BOYらしさとはなんだろう?
小さなトレンドが同時多発的に起きて
あらゆる服が氾濫する今だからこそ
BOYが愛してきた服たちを見つめ直す。
ずっと着てきたからこそ
見落としがちだった大事なディテール。
見つめ直すことで見えてきた、新しい解釈。
服を着こなすことの喜びや
その機能性を感じさせる組み合わせ
再構築した定番から
新たに仲間に加わったこれからの定番まで。
ネイビーをキーカラーに
あえて、ひねることなくストレートに表現した
BOYの今。
This is where I stand.
ブランドキーワードは、“MODETRAD”。
トラディショナルなウエアが持つ背景を
モダンに昇華したコレクション!
1
Anorak Parka with Unique Colors
アノラックパーカは色選びで差をつけて
アノラックパーカもまたアメリカントラッドを代表するアイテムのひとつ。プルオーバーという形やヴィヴィッドなイエローが、クラシックなムードを醸し出しています。<ビームス ボーイ>のこだわりは、たとえば生地に。超軽量かつ圧倒的なキックバックのあるストレッチナイロンを使用し、ハリのある立体的なシルエットも実現。また少し長めのレングスとサイドのスリットで、ボトムスとのバランスも計算されています。
コーディネートのコンセプトは、イエローを際立たせた、ニュアンスカラーのワントーンコーデ。あるいは、ブレザーやチノトラウザースと合わせて、まるで『TAKE IVY』に出てくる学生のように、うんとアイビーなスタイルを楽しんでみるのも。
2
Now, “C.P.O.” Is Our Standard Shirt
今こそC.P.Oシャツを女性の定番ワードローブに
メンズウエアにおいて、軍モノ、つまりミリタリーの流行はしばしばやってきます。なかでもU.S.NAVY(アメリカ海軍)は、デッキジャケットやヘチマ襟のカバーオール、ピーコートなどバリエーションも豊富。しかも機能的で防寒性にも優れている。つまり良くできた服が多いということ。C.P.Oシャツという厚手のシャツはその代表的なアイテムです。
<ビームス ボーイ>では、ポリエステル100%の軽快なメルトン素材を使用。本来はウール素材ですが、肉厚でハンサムな表情は残しつつ、女性がデイリーに着られるようにアレンジしました。ズバリ、秋口のアウターとしてとっても重宝します。かっちりミリタリーでまとめるのもいいけど、自由にコーディネートを楽しんでみては。たとえば生成りのオーバーオールとか。色の相性はバツグンで、印象を軽やかにしてくれます。定番のネイビーカラーに加えてレッドも展開。秋のさわかやなマリンコーデにぜひ。
U.S.NAVY
( RICUR / tel:03-5305-5103 )
U.S.NAVY
( RICUR / tel:03-5305-5103 )
BIG MAC
( GRANDBERRY JAM / 03-3315-9557 )
U.S.NAVY
( 2nd-Boom / 03-3462-1721 )
U.S.NAVY
( LOCO / 03-5708-5398 )
3
The Football Shirt in Truly Vintage Touch
時を経たフットボールTの魅力とは
1960年代のアメリカで生まれたアイビーやプレッピーというスタイルは、学内の購買で売られたプリントTやスウェットの着こなしも特徴です。もちろんフットボールTもそのひとつ。パンツは<リーバイス>の『518』のカツラギ、靴はペニーローファー。パンツの丈の短さも当時のスタイル。肩に掛けたスキージャケットはダークマドラスチェック柄で、こちらもアイビースタイルを象徴するモノのひとつ。
そんな時代のフットボールTシャツを再現すべく、ヴィンテージに造詣の深い<ウェアハウス>とコラボレーション。<ウェアハウス>のセコハン(セカンドハンドメイド)加工は、まるで洗濯を繰り返したような風合い。さらに日焼けや擦れの跡まであって、本物と間違えそうなほど忠実に再現されています。「それ、何年代の?」と、思わず聞かれてしまうかも。
UNKNOWN
( DESERT SNOW SHIMOKITAZAWA 2nd / 03-6804-8283 )
WHITE STAG
( SUNTRAP / 03-5378-3260 )
LEVI’S
( LOCO / 03-5708-5398 )
COLE HAAN
( LOCO / 03-5708-5398 )
4
Let’s Try New Look with Chic Cardigan
クラシックなカーディガン。あなたならどう着崩す?
