〈Paraboot(パラブーツ)〉を愛する5人をゲストに迎え、ブランドの魅力と注目モデルについて語ってもらう特別企画。ここでは、「International Gallery BEAMS」のスタッフ田村 通隆が、カントリーシューズのような雰囲気を醸し出すお気に入りの〈Paraboot〉と、今気になるモデル『AVORIAZ(アヴォリアーズ)』について紹介します。
現在は廃盤になっているギリーデザインの『CHEVERNY(シュヴェルニー)』というモデルです。もう6、7年履いています。〈Paraboot〉は、『CHAMBORD(シャンボード)』や 『AVIGNON(アヴィニョン)』といった都会的なモデルが日本ではメジャーですが、あえて逆サイドのカントリーシューズっぽいものが欲しくて。
『シュヴェルニー』は〈International Gallery BEAMS(インターナショナルギャラリー ビームス)〉の洗練されたイメージとは真逆のモデルなのですが、なぜか都会的なスタイルにも溶け込んでくれる。無骨でありながらダービーのように軽快に履けるバランスの良さが気に入ってます。
カントリー風の『CHEVERNY』に合わせて選んだ、赤いタータンチェックのシャツと白いソックスがポイントです。
ギリーシューズはもともとスコットランドの伝統的な靴。狩猟用や民族舞踏用に履かれていたものなんです。上流階級ではなく一般市民は、スコティッシュ・タータンのキルトスカートを履き、バグパイプを持って歌って踊るときにギリーシューズを履いていました。なので、個人的には『CHEVERNY』の一歩踏みこんだルーツはダンスシューズにあると思っていて。そのダンスシューズっぽい一面に注目して、今日は白いソックスを合わせてみました。
フランス人の作るフランス靴として、少しひねくれたスパイスが加わっているところが好きですね。スノッブな感じっていうのかな。あと〈Paraboot〉には履く人のスタイルを邪魔せず、その人の魅力を引き立てる不思議な魅力があると思っています。
都会的なモデルも、カントリー、マリンなモデルも、作りはぜんぶ質実剛健。時代によって印象は変わっていくけれど、ブランドの芯は決してブレないところに惹かれますね。履きつづけるとその人なりの経年変化があらわれてくる。どんどん愛着が沸いて、長年の相棒になってくれるんです。
〈International Gallery BEAMS〉別注のトレッキングブーツ『AVORIAZ(アヴォリアーズ)』です。ただ武骨なだけじゃない、スタイリングの幅を広げてくれる靴。アッパーの無骨さにマッチするよう、厚さ約5mmのミッドソールを1枚足して存在感を出したソールが特徴的です。アッパーにはきめ細い黒のスエードを使用しているので、〈International Gallery BEAMS〉らしい洗練されたカジュアルスタイルにもよく合います。履いたときにボリュームが気にならないトレッキングブーツなので、タウンユースにピッタリなところが一番の魅力。
ファースト〈Paraboot〉として、トレンドのテックスタイルに合わせてもいいですし、ある程度年齢を重ねた方は、ウールコート×ウールパンツの上品なスタイルに合わせるのもおすすめです。いつもと違うトレッキングブーツを取り入れることで、着こなしの幅が広がりますますファッションが楽しめると思います。
AVORIAZ トレッキングブーツ
「革靴をその人なりに楽しめるブランド〈Paraboot〉。トランクショーには普段使いだけでなく、トレイルにも旅行にも海にも、用途に合わせて選べるモデルが揃っているのでぜひ遊びにいらしてください。」 by 田村
田村 通隆
International Gallery BEAMS
1975年生まれ、1998年BEAMS入社。 BEAMSの公式LINE(https://lin.ee/2Jibxa4)しております。お気軽にお問い合わせくださいませ。スタンプやメッセージ等何かお送りくださいますと此方から返信できる様になります。
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