BOYらしさとはなんだろう?
小さなトレンドが同時多発的に起きて
あらゆる服が氾濫する今だからこそ
BOYが愛してきた服たちを見つめ直す。
ずっと着てきたからこそ
見落としがちだった大事なディテール。
見つめ直すことで見えてきた、新しい解釈。
服を着こなすことの喜びや
その機能性を感じさせる組み合わせ
再構築した定番から
新たに仲間に加わったこれからの定番まで。
ネイビーをキーカラーに
あえて、ひねることなくストレートに表現した
BOYの今。
This is where I stand.
ブランドキーワードは、“MODETRAD”。
トラディショナルなウエアが持つ背景を
モダンに昇華したコレクション!
1
This is the Historical Pattern
柄の歴史に想いを寄せて
トラッドの定番柄として親しまれるアーガイル。原型となったものは、14世紀中頃のスコットランドの高地で、ソックスの柄としてすでに使われていたとか。つまりその歴史は700年!
あるいは1950年代のアメリカやイギリスでは多用されていて、アメカジヴィンテージの黄金期を象徴する柄のひとつでもあります。<ビームス ボーイ>では<ニードルズ>の代表作でもあるモヘヤのアーガイルカーディガンを、<ビームス ボーイ>のシーズンカラーであるネイビーで別注しました。同色のミリタリーパンツでワントーンにまとめて、今シーズンの<ビームス ボーイ>イチオシのネイビースタイルが完成です。
2
How to Dress Ladylike with Military Jacket
MA-1を女の子らしく着ることだって
1980年代にブームとなり、一躍人気となったのがミリタリーウエアのMA-1。当時は『501』のヴィンテージデニムと<ディスカス>のスウェットパーカなどと合わせるのが流行。当時の若者のユニフォームといっても過言ではありませんでした。一時下火にもなりましたが、再びブームは到来中です。
<ビームス ボーイ>では、素材からディテールに至るまで徹底的なミリタリーウエアを再現する<バズリクソンズ>に別注。“古着屋のレジ中に飾ってあるキッズサイズのレアヴィンテージ”をコンセプトに、サイズバランスをコンパクトに仕上げました。無骨な印象のミリタリーウエアなので、コーディネートはあえて女性らしく。つまり、オールホワイトの重ね着とパールネックレスがポイントです。
U.S.A.F
( 2nd-Boom / 03-3462-1721 )
Sears
( BerBerJin / 03-3401-4666 )
NIKE
( Santa Monica Omotesando / 03-3498-3260 )
UNKNOWN
( DESERT SNOW SHIMOKITAZAWA 2nd / 03-6804-8283 )
UNKNOWN
( GRACE / 03-6416-3457 )
EAST-PAK
( GRACE / 03-6416-3457 )
RED WING
( LOCO / 03-5708-5398 )
3
For Real Vintage Clothes Lovers
ヴィンテージ好きがシビれるスカジャン
1990年代のヴィンテージブーム。その基本といえばスカジャンです。これにチノパンと1980年代のバスケットシューズを合わせるのが、当時の王道の着こなしでした。ノスタルジーすら感じるアイテムですが、近年ではハイブランドまでもがコレクションに取り入れるなど、スカジャンが再燃しているようです。
<ビームス ボーイ>では、半世紀以上にわたってスカジャンを作り続けてきた<テーラー東洋>とのコラボレーションで製作。テーマは“古着屋のレジ中に飾ってあるキッズサイズのレアヴィンテージ”。サイズをコンパクトにモディファイし、1950年代後期の刺繍を再現。モチーフはヴィンテージ市場で人気の(今となってはレアとされる)“犬ぞりモチーフ”です。コーディネートは少しボリュームがあるボア素材のオーバーオールに、足元はローファーですっきりとまとめて、サイズのアンバランスを楽しみたい。
UNKNOWN
( Fake α / 03-3404-0168 )
UNKNOWN
( SUNTRAP / 03-5378-3260 )
U.S.ARMY
( Santa Monica Omotesando / 03-3498-3260 )
UNKNOWN
( Santa Monica Omotesando / 03-3498-3260 )
UNKNOWN
( SUNTRAP / 03-5378-3260 )
4
Iconic Shirt and Plaid in America
アメカジの定番同士をドッキング
ウエスタンシャツといえばカウボーイ。アメカジを象徴するキーアイテムのひとつです。なかでもオンブレチェックは、1950年代の開襟シャツに多く見られるパターン。フランス語で“陰影”を意味する“オンブレ”だからなのか、1960年代のオクラホマ州タルサを舞台にした映画『アウトサイダー』では、不良グループが同柄のシャツを着用し、やがてアメカジのやんちゃなスタイルアイコンになりました。さらに1970年代には映画『ロード・オブ・ドッグタウン』のジェイが、1990年代にはグランジの象徴、ニルヴァーナのカート・コバーンも愛用していたのも有名な話。
