maturely
2019 SPRING / SUMMER COLLECTION
1
Football Shirt Dress is Cute Absolutely
フットボールシャツを
ワンピースにするとカワイイ
ハリウッド映画などでよく見る、メンズサイズのフットボールシャツを着たカレッジガール。とてもキュートですが、こちらはさらにカワイイ出来に。フットボールシャツをベースにワンピースに仕上げた、<GOOD ROCK SPEED(グッド ロック スピード)>への別注モデル。生地はポリエステルやレーヨンを使用し、ヴィンテージの風合いを丁寧に再現している。光沢があり、背中のナンバーや袖のラインもクラシックなラバープリントに。一枚でももちろん、パンツやパーカとレイヤードしても。カラーリングを揃えると、クリーンかつスポーティなムードに。
2
Set-up in Black watch with Function
クラシックなブラックウォッチ柄の
セットアップはハイテクでもある
ネイビーとダークグリーンのタータンチェックはスコットランド生まれの伝統的な柄のひとつ。その3つボタンのブレザーとショーツのセットアップ。ブレザーはコンパクトなタイプの一方、ショーツはウエストにギャザーを多用した、ワイドで丸みあるシルエット。さらに生地には、形状記憶の機能があるポリエステルツイルを使用。立体性はそのままに、着ることでついたシワを払って直すこともできる。洗濯が容易なのもうれしい。同素材のベストと合わせたら、スリーピースとしてもコーディネート可能。セットアップにするとシックにも着こなせるが、あえてアクセサリーはショッキングピンク。ポップなアクセントが映える。
3
Long Mountain Parka like a Dress
アノラックがビッグかつ
ロングになると、さらに活躍する
アノラック、つまりマウンテンパーカはアウトドアのスタンダード。そのプルオーバータイプのシルエットを大胆に変化させる。レングスをスーパーロングへ。まるでワンピースのようで、そのように着ることもできるけれど、裾にはドローコードも付いていて。そちらを絞ってたくし上げれば、ショート丈としても着ることができる。ナイロンとポリウレタンを使用した生地は、超軽量でストレッチの機能性もある。存在感のあるアイテムのため、コーディネートはワントーンでも十分。ホワイトのカバーオール、ジーンズにキャップと合わせて、クリーンな印象に。
4
Romantic Set-up with Flowers
フラワープリントのシャツと
スカートをセットアップで
ロマンチックで懐かしくてグラフィカル。カントリー調のローズをモチーフにしたフラワープリントは、<BEAMS BOY>のオリジナル。地色はホワイトとネイビーの2パターンで、ウエスタンシャツとロングスカートに昇華(さらにワンピースも展開)。ワッシャー加工による細かくランダムに入ったプリーツは、洗いたてのシワのような印象で、着古したような風合いが楽しい。独特の光沢とサラッとした肌触りのファブリックはポリエステル素材のためイージーケア。グラフィカルなアイテムのため、それぞれがコーディネートの主役級。それでもあえてセットアップに。とびきり春めいたスタイルへと仕上がる。
5
Exclusive Rugby Shirt in Unique Fit
オーバーサイズの
ラガーシャツはバランスもいい
今年はラグビーのワールドカップが日本で開催。だからという訳ではないが、ラガーシャツにも注目を。プレッピーなアイテムとしても知られている。オススメは<COLUMBIA KNIT(コロンビア ニット)>に別注したモデル。アメリカの歴史あるスポーツウエアメーカーのため、つくりは本物志向で、生地も縫製も丈夫。シルエットはモダンな仕上がりで、ビッグサイズだが着丈は短めになっている。一重仕立てのライトなオーバーコートとも好相性。機能素材を使用し、ストレッチ性と柔らかさ、形態回復性もある。足元はあえてソックス×サンダルを。レッドの差し色もポイントになる。
6
Ordinary But Fun layering with Jeans
