2024年のパリ五輪で話題になっていた、イヤホン&ヘッドホン姿の選手たち。驚いたのは、爆音ソングをかけていたアスリートもいれば、あえて「無音」の世界に没入していたアスリートが多かったこと!静寂な世界に入り込むために必要なのは、音質をクリアにするノイズキャンセリング機能。そこで今回は、人気ブランドの最新ノイキャンモデルを、ビームススタッフたちが体験。スポーツと音楽のペアリングを楽しみました!
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ノイズをナッシングに。
ブランド名〈NOTHING〉のとおり、音楽以外のノイズを“ナッシング”にするノイズキャンセリング機能を搭載した「Ear」。イヤホンと耳の穴の間から漏れるノイズを自動的に検知してくれる優秀さ。クリアのケースと、工業製品らしいディテールのモダンなデザインで、視覚的な魅力もポイント!
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身近にスケートショップやパークがある環境で育ち、16歳からスケートボードを始めた「ビームス T原宿」スタッフの森末瑞騎。スケボー歴は7年目。「普段は有線のイヤホンを使っているので、ワイヤレスとかノイキャンとは縁がなかったのですが、〈NOTHING〉を付けてみて、そのフィット感や付け心地に驚きました。僕は、ガシガシ滑るよりも緩やかにトリックを決めるタイプなので、ピエール・ボーンの『HULU』をこのイヤホンで聴きながら、静かに集中して自分のテンポを作り出したいですね」。
「いまだにスケボーしてると転ぶこともあるので、タフな服をチョイスすることが多いです。今日は膝を怪我しないようにダブルニーのボトムスを。トップスは、〈BEAMS T〉のスウェット。オリジナルボディは肉厚でネックがヨレにくいので、ガシガシ着れます。」
集中力アップのお気に入りソング!
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静寂と臨場感のいいとこどり。
〈BOSE〉史上最高クラスと言われるヘッドホンは、着用するシーンによってノイズキャンセリングのモードを選択することができる。音源に位置情報をもたせて空間に奥行きが広がるイマーシブオーディオなら、新しいサウンドを体験できる。まさに静寂と臨場感、両方が楽しめる“いいとこどり”。ダイヤモンド60周年エディションは、ブランド設立を記念した限定カラー。
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チアダンスの世界大会で優勝経験をもつビームスクリエイティブの大森朱華。「普段の練習は、スタジオで流れている音楽や他の人の声を聞きながらウォームアップすることがほとんど。ですが、〈BOSE〉のノイズキャンセリング機能があれば、より自分の世界に入り込んで集中することができるのでとても魅力的だと感じました。このヘッドホンで、レイチェル・プラッテンの『Fight Song』を聴いてみたい。大会前や移動中にいつも聴いていて、自分を盛り上げてくれる1曲です」。
「ウェアはできるだけ軽く、体のラインが見えるものを選んでいます。今日みたいな寒い日は怪我しやすい手首、足首、首元が隠れるウェアをセレクト。体が温まってきたら徐々に脱いでいくスタイルにしています」。
集中力アップの応援ソング!
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小型、軽量、快適の3拍子が揃ったデザイン。
ミニマルかつ洗練されたデザインで、コーディネートの邪魔をしない〈Sony〉のワイヤレスイヤホン。見た目はコンパクトでも、その性能はパワフル。WF-1000X シリーズ最高レベルのノイズキャンセリング機能は、電車や飛行機などのノイズ除去能力がさらに向上。移動時の走行音が気にならず、快適なサウンドを届けてくれる。
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ヨガにハマり、インストラクターの資格を取得したビームス プレスチーフの水谷友紀子。「〈Sony〉のイヤホンを付けてみて、耳にしっかり密着するので外音が遮断されて、より自分自身に集中できる空間を作り出せました。レッスンに向かう移動中は、つい余計なことを考えてしまいがちですが、このイヤホンを付けてヒーリング音楽を聴くことで、より集中力を高めることができそうです」。
「ヨガのレギンスはバリエーションが豊富なので、次々に欲しいものが出てくるのですが、なるべく身につけて気分が上がるものや、レッスン後でもそのまま街に出られるアイテムを選ぶようにしています。ピンクが好きなので、〈Lululemon〉のレギンスとレッグウォーマー、マット、タオルも同じ色で揃えました」。
集中力アップのヒーリングソング!
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完全防塵・ 完全防水で、とことんアクティブに。
伸縮性のあるイヤーフックがついた〈Soundcore〉の完全ワイヤレスイヤホン。激しい運動でも外れにくく、軽くて快適な付け心地。外音取り込みにも対応するアクティブノイズキャンセリング機能は、運動のシーンに合わせて調整できる。完全防塵・完全防水で、雨や汗を気にせずパワフルに使用できます。
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原宿のオフィスから栃木の自宅までの100kmランにチャレンジし、見事完走したビームスクリエイティブの牧野英明。「ランニング時は音楽だけに集中せず、外音も取り入れられるオープンイヤータイプのイヤホンを使っていますが、この〈Soundcore〉のノイキャン機能はワークアウトやジョギングなどでより集中力を高めたい時に適しているなと、今回改めて感じました。走り出しに、気分を上げるためによく聴いているのは、ドラマ『陸王』のオープニング曲。ランニング仲間の間でも流行っていて、最後は平原綾香の『Jupiter』で締めます(笑)」。
「〈Lululemon〉のコラボレーションコレクション〈SLNSH〉のメッシュのセットアップと、〈New Balance〉のランニングシューズ『Minimus』を色合わせで選びました。裸足感覚の履き心地が気に入っています。ジャケットは袖が取り外しできて半袖になるので、これからの時期に最適です」。
集中力(盛り上がりも!?)アップのおすすめソング!
ビームスがセレクトしている
ノイキャンイヤホンもおすすめ!
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香港発のイヤホン専門ブランド〈LYPERTEK〉。スタイリッシュな見た目でありながら、本体は完全防水なので、汗をかくスポーツ時や雨の日でも安心して着用できる。通話中に特化したノイズキャンセリング機能で、雑音を効果的にカットしてくれます。
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ロンドン発のブランド〈NOTHING〉の「Ear(a)」は、ビームススタッフの森末さんが着用したモデルよりも、さらにカジュアルなデザインでお手頃。マイルドな音楽を求める方におすすめです。錠剤の包装シートからインスピレーションを受けてデザインされたカプセル型のケースはコンパクトで、ポケット収納も楽々。
Photo:Kae Homma
Edit & Text : MANUSKRIPT