フレンチシックのスタンダードとして人気の<ラコステ>に別注した、“テニスコレクション”。そのカーディガンを用いたコーディネートです。もともとテニスは貴族の娯楽として発展した格式高いスポーツ。ゆえに1930年代のテニスプレーヤーでもあった<ラコステ>の創業者、ルネ・ラコステが愛したスポーツウエアもまた、上品なカジュアルスタイルを基調としています。
カーディガンの配色は、白・赤・紺というシックなトリコロールのカラーリング。レジメンタルタイのようで、もちろん印象はトラッドです。いつものスタイルにさっと羽織れば、上品な華やかさもプラス。たとえば同系色のチェックのシャツに羽織ってみても。パターン・オン・パターンの遊びのあるスタイリングですが、シックなトーンがほどよく落ち着かせてくれます。
5
It’s Not Just a Plaid with Plaid
チェック・オン・チェックは素材使いも大事です
レッドとイエローが際立つチェックのワークシャツは、<ビームス ボーイ>だけのエクスクルーシブなファブリックを使用。コットンのヘビーツイルで生地に膨らみがあり、着古すほどに風合いの変化を楽しめます。さりげなく肩が落ちるサイズ感と、飽きのこないシンプルなデザインも魅力的。もちろんつくりも本格的で、両脇の巻き縫いはその象徴的なディテールといえます。つまりシャツとはいえ主役級。そこにあえてチェックのボトムスを合わせて、チェック・オン・チェックを楽しんでみてはいかが。ボトムスの素材にはボアを合わせて、生地感のコンビネーションも大切に。
6
Tilden Sweater with New Mode
アメトラ鉄板のチルデンセーターにひとクセ
1960年代のアメリカの日常着は、1980年代後半から90年代の日本において、アメトラやキレカジ(きれい目カジュアル)スタイルと呼ばれ、流行しました。メンズはもちろんレディースでも。そんなムードを再現したのがこちら。チルデンセーターとボタンダウンシャツという鉄板の組み合わせに、スカートはカントリー調のスウェード素材をチョイス。さらに色と柄で遊びをきかせてみました。
今季の<ビームス ボーイ>のチルデンセーターはサイズ感があえて大きめ。女性らしいチャーミングな着崩しが叶います。遊び心のあるクレイジーカラーのリブもポイントです。さらに<テーラー東洋>のベトジャンを羽織ってみても。これぞ<ビームス ボーイ>流のミックスコーディネート。クセのあるアイテム同士のレイヤードですが、ホワイトのワントーンにまとめているので、エッジィなベトジャンもさらりと羽織れます。仕上げにレオパード柄のシューズを合わせ、今シーズンらしい“キレカジ”が完成。
JANTZEN
( D CLOTHING / 03-5306-6887 )
BROOKS BROTHERS
( GRACE / 03-6416-3457 )
POLO RALPH LAUREN
( DESERT SNOW SHIMOKITAZAWA 2nd / 03-6804-8283 )
UNKNOWN
( ROSCOE / 03-5378-2601 )
UNKNOWN
( D CLOTHING / 03-5306-6887 )
FLORSHEIM
( RICUR / 03-5305-5103 )
7
Do You Know about Historic Hoodie?
“後付け”パーカってご存知ですか?