そこで<ビームス ボーイ>では、メイド・イン・ジャパンを追究する<サンカ>に製作を依頼しました。定番のウエスタンシャツにオンブレチェックを採用し、いくぶんやんちゃなアメカジ・オン・アメカジのムードを実現しました。実のところ、オンブレチェックのウエスタンシャツは古着ではけっこう見つからず。つまり希少なアイテムでもあります。
5
For Girls Only by Barbour
ボーイなガールのための<バブアー>です
1894年に創業したイギリスの老舗<バブアー>。緊密に織り込まれたコットンファブリックに、オイルをたっぷり染み込ませた防水生地“オイルドクロス”を開発。それを用いたアウターは、長きにわたって漁師や軍隊、旅行者、はては王侯貴族にいたるまで、多くの英国人が愛用してきました。
この歴史あるブランドが、<ビームス ボーイ>のためだけに製作したのが『Balvenie(バルベニー)』というモデル。ビッグなシルエットに、大きめのフラップ付きポケット、そして小さめのコーデュロイ襟が特徴です。ファブリックはあえてオイルドクロスではなく、滑らかな質感のピーチスキンを使用。裾に向かって広がるAラインのフォルムが、無骨な印象のアイテムをワンピースのような雰囲気に。パンツと合わせて、ブリティッシュトラッドな着こなしも。
6
Classic and Girly Skirt
私をうんと乙女にしてくれる一枚
キルトのサーキュラースカートといえば、1950年代のアメリカのダンスパーティー。中にペチコートスカートを仕込んで膨らませた独特なシルエットに、スイングトップを合わせて着飾るのが当時のお約束のスタイル。また、当時のキーカラー(ブラック、レッド、ホワイト、ピンク、ペパーミントなど)を取り入れたスタイルは、時代が飛んで1980年代の日本でも原宿発信のファッションとして流行。例えば“ホコ天”で踊っていた女子のスタイルの源流でもあったりして。そんな歴史あるアイテムを、<ビームス ボーイ>ではデイリーに着やすいようにアレンジしました。
あえて洗いをかけて表面の風合いを豊かにし、中綿も身体に馴染むシルエットになるようにボリューム調整。とはいえ、動くたびに揺れるふっくらと広がるシルエットで、女性ならではのニュアンスをお楽しみいただけます。柄は、秋冬の定番であるブラックウォッチと赤チェックでご用意しました。このサーキュラースカートを主役に、どう着飾って、どこで踊ろう?なんて妄想すら膨らむ一着です。
PAUKER
( Fake α / 03-3404-0168 )
UNKNOWN
( SUNTRAP / 03-5378-3260 )
UNKNOWN
( PATINAS VINTAGE CLOSET / 03-3770-0173 )
UNKNOWN
( PATINAS VINTAGE CLOSET / 03-3770-0173 )
UNKNOWN
( PATINAS VINTAGE CLOSET / 03-3770-0173 )
UNKNOWN
( Santa Monica Omotesando / 03-3498-3260 )
UNKNOWN
( LONGABU / 03-5377-0558 )
CONVERSE
( HURRY UP / 03-5378-8525 )
7
This is The American Classics
リアルなアメカジはこれこそまさに
コートのモチーフとなったのは、ネイティブアメリカンによって織られたブランケットを使って上着にしたもの。カウボーイたちにも愛用されてきたアメリカンクロージングです。日本でも1980年後期のウエスタンブームで人気に火がつきました。コーディネートの定番は、ハットにウエスタンシャツにフリンジベスト、そしてブーツ。シャツはアウトして上にコンチョベルト。数年に一度はやって来るネイティブアメリカン系のトレンドでも、ブレることはありません。
<ビームス ボーイ>では、アメリカのニューメキシコ州の<ナバホ スピリット>に製作を依頼(実は日本初上陸)。<ペンドルトン>のブランケット生地を贅沢に使用したオリジナルのコートを製作しました。さらに生地の風合いを存分に楽しめるよう、リバーシブル仕様に仕上げました。ハードルの高いアイテムに感じますが、トラッドにもワークにも、相性のいい優れモノ。いつものワードローブにプラスして、是非ともトライしてほしいアイテムです。
PENDLETON
( D CLOTHING / 03-5306-6887 )
UNKNOWN
( PATINAS VINTAGE CLOSET / 03-3770-0173 )
MILLER
( SUNTRAP / 03-5378-3260 )
UNKNOWN
( RICUR / 03-5305-5103 )
MINNETONKA
( SUNTRAP / 03-5378-3260 )
UNKNOWN
( ROSCOE / 03-5378-2601 )
EDDIE BAUER
( D CLOTHING / 03-5306-6887 )
8
Ski Jacket Meets School Style
スキーウエアを街でも着るにはどうしたら?
ご存知ですか?『バガブー インターチェンジ ジャケット』は1986年に発表された、初のインターチェンジシステム(ジップでインナーとシェルを連結できる仕組み)を搭載したスキーウエアです。先進的なメディア戦略とともに、瞬く間に全米に広まってビッグなセールスを獲得。スモールなブランドであった<コロンビア>を、わずか4年間で全米屈指のアウトドア企業に押し上げたといわれています。
この30年の歴史を宿した伝統的なアイテムをベースに、アメリカの名門コロンビア大学のスクールカラーで別注。コロンビアブルー×ホワイトの配色はいかにもフレッシュで、エンブレムも本格仕様。スクールとアウトドアを掛け合わせた意欲作です!
9
Traditional and Pop by Special Made
“古い”けど“新しい”カウチンセーターの魅力
カナダの先住民が住むカウチン・バレーで誕生したカウチンセーター。19世紀初頭にスコットランドの編み物の技術が伝えられたのがきっかけでした。モチーフになったのは狩猟民族でもあった彼らが目にした自然や、語り継がれた神話が代表的。たとえば馬の柄は定番だったり、一方でダンスの柄はとても希少で、ヴィンテージ市場で人気があったりもします。
<ビームス ボーイ>では、カナダで創業した伝統的なカウチンセーターのブランド、<カナディアンセーター>に製作を依頼。サイズをやや大きめにして、さらにベストにすることで、アウターの上からもレイヤードを楽しめるようになりました。デザインのモチーフはあのレアなダンス柄。腰回りの音符の柄が、無骨さの中にもポップさを醸し出しています。昔ながらの手編みの温もりと、今らしいアレンジが魅力の一枚です。
10
Big Size Makes The Duffle Cool
ダッフルコートは大きめがハンサム
ダッフルコートといえば、フレンチカジュアルな装いのマストハブ。日本でも1980〜90年初期頃にかけて流行しました。トラッドなコーディネートにするなら、やはりボーダーのTシャツを。そして今ならレッドのカーディガンや、あるいはパープルのマフラーも差し色で。オーセンティックなアイテムに鮮やかなカラーのアイテムを合わせると、やっぱり楽しい着こなしになります。とにかく定番のアイテムゆえ、ダッフルコートの着こなしの幅は無限大!
この冬の<ビームス ボーイ>では、綾目がはっきりとしたメルトンで、さらにハンサムなビッグシルエットのダッフルコートが登場します。肩が落ち、そこからストンと落ちる美しいラインが、逆に女の子らしさを際立たせるから不思議。シックなネイビーのソリッドカラーと、糸染めから行ったブラックウォッチの2色をご用意しています。
UNKNOWN
( RICUR / 03-5305-5103 )
UNKNOWN
( PATINAS VINTAGE CLOSET / 03-3770-0173 )
UNKNOWN
( Fake α / 03-3404-0168 )
UNKNOWN
( PATINAS VINTAGE CLOSET / 03-3770-0173 )
UNKNOWN
( SUNTRAP / 03-5378-3260 )
UNKNOWN
( BerBerJin / 03-3401-4666)