〈Paraboot(パラブーツ)〉を愛する5人をゲストに迎え、ブランドの魅力と注目モデルについて語ってもらう特別企画。ここでは、「ビームス ボーイ 原宿」のスタッフ津藤 理佐子が、ガラスレザーの光沢感が目を惹くお気に入りの〈Paraboot〉と、今気になるモデル『BAHAMAS(バハマ)』について紹介します。
過去に販売していた〈BEAMS BOY〉の別注モデル『ORSAY LAPIN (オルセー ラパン)』です。入社して1年目のトランクショーで購入したファースト〈Paraboot〉。光沢感のあるガラスレザーとラビットファーを使用したスタイリッシュなデザインに惹かれて購入。通常の『ORSAY(オルセー) 』にするか迷ったのですが、ラビットファーは雨に濡れても大丈夫と聞き、これに決めました。
メンズライクな服が好きなので、ガラスレザーの光沢感でエレガントな印象をプラスできるところが気に入ってます。今ではなかなか手に入らない特別感も魅力ですね。私はまだこの『ORSAY LAPIN』と『ADRIATIC(アドリアティック)』の2足しか持っていないので、いつかは王道モデルも手に入れたいと思っています。
『ORSAY LAPIN』は〈Paraboot〉の中でも割と女性らしいデザインなので、あえて服はメンズライクを意識。全体的にコットン素材のアイテムでまとめてルーズなシルエットにしながら、カジュアルになりすぎないように足元の『ORSAY LAPIN』でドレッシーな要素をプラスしています。ガチガチにきめるのも好きですが、〈Paraboot〉を日常使いするときは、あえてラフな服装に合わせることが多いですね。
ミリタリーやワークテイスト、古着にもあうので、〈BEAMS BOY〉が好きな方には特