1990年代の日本はヴィンテージブーム真っ只中。クルーのスウェットかフーディに『501XX』のデニム、そしてローテクのランニングシューズという組み合わせが、その象徴のひとつ。なかでもフーディの原型となる、1940年代製の“後付けパーカ”はきわめて希少。そもそも数が少ないし、現代ではさらに特別なアイテムとなっています。
なので今季、<ビームス ボーイ>では作っちゃいました。もちろんこだわりもひとしおで。シルエットはややアンバランスですが、これは洗濯と乾燥を繰り返して変形してしまったヴィンテージの風合いを再現したため。ボディはダブルフェイスではなく、あえて裏毛の1枚仕立てにしてあるため、洗濯しても乾燥が早く、シーズンレスでご愛用いただけます。クラシカルかつロマンティックなスカートと合わせれば、ギャップが何ともいい感じ。
DUXBAK
( BerBerJin / 03-3401-4666 )
LEVI’S
( STEP AHEAD / 03-6379- 4394 )
UNKNOWN
( SUNTRAP / 03-5378-3260 )
8
Wear Rugby Shirt, Mix Modern Feeling
ラガーシャツの粋な着こなしとは
ラガーシャツといえば、スタジャンやフーディなどと並んで、アメカジの代表的なスポーツウエア。今でこそカジュアルなスポーツミックスは一般的ですが、もとは1950年代の社会的なライフスタイルの変化によって生じたこと。プロスポーツマンの着こなしや体型に憧れを持つ風潮が広まったからのようです。当時はアメリカの学生にも愛されたため、アイビーやプレッピーといった印象も強いアイテムですが、元々はラガーマンのためのスポーツウエア。1921年に創業した<コロンビアニット>は、現在もMADE IN U.S.A.で縫製まで行う老舗のファクトリーブランドです。その生地はヘビーウェイトなコットン100%で、ガシガシ洗濯したって安心。
<ビームス ボーイ>では、少しメンズライクにオーバーなシルエットで別注オーダー。たとえば上品なワンピース、スカートをレイヤードして、モダンなスポーツミックスをしてみたり。
9
Quality Blouse in Solid Color Coordination
贅沢なブラウスを今季らしいワントーンで
フリル、ギャザー、レースワーク。1900年代のヨーロッパのキッズブラウスをモチーフにしているのがこちら。ハンドステッチによる刺繍や、独特の肌触りがある生地感など、ヴィンテージならではの風合いを、現代の技術で再現しました。なかでも刺繍にはぜひ注目を。マシンステッチではありますが、ハンドステッチならではの立体的な刺繍を再現してようやく完成。質量ともに贅沢な刺繍に。
また、色はもともと生成りやナチュラルホワイトが一般的ですが、今季の<ビームス ボーイ>のテーマカラーであるネイビーを採用しました。だからでしょうか。スイートすぎないスモックに仕上がりました。コーディネートもネイビーで統一すれば、イチオシのワントーンコーデに。
10
Not Just a Tough, But Easy and Playful
ワークウエアの無骨さに遊び心をプラスして
太めのワークパンツにサーマルとワークシャツ、もちろん足元はワークブーツ。これぞ、2003〜4年頃のワークウエアブーム直前のスタイル。その後、古着屋さんでは、ワークシャツやカバーオールの価格がみるみる高騰していきました。コーディネートのポイントは、ニットベストをタックインして、ワークシャツをジャケット代わりに着たこと。さらに、ベルト、バッグ、ブーツなどのレザーアイテムもさりげなく色違いをチョイスしたり。ツバの無いワークキャップは、ワークスタイルの仕上げに欠かせません。
<ビームス ボーイ>では、クレイジー配色のコーデュロイワークシャツを展開。カラーのみならず、コーデュロイの畝の太さもクレイジー!ヴィンテージワークシャツに見られる“ガチャポケ”も、もちろん搭載しています。さらに袖はあえてスラッシュパイピング(イッテコイ始末)で仕上げました。<ビームス ボーイ>らしい遊び心と無骨さの共存したアイテムです。
UNKNOWN
( STEP AHEAD / 03-6379- 4394 )
AMERICAN RED CROSS
( SUNTRAP / 03-5378-3260 )
U.S.ARMY
( SUNTRAP / 03-5378-3260 )
Lee
( STEP AHEAD / 03-6379- 4394 )
UNKNOWN
( 2nd-Boom / 03-3462-1721 )
UNKNOWN
( ROSCOE / 03-5378-2601 )
UNKNOWN
( ROSCOE / 03-5378-2601 )
CHIPPEWA
( BerBerJin / 03-3401-4666 )