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2021.09.07
STAFF EYE

頂上まで、あともうちょっと

頂上まで、あともうちょっと

YAYOI OGAWA

反り立つ壁を目にしたら、頭の中をクリアにして、コースをシュミレーションする。それは、パズルを組み立てるようなもの。上手く行ったら自分を褒めてあげる。失敗したら、もう一回トライするだけだ。

YAYOI OGAWA/小川 弥生
ビームス ロジスティクス スタッフ
高校2年の時にクライミングをはじめ、大学までは競技として継続。2013年東京で開催された国民体育大会では東京代表として出場し、ボルダリング競技で優勝を収める。その後は競技を離れたが、ジムに行ったり、キャンプをしながらボルダリングを楽しんだり、クライミングエリアに旅行に行ったりと、趣味として満喫している。

MY SPORTS : CLIMBING
MY SPORTS : CLIMBING

小川さんは、2013年に東京で開催された国体成年女子ボルダリングのカテゴリーで優勝を飾るなど、クライミングの一線で長く活躍してきた。そこで得た瞬発力や忍耐強さ、そしてカラフルなホールドから影響を受けた色彩感覚を糧に、ファッションを楽しんでいる。

 

 

カラフルな壁のホールドが、
私のファッションのルーツ
カラフルな壁のホールドが、
私のファッションのルーツ

「中学は陸上部に所属していたのですが、高校に進学してから1年間、スポーツとは離れて生活していました。そんなとき、東京都山岳連盟から急に『強化選手として育てたいから、クライミングを始めてみないか』と連絡が来たんです。当時はまだ選手人口が少なくて、今みたいにボルダリングジムがあちこちにない時代。知識も経験もなかったのですが、好奇心が勝ってイエスと答えました。でも始めてみたら、めちゃくちゃ大変で。指導方針もとにかく試合に出て慣れろという根性論だったので、さまざまな大会に参加して、実力もメンタルも鍛えられた気がします。」

 

 

「壁にぶち当たったのは就職活動のタイミング。初めての国体が半年後に控えていて、仕事とクライミングの両立の難しさを感じていたのですが、そのとき、試合に出てもいいんだよと背中を押してくれたのがBEAMSでした。あのときほかの会社に入っていたら、優勝はおろか参加すらできなかったかもしれない。最後までやり遂げることができて、本当によかったです」

 

 

「そんなクライミング一筋だった私ですが、学生の頃からファッションに興味がいっぱいでした。カラフルな服が大好きで、練習着はターコイズブルーや黄色、とにかく明るい色を着ています。室内のボルダリングジムのホールドって、色とりどりじゃないですか。毎日目に入るから、そういうのも関係あったのかなって思います。そう考えると、クライミングから色々と影響を受けているのかもしれないですね。」

「今は競技としてではなく、趣味として続けています。毎日過酷だった練習も、振り返れば必要な時間だったと思うし、あの時がむしゃらにやっていたから、今は楽しく向き合えている。競技を始めた当時、いい結果が出せなくて落ち込んだ経験がたくさんあったんです。でも試合を重ねるたびに『いちいち悩んでられない!』と、気持ちを切り替えるようになりました。ボルダリング種目は、課題一つずつに制限時間が設けられています。その中でゴールまでの手順を考え、組み立てるのですが、完璧なコースをじっくり考えて1トライする人もいますが、私は1回やってみて、ダメだったら次のやり方を考えて、時間いっぱいで挑戦を繰り返す。そのしぶとさって、仕事のモチベーションにも繋がっている気がするんですよね」