maturely
2019 SPRING / SUMMER COLLECTION
1
Preppy Look made by Stripe and Logo
プレッピーなマインドを
ロゴとパターンで
リラックスしたシルエットと、さらさらとした肌触り。イタリア産の上質な生地のパジャマパンツは、春のボトムスとしてうってつけのアイテム。素材にはビスコースとナイロンをミックスしており、着心地はソフトだが、シワになりにくいという機能性も。柄はシックなカラーリングのオルタネイトストライプで、生地感とあいまってレジメンタルタイのようなムード。そちらにカレッジロゴのノースリーブTシャツをコーディネートすることで、この春らしいプレッピーなスタイルが完成。足もとは<PARABOOT(パラブーツ)>に別注したデッキシューズで、印象はよりトラッドに。一方で首まわりにはスカーフとネックレスを重ねづけ。遊び心もお忘れなく。
2
The Skirt Women Should Own
ハワイアンスカートは
もはやボーイの夏の定番
ハワイアンシャツの涼しげな肌触りをスカートに。<SUN SURF(サン サーフ)>とのコラボレーションで手掛けたハワイアンスカートがこの夏もラインナップ。柄に採用されているのは、ヴィンテージコレクターの中でも人気を集める、希少なマーメイド柄。こちらは1950年代にオアフ島で創業した老舗メーカー、キロハナ社の鮮やかで美しい色使いを、そのまま再現したもの。ようするにクラシックで本格派なのです。Tシャツは<ENGINEERED GARMENTS(エンジニアド ガーメンツ)>の別注モデル。ミラー反転したプリントロゴは、デザイナーの鈴木大器氏のN.Y.のお気に入りスポットのアドレスだとか。パープルのギンガムチェックのシャツをラフに羽織って、気取りのないサマースタイルに。
3
It’s Nice That Traditional Shirt
with Sports Wear
トラッドなシャツとスポーツの
ユニークなバランス
タータンチェックの定番、ブラックウォッチの柄で、さらに共地のアスコットタイも付いている。このショートスリーブシャツに宿るのは、確かなトラッドなムード。そちらに沿ったコーディネートもいいけれど、あえて異なるテイストをミックスするのも面白い。たとえばクラシックスポーツ。アメリカの老舗メーカー、<COLUMBIA(コロンビア)>の『パブロフロードジャケット』は、その90年代のスキージャケットをもとにデザインが新調されたもの。そちらのアーカイヴをもとに、配色を別注したスペシャルモデル。ボトムスのカウボーイパンツとともに、カラーリングをトータルで揃えて、異なるテイストを組み合わせた、ユニークなバランスのコーディネートに。素足でサンダルという軽さもいい感じ。
4
Let’s Try Tie-dye with This!
大注目のタイダイ柄に
ワントーンでアプローチ
この夏に、挑戦してみたいパターンのひとつがタイダイ柄。シーズンのトレンドに急浮上しているし、なによりそのアブストラクトな紋様が、ワードローブのアクセントになってくれる。注目は<NEEDLES(ニードルズ)>とのコラボレーションで展開するコレクション。Tシャツやスカートもありますが、ワンピースも。裾にプリーツを入れたティアードタイプで、シルエットはリラックスしているけれど、ウエストに付いた紐ベルトで変化させることもできる。素材はコットンとレーヨンをミックスしており、スムースかつ優しい着心地。カラーリングはワントーンでまとめられていてクリーンな印象も。つまり、タイダイのビギナーにも優しい、アイデアが充実している。ホワイトのデニムやスニーカーと揃えれば、派手というよりもむしろ洗練されたムード。迷彩のコンパクトバッグは、<ARC’TERYX(アークテリクス)>の人気モデルを別注したもの。
5
It’s Cute But Authentic Work Wear
ピンクでフラワー、
キュートだけどワークです
淡いピンクにフラワーパターン。いかにもガールズライクなボトムスだが、ディテールに目を転じれば、印象はがらりと変化。生地は打ち込みのしっかりしたコットンツイルで、フロントとバックには大ぶりのパッチポケット、サイドにはハンマーループとツールポケットも。つまりオーセンティックなペインターパンツなのです。絵柄は英国の老舗、リバティ社の“ヨークシャーローズ”。色鉛筆のような繊細なタッチで表現したプリントは、チャーミングでありながらどこかに品の良さもある、ココロニクイ仕上がり。トップスのTシャツは、ワニのロゴをあえてビッグにした<LACOSTE(ラコステ)>への別注品。どちらもパワフルなアイテムで、コーディネートを引き立てる。
6
Like a Vintage Shirt but Absolutely Fresh Look
ヴィンテージ感たっぷりのシャツを
今の気分で着る
