ビームスの4人のバイヤーを迎え、進化を続ける〈Barbour(バブアー)〉の魅力と別注モデルのこだわりについて語ってもらう特別企画。〈BEAMS PLUS〉のバイヤー 柳井が、伝統を守りつつ“着やすさ”を重視してアップデートを加えた、ハイテクモデルを紹介します。
時代とともに柔軟に変化し続けているところが、〈Barbour〉の一番の魅力だと思います。本国では本来のフィールドウェアとしてはもちろん、デイリーウェアとしても愛されている。それって信頼の証で、すごくかっこいいですよね。
「〈BEAMS PLUS〉では、長らく別注を続けています。〈Barbour〉の代名詞といえば“オイルドクロス”ですが、〈BEAMS PLUS〉ではより使い勝手のいい "バブアーテック"という機能素材を使用。〈Barbour〉のオリジンは守りながら、着やすさを重視してアップデートを続けているんです。」
「アメリカをルーツとする〈BEAMS PLUS〉ですが、生み出すものは単なるリバイバルやノスタルジーにとどまらない。次世代へと続くカジュアルウェアのオーセンティックを追求して進化を続けています。そんなアップデート精神は、〈Barbour〉と〈BEAMS PLUS〉を繋ぐ共通点かもしれません。」
「最も代表的なモデル『ビデイル』。そのオーセンティックなシルエットは変えずに、生地を進化させているところが〈BEAMS PLUS〉の別注のポイントです。以前からこのバブアーテック生地を使っているのですが、幾度と生地をアップデートさせ、その都度支持されています。
オイルドクロス製のジャケットってどうしても保管が難しい印象がありますよね。でも、このバブアーテック生地は、撥水・防水・透湿性に優れているため、高温多湿な日本の気候にはとても合っているんです。」
「ハイブリッドな生地を使用しつつ、オイルドクロスの様なマットな風合いに仕上げているところもポイント。本来の〈Barbour〉の見え方を崩しすぎないようにしています。襟元のクラシックなコーデュロイ生地ともミスマッチ感なく、クラシックに着られるのが嬉しいですね。」
「今年は裏地もアップデートしました。〈Barbour〉の130周年を記念して作られた、タータンチェック“ドレスゴードン”(ネイビー系のタータンチェック)を採用。よりブリティッシュな雰囲気に仕上がっています。
このバブアーテック生地ならビジネスシーンはもちろん、アメリカントラディショナルスタイルやブリティッシュスタイルまですんなり馴染み、長いシーズン着ていただけます。日常に寄り添ってくれるバランスの良さも魅力です。」
「基本的には街着として自由に着ていただきたい。ですが、やっぱりルーツも大事にしたいので、ミリタリー感のあるハットや足元にはフィールドブーツを合わせてみました。チェックパンツを取り入れたり、カラーニットを仕込んだり、米国と英国をミックスしたスタイルが〈BEAMS PLUS〉らしいかなと。」
柳井 純一
BEAMS PLUS バイヤー
2013年入社し、ビームス 立川、ビームス プラス 有楽町(現/ビームス プラス 丸の内)を経て、BEAMS PLUSのバイヤーへと異動。BEAMS PLUSにまつわる物・事がとにかく好きであり、別注商材やイベントを中心に企画している。
yanai.jun12013年入社し、ビームス 立川、ビームス プラス 有楽町(現/ビームス プラス 丸の内)を経て、BEAMS PLUSのバイヤーへと異動。BEAMS PLUSにまつわる物・事がとにかく好きであり、別注商材やイベントを中心に企画している。
yanai.jun1〈Barbour〉のモアバリエーション開催中
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