
ENJOY BEING YOURSELF!
ありのままな私できれいを楽しみたい!
Featuring

MIKI
(ヘアメイクアップアーティスト)
その人の魅力を引き出すアーティスティックなデザインが得意。 ミュージシャンのビジュアルや広告・CMなども数多く手がける。 Instagram: @mikijamaica

COUNSELING
FACE CHART
當間が気になっている顔のパーツとは?
當間自身が気になっている顔のパーツを伝えるために、カウンセリングを実施。これまでコンプレックスに思っていたことや、どんなメイクに挑戦してみたいかなどについて、MIKIさんにカウンセリングをしてもらいました! ①左右違って見える眉毛、②重たく見えるまぶた、③大きめの小鼻、④下がって見える口角が気になっている當間の個性を活かすメイクとは…。

自分の顔のどんなところが気になっていますか?
まずは男らしい眉毛(笑)。もともとのボリュームがあるので、左右の違いが目立つのが気になります。それから重たく腫れぼったく見えるまぶた! うっすら二重なのですが、自分と真逆のパッチリ二重のアイドル顔が好きなので…。あとは、小鼻が少し大きめで広がっているところと、下がって見えてしまう口角ですね。どちらも、写真にうつったときにそこばかり見ちゃうんです。
今回、どんなメイクにチャレンジしたいですか?
眉毛はきれいに整えすぎても自分っぽくなくなっちゃうし、でもどう整えたらいいのかわからなくて素のままの状態なので、そこをどうにかしていただけたら…。あと、今のトレンドのひとつでもある「じゅわっ」とメイクという、じんわりにじみ出るような血色感のあるメイクが取り入れられたら、うれしいです。アイドル顔に寄せるのは諦めて(笑)、自分の持っているものをよく見せるメイクを学んで挑戦したいです。普段のメイクでもチークやマスカラでパッと見せるのが好きなので、私に合った使い方も知りたいです!

MAKE-UP & HAIRSTYLE
01 MAKE-UP & HAIRSTYLE
ボサボサ眉毛と日焼けオレンジのやんちゃメイク
眉毛をあえて目立たせてチャームポイントに。
普段からマスカラとチークを使ったポイントメイクが好き、という當間のためのナチュラルメイク。持ち味であるしっかり眉を主役に、口元と頬にオレンジベースの血色カラーをじんわりにじませた、ヘルシーだけどどこか色っぽさのある仕上がり。くせを活かしてオイルで、質感を出したクルクルヘアも雰囲気にぴったり!

MIKIさん、メイクのポイントを教えてください!
眉毛はワックスで毛流れを上向きに整えて、あえてボサボサに。左右対称にこだわるとそこだけ不自然になってしまうので、これくらいナチュラルな方がかっこいいですね。口元は、まずコンシーラーで下がって見える口角の下部分を消してから、唇の中央だけにリップをのせて、指でトントンと広げて「じゅわっ」とリップにしました。

鼻筋がすっと通って立体的に見えますが、どんなテクニックを使っているのですか?
小鼻のふくらみが強調されないように、鼻筋にノーズシャドウをなじませて引き締めています。このとき、真っ直ぐ入れてしまうと逆に強調されてしまうので、鼻先に向けて曲線に入れることを意識しています。最後に血色カラーのチークを、頬だけじゃなく鼻の上まで幅広めに入れて、ヘルシーな印象に仕上げました。


02 MAKE-UP & HAIRSTYLE
濃淡ピンクをたっぷり使った大胆カラーのハッピーメイク
締め色を効果的に使うことで重たさを回避!
普段のアイカラーは「スッキリ目元」を意識して、ブラウン系を使うことが多いという當間。ここまでしっかり色を出すメイクは、かなりのチャレンジだそう。ツヤのあるピンクのアイシャドウを上まぶた全体になじませたら、上下の目尻に一段濃い色をのせて引き締める。今回は目元を強めるために濃いブルーのマスカラをON。

暖色系は、目元を腫れぼったく見せてしまうカラーだと思っていました。
普通に入れるとそうなってしまいますね。「抜け感」が必要になるので、ツヤのあるアイシャドウを使うのがポイントです。目尻に濃い色を入れると切長が強調されて、スッキリした印象になります。このとき目尻に入れた色を上下つなげて「囲み目」にしてしまうと、目が小さく見えてしまうので気をつけて。最後に上まぶたの中央、黒目の上にラメやハイライトをのせることで立体感をプラスします。

色使いによって、全体的にパッと明るく見えます!
鼻先にチョンとハイライトを入れるのも、鼻を小さく見せるテクニック。光をのせてそこに視線を集めることで、小鼻が気にならなくなります。リップやチーク、鼻筋はナチュラルメイクと同じように入れていますが、チークはメイクの種類によってピンク系にして、かわいさを個性として出すのもアリだと思います。


COUNSELING
FACE CHART
渡邊が気になっている顔のパーツとは?
當間に続いて、次は渡邊がMIKIさんに気になっている顔のパーツをカウンセリングしてもらいました。渡邊の①自分に似合う眉毛の形が分からないという悩み、気になっている②上がり目、③高い頬で顔が大きく見えること、④大きい口を楽しむことに変えられる「活かす」メイクをMIKIさんに教えてもらいます。

