BEAMS

〈ジョージクレバリー〉の『OWEN』
カーフクラシックローファー

( George Cleverley )

90年代に人気を博した

〈ビームスF〉の伝説靴

〈ジョージクレバリー〉の『OWEN』
カーフクラシックローファー

George Cleverley

  • 1990年代、〈ビームスF〉定番として人気を博していたローファーがあります。1958創業の英国シューメーカー〈ジョージクレバリー〉のクラシックローファーです。90年代までビスポーク専門を貫いてきた名門が満を持して世に送り出したレディメイドのローファーは、ビスポーク譲りの端正なフォルムと上質な履き心地で確固たる地位を確立。かくして〈ビームスF〉も常に店頭に並ぶベーシックアイテムになったんですね。だがしかし盛者必衰……いつしか手に入らなくなりました。
  • WHY

    当時まんまの

    面影に感涙!?

    長らくお目にかかることができなかった傑作ローファーですが、そこは深~い縁を持つビームス。当時のディテールを忠実に再現しながら、ちょっとだけアレンジを加えて復刻させちゃいました。それがご覧の一足。じつはチゼルトウの生みの親ともいわれる〈ジョージクレバリー〉らしいわずかにスクエアに削ぎ落されたトウや、底まで伸びた窓なしのサドルデザイン、トゥマッチすぎないロングノーズなど、当時のまんまの佇まいにそこはかとない風格が漂っています。

    インソールの箔押しロゴも懐かしい~って人多いんでない?

  • DETAIL

    名意匠はそのまま

    履き心地はひと味違います

    堅牢性に優れたグッドイヤーウェルテッド製法の英国靴と聞くと、それはもう骨太で無骨で質実剛健なイメージを抱くかもしれませんが、ジョージクレバリーはひと味違います。パット見て気づくのは、サイドから甲を跨いで反対側の底まで伸びたローファーならではの意匠、サドル。しかも一般的に中央に設けられる飾り窓もありません。一目見てそれとわかるデザイン性も名門の地位を後押ししているのでしょう。最後になりましたが、じつはこのシューズ、足馴染みがよすぎるアンラインド仕様。ソフトなレザーの風合いと軽快な履き心地が存分に楽しめるというわけなんですね。〈ビームスF〉らしいアレンジも抜かりありませんね。

( Staff Snap & Voice )

ローファーは革靴のなかではカジュアルな部類ですが、こちらは一味違う存在感を放ちます。私はすでに5年ほど愛用しており、最近は肩肘張らないジャケットスタイルにあわせることが多いです。

細田 瑞貴(ショップ スタッフ)

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