まるでフィフティーズなオープンカラーの襟の形や切り替え、レーヨン生地の風合い。こちらのシャツは、1950年代を中心としたアメリカを象徴するアイテムの、緻密なヴィンテージの再現で知られる<STYLE EYES(スタイルアイズ)>とのコラボレーションによるもの。今回は左右の身頃やポケットなどをパーツごとに切り替えた、クレイジーパターンの仕様。もともとは1940年代に流行したレーヨンスポーツシャツのハギレを再利用するために始まったものですが、50年代に入ると刺激的な服としてさらに人気が高まったのだとか。こちらのヴィンテージさながらのシャツを、モダンにコーディネート。ワイドなシルエットのオーバーパンツや、インナーのパステルカラーの差し色などがポイントになっている。タイダイ柄の<SALOMON(サロモン)>のスニーカーも欠かせない。
7
Classic and Functional Shirt
アウトドアの名門とコラボしたシャツは
大活躍の予感がする
フロントに多機能な4つのポケットとスナップボタン。肩や身幅はゆったりとしていて、レングスはややショートというユニークなシルエット。これらの特徴的なディテールは、いずれもアメリカのフィッシングシャツそのもの。アウトドアの名門ブランド、<WOOLRICH(ウールリッチ)>へのスペシャルオーダーによって手がけられている。ファブリックは吸水性と速乾性、ストレッチ性を備えた機能素材を使用しており、夏のアクティブなシーンでも頼りになりそう。ヒッコリーストライプのワンピースは、カバーオールをモチーフにした<orslow(オアスロウ)>の別注アイテム。カラフルなパンツはメキシコの伝統的な織物から着想を得ている。フィッシングとワークとメキシコ。テイストの異なるアイテムをミックスすると、こんなに楽しい。
8
Brand-New Layering with Hawaiian Shirt
ハワイアンシャツが新鮮に
見えるアイデアとは
スムースな肌触りと優れた吸湿性。なにより、海や常夏の島のあれこれをモチーフにした楽しげな柄使い。ハワイアンシャツはやはり夏に着たいアイテムのひとつ。きわめてアイコニックなシャツゆえ、シンプルにコーディネートしてもいいけれど、あえて重ね着をしてみても。さらにインナーのTシャツもマルチカラーのストライプに。柄オン柄オン柄のクレイジーな着こなしで、遊び心がはじけつつも、まとまった印象なのは、ポイントはすっきりとしたシルエットのスラックスと、全身をブルー系のトーンで統一していること。さらに、足もとはクラシックな白のスニーカー『ジャックパーセル』で軽やかに。アッパーにパテントレザーを使用した別注モデルです。
9
Plaid on Plaid in Chic Mood
チェック・オン・チェックも
この夏は間違いなし
<BEAMS BOY>のもはや定番、セーラーカラーシャツの新作がリリース。生地はしっかりと厚みのあるオックスフォードで、素材にはコーマ糸を使用。よりクリアで上質な印象の仕上がりに。共地のスカーフも付属していて、さまざまなアレンジも可能になっている。カラーバリエーションはいずれも爽やかな印象の3種。ホワイトとブルーストライプ、そしてネイビーチェック。こちらにコーディネートするなら、ボトムスにもあえてチェックはいかが。クライミングショーツの定番<GRAMICCI(グラミチ)>に、タータンチェック柄がラインナップしている。チェック×チェックのコーディネートだけれど、色味を抑えているせいかシックな雰囲気で不思議。サイドゴアブーツのクラシック感もポイント。
10
The Tee of King of Sweatshirt
これぞアメカジなのだけど
モダンに見えるから不思議
スウェットシャツの王様。といえばアメリカの<CHAMPION(チャンピオン)>のリバースウィーブ®というのが基本。なにかと丈夫で、コットン100パーセントなのに縮みにくく、洗濯するほどに着心地もよくなっていく。キングと呼ばれるだけのことはあるのですよ。そのTシャツが、別注モデルとしてラインナップ。肩が落ちるくらいのやや大きめなトレンドのサイジング。だけれどレングスは短めとなっていて、バランスがとりやすい仕上がり。ボトムスはこちらもミリタリーウェアの王道、M-51パンツの防風防寒用途で開発されたオーバーパンツをモデルにしたもの。ハリのあるコットン生地を使用していて、肌馴染みがいい。いずれも着続けるほどに味わい深くなる、アメカジらしいアイテム。シルエットやサイズバランスや着こなしで、今のムードもどこかにちゃんと。
1プレッピーなマインドを
2ハワイアンスカートは
3トラッドなシャツとスポーツの
4大注目のタイダイ柄に
5ピンクでフラワー、
6ヴィンテージ感たっぷりのシャツを
7アウトドアの名門とコラボしたシャツは
8ハワイアンシャツが新鮮に
9チェック・オン・チェックも
10これぞアメカジなのだけど



















