ビームスの4人のバイヤーを迎え、進化を続ける〈Barbour(バブアー)〉の魅力と別注モデルのこだわりについて語ってもらう特別企画。〈BEAMS F〉バイヤーの間瀬が羽織るだけで絵になる、長年着込んだような独特な風合いが魅力の定番モデルを紹介します。
「〈Barbour〉は普段から愛用しています。過去に6着ほど所有してきて、今手元に残っているのは4着。古いモデルを購入することが多く、ギア感のある短丈の「スペイ」というモデルも持っています。
〈Barbour〉のスタイルを選ばない懐の深さと、グローバルブランドゆえの信頼感に惹かれています。老若男女問わず着られる“唯一無二”のアイテムですよね。」
「学生時代、お金がない時に古着屋で購入した〈Barbour〉が、今回の別注モデルのベースになっている4ポケットの『ビデイル』でした。なのですごく縁を感じていて。その頃はスリムフィットの新品が欲しかったんですが、今思うとオールドモデルを選んでおいてよかった。巡り巡って〈BEAMS F〉で別注モデルとして販売していると思うと縁を感じますね。そんな思い出もあり、この形にはすごく馴染みがあるんです。古着屋で購入した1着は今でも愛用していて、貴重なアーカイブにもなっています。」
「〈Barbour〉の中でも特にメジャーな『ビデイル クラシックフィット』というモデルをベースにしています。現行のものはフロントにハンドウォーマーが付くのですが、今回は古いタイプと同じく4ポケットに。ポケットの数が多い方がスポーティーな雰囲気が出るので、カジュアルスタイルにも落とし込みやすいと思います。内ポケットもついて収納力抜群。僕もそうなのですが、荷物を持ちたくない人にもおすすめです。ちょっとした外出であれば手ぶらで出かけられますよ。」
「オイルドコットンに特殊な洗いをかけることで、昔のワックス加工のイメージにあるベタつきを抑え、ストレスなく着られる仕様に。面倒なケアも必要なく、クローゼットで保管しやすいところもポイントです。ベタつきは抑えつつも、撥水性はキープしているので、すごく扱いやすいアイテムだと思います。長年着込んだような独特な色落ち感も魅力です。」
「クラシックな雰囲気でありながらも、特殊な洗い加工や特徴的なポケットなど、随所に機能性が備わっています。流行や時代を超えて着ていただきたい1着です。」
「ドレススタイルでは、セオリーやルールに基づいてコーディネートを組むことが多いのですが、〈Barbour〉を着る時はあえて“考え過ぎない”ようにしています。どんな格好にも合わせられる柔軟なブランドだからこそ、少し肩の力を抜いて自分の好きなスタイルに羽織るのがおすすめです。気負いしないでラフに着るくらいがかっこいいと思います。スーツスタイルにももちろん合いますが、街で着るなら色数を絞ったシンプルなモノトーンスタイルが今の気分です。」
間瀬 裕介
BEAMS Fバイヤー
2013年入社。メンズドレスクロージング担当として、銀座・六本木・原宿・丸の内での店舗勤務ののち、プレス、オンラインショップ担当を経てBEAMS Fのバイヤーに。個人Instagramのほか、同業他社の友人らと共に「Do it with style.」というアカウントにてYouTube動画を発信。アイテムを切り口に着こなし・スタイル等の提案を行なっている。
yusuke_mase_2013年入社。メンズドレスクロージング担当として、銀座・六本木・原宿・丸の内での店舗勤務ののち、プレス、オンラインショップ担当を経てBEAMS Fのバイヤーに。個人Instagramのほか、同業他社の友人らと共に「Do it with style.」というアカウントにてYouTube動画を発信。アイテムを切り口に着こなし・スタイル等の提案を行なっている。
yusuke_mase_〈Barbour〉のモアバリエーション開催中
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