メイクにコンプレックスはありますか?
まず眉は、人生でずっと迷走しているんです(笑)。きれいに整えすぎるとコンサバに見えてしまって…。普段はアイシャドウもほぼ塗らないんです。この上がり目が「メイクしてます」「一昔前のメイク」って感じになっちゃう(笑)。顔が大きく見える高い頬もなんとかしたいです。写真で見るとすごく気になります。あとは口が大きくて、赤リップをつけると変に目立っちゃうのも悩み。かと言って、落ち着いた色を選ぶとぼやけちゃうし、難しいです。
せっかくならこんな風に変身したい! というイメージはありますか?
具体的にはないのですが、一昔前のメイク感が出ないようなメイクのコツを教えていただきたいです(笑)。長年悩みである眉毛の描き方と、頬が目立たなく顔が小さく見えるテクニックがあればぜひ! あと、ファッションが日々バラバラなのですが、それぞれに合わせてその都度メイクを変えるほどのテクニックや余裕がなくて…。どんなテイストにも応用できるメイクのヒントをいただけたら、うれしいです。

MAKE-UP & HAIRSTYLE
01 MAKE-UP & HAIRSTYLE
イエローリップでつくるワントーンメイク
色味を抑えることで、逆にパーツを際立たせる。
顔が古くなるので色味を使うメイクが苦手という渡邊が、「普段と近いのに何か違う!」と驚いた極上ナチュラルメイク。懸案の眉毛は形をブラシで上向きに整えてから、必要な部分だけ毛を描き足すというシンプル仕上げでイマドキに。高い頬骨はチークで、大きく見える口元はリップライナーでワザを効かせて。

さりげないのに、メイク感はちゃんとありますね!
いちばん気にしていた眉は、あまり手を加えず自眉を活かす形に。ブラシで上向きに整えたら、眉尻など毛がない部分を描き足すだけにしています。落ち着いた色だとぼやけてしまうという口元は、形を整えることできっちり存在感を出します。ほぼ茶色のリップライナーで輪郭をきれいに縁取ったらグロスで内側になじませ、その上から今回はイエローのリップを重ねました。

目元も薄いイエローがとてもきれいです。
「朝はギリギリまで寝ていたい派」と聞いたのでステップの少ないメイクにしたくて、リップに使ったアイテムをアイシャドウとしても使いました。統一感が出てメイクにまとまりが出ますね。チークは頬骨のちょっと下に入れることで、視点をずらして面長見せを回避。顔の余白もほどよく埋まるので、縦幅が短く見えて小顔効果も狙えます。髪を巻いてニュアンスを出し、やわらかな印象に仕上げました。


02 MAKE-UP & HAIRSTYLE
目元が冴えるライムグリーンの垢抜けメイク
さりげない下向きラインで目力をやわらげる。
「かっこよさを引き出したくて」とMIKIさんが選んだカラーは、ライムグリーン。日本人の肌色ともなじみがよく、目元全体に入れることで程よい抜け感を出してくれる。きつく見えがちという上がり目は、オレンジのアイラインをプラスすることでソフトな印象に。目元にしっかり色がある分、唇は落ち着きのある色でバランスを取って。

目元を強調したメイクですが、気になる「上がり目」はどうしてますか?
きつく見せたくないということなので、オレンジのアイラインを目尻に下向きに入れて、マイルドに調整しました。マスカラも目尻ではなく、上まつ毛全体につけています。また顔が少し丸く見えるように、小鼻横と頬の間のゾーンにハイライト(明るめの色)を入れました。これはパーツが中心に寄っているのが気になるという、求心顔タイプの人にもおすすめのテクニックです。

色を使ったメイクで気をつけたほうがいいことを教えてください。
どこにポイントを置くかが大切なので、目元を主役にするなら目、口元を主役にするなら唇、というふうに顔の中の色味の「割合」に気をつけるといいと思います。あとは、やはり「やりすぎない」というのが大事ですね。今回のテーマで言ったら、コンプレックスを隠そうとするよりも、魅力的な部分を目立たせることで「目のやりどころを変える」というのも、大切だと思います。

Impressions
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知らなかったあたらしい自分に出会えて、可能性が広がりました!
今日は本当に、とても楽しかったです! メイクで自分の顔が盛り上がると自信がもらえますよね。コンプレックスを隠そうとするのではなく、ちょっとしたテクニックで「活かす」方向に見事に解決していただきました。明日、明後日、これからメイクするのが楽しみ。たまには今日みたいなカラーメイクを取り入れて、この夏気分を上げたいと思います!
PROFILE神奈川県藤沢市出身。2018年BEAMSにアルバイト入社。のち2021年社員として販促課所属 。1歳の息子がいます。育児と仕事で毎日楽しくパワフルに過ごしてます!
Instagram : @toma818__ -
トレンドを取り入れるだけじゃなく「私らしさ」を大切にしたい。
日々SNSで目にするメイクやコスメのおすすめ情報を試しても、自分のスタイルにハマらず困っていました。あれこれ足していくのではなく、トータルバランスで引き算することも、「洒落感」と人それぞれが持つ「らしさ」が際立つ一つのテクニックなんだと再発見! その時々の気分やファッションに合わせてメイクも楽しんで、トライしていきたいです。
PROFILE宮城県出身千葉育ち。2019年にBEAMSへ入社。
3年間の店舗スタッフを経て、現在はBEAMSの宣伝、プロモーションを担当。
たまにコンテンポラリーダンスを踊ります。趣味は映画鑑賞と眠ること。
Instagram : @__karen.ism__
Photographer: IBUKI, Hair&Make-up: MIKI, Text: Kei Yoshida, Creative Direction: Mo-Green Co.,Ltd.
顔の中で「ここが気になる」ところって、誰にでもあるもの。コンプレックスをきれいに隠すのもいいけれど、そこを「個性」に変えて活かしていけたら、もっと気持ちが上がりそう。その人の魅力を引き出しながら、自由に遊んでハッピーになれる。そんなメイクをヘアメイクアップアーティストのMIKIさんが楽しく実践。難しいテクニックなしの普段着メイクと遊びメイクの2パターンに、bb部員の當間と渡邊が挑戦しました。