Tシャツとブルージーンズを
楽しむアイデア
こちらこそ春夏の永遠のスタンダードな組み合わせ。Tシャツとブルージーンズ。気取りなくシンプルであればあるほど素敵ですが、少しのアクセントを加えてみても。たとえばジーンズにはエイジング。<orslow(オアスロウ)>に別注した人気のハイライズモデルは、マリリン・モンローの愛用品をモチーフにしたもの。それをとことん履き古したイメージで加工した新作がラインナップする。そしてTシャツにはレイヤードを。スクールジャケットに重ねるのは上級のテクニックですが、袖や襟のユニークなバランスが楽しめる。色はホワイトで統一しているため、シンプルな雰囲気にも仕上がる。Tシャツは今季スタートするL.A.の新ブランド。80年代~90年代のプロスポーツやアスリートからインスパイアされたコレクションを展開する。
7
It’s Perfect Work Styled Lady
ワークシャツを
この春らしくコーディネートする
ハーフジップのフロントに、パッチポケットとピスネーム、背中にはロッカーループがあしらわれ、ワークウエアのディテールが随所に。さらに生地には独特のハリとコシも。こちらは細く長い上質なコットン糸を高密度に織った、タイプライタークロスを採用しているため。ベージュをベースにしたトラックストライプはトラッドなムードもかもし出す。コーディネートは鮮やかなレッドのプリーツスカート。テニススコートのようにシャリっとした、爽やかな肌触り。裏地にはクールマックス®のメッシュを使用し、見た目だけでなく着心地も清涼。シャツの下にリネンシャツを重ねて、トップスに立体感をプラスしている。ハンサムなグルカシューズは、なるほど<PARABOOT(パラブーツ)>への別注品。
8
Lovely Twisted Coach Jacket
コーチジャケットがカワイイのは
シンプルだからだけじゃない
サラッとはおるだけで、なんだかプレッピーなムードをかもし出す、コーチジャケットはこの春オススメのひとつ。シンプルさも大事ですが、<BEAMS BOY>のものはそこにキュートなアレンジをいくつか加えたもの。たとえばレングス。通常より大分ショートに仕上げ、その分フロントのスナップボタンが3つだけとさらにシンプルに。生地はスムースな肌触りのウェザークロスを使用し、丈夫で防風性もある。つまりベーシックでカワイイうえに優秀なのです。色味もなかなか上品なグリーン。コーディネートしたキルトスカートは、着古すほどに風合いが優しくなるフレンチリネンを採用。インナーはもちろん無地でもいいけれど、L.A.生まれのあの定番チリソースのプリントTも。お好きな人はそちらをぜひどうぞ。
9
Must Have Stripe Shirt!
この春のストライプシャツは
クレイジーがいいと思う
左右の身頃と袖と襟、さらに胸のポケット。複数のカラーリングのストライプで切り替えた、ボタンダウンシャツをリリース。こちらならコーディネートの主役に。カラーリングもポップで、プレッピーな気分を盛り上げてくれる。さらにロンドンストライプのシャツにレイヤードして、そのムードを加速させることも。ボトムスにはフロントを特徴的に仕上げたマリンパンツ。腰回りはゆったりながら、9分丈の裾に向かってテーパード。光沢感のある生地は上品ですが、丸みのあるシルエットがチャーミングでもあるのです。足元はこちらもソックスとサンダル。色の選択は通常よりも大胆にしてもいい。
10
The Dress in Colorful and Intimate
カラフルかつプレッピーで
アイコニックなワンピース
見るからに楽しい。まるで虹のようなマルチストライプのシャツワンピース。ただし派手すぎず、レトロな雰囲気があるのは、80年代の生地をモチーフにしているため。襟はスタンドカラーで生地はピンオックスフォード。着古して洗い込むほどに体に馴染んでいく。レイヤードしているのは、昨春も大人気の<LACOSTE(ラコステ)>に別注したポロワンピース。鹿の子素材のソフトな着心地はそのままだが、さらにIラインを強調したシルエットへと更新されている。足元はカラフルなエスパドリーユ。夏を先取りしたような仕上がりに。