってもこの鮮やかな発色。 マイルウェアとしての利用も良さそうです。

【秋は何処へ】 ややバラつきはありながらも、寒さが加速して参りました。こんな時期には、上からガサっと羽織れるアウターが便利です。 キルティングのアウターに、セレモニーパンツ、隠れたマフラーも、グリーンのペーンが効いてます。 実は全身、格子調。

【お好みはどちら？②】 AUBERGEのリバーシブルコートです。 もう一色とは異なり、表面はビンテージ調の力ボタンが採用されていたり、ツイード×木目調ボタンだったり、やや暖かみの感じるカジュアルな仕上がり。 その日のコーディネートでの使い分けはもちろん、1日の中での行く場所や、昼夜での使い分けも楽しそうですね。

【無心で】 たまには何も考えず、目に留まった好きなものを着てみるのも。 ワードローブの中からであれば、自然と脱線することは無いもんですね。

【お好みはどちら？】 AUBERGEのリバーシブルコートと、洗いのかかったデニムを用いたコーディネート。リバーシブルかつ、片面にはツイードを使用しているにも関わらずの、この柔らかさが伝わりますでしょうか？ リバーシブルならでは、力ボタンが表に出ており、その少し粗野な感じが、デニムの硫化染めらしい黄色っぽい色落ちとマッチし、好みです。

【漢っ。】 賛否分かれるデニムONデニムに、洗いのかかったファーライナー付きBarbourをガバッと。 アウターはオイル感を感じさせず、シューズも装飾のないクリーンなブーツを合わせることで、野暮ったくなり過ぎない印象です。

【輝け！】 クリスマスツリーが飾られ始める季節です。 コートはベージュのソラーロ、スーツはブラウンソラーロで。夏場の燦々と照りつける太陽下での着用イメージが強いソラーロですが、冬場に取り入れるのも良さそうです。 Vゾーンは、程よい遊び心を持たせて。

【自転車乗りの通勤コーデ】 ジャケットスタイルの上に、アウターをガバッと羽織って。 ドレスマンとしての見え方は、賛否が分かれそうですが、街中を見ても増えてきました。 こんな感じで、時代背景が汲み取れるコーディネートは、セオリーなど関係なしに大好きです。 アウターはフロントジップも付いていますが、一工夫されたスナップボタンは、片手での開け閉めがし易く便利です。

【やっぱりネイビーが好き】 ブレザーの崩し方で代表的な、ミリタリーパンツとのコーディネートですが、色の統一で、ここまでクリーンな印象に変わります。 遊び心の感じるチーフもポイントです。

【清潔に、土臭く】 パンツにクリース、どんな時でも革靴を履きたくなるのは、ドレススタッフの病でしょうか。 アメカジっぽさを出しながらも、キレイ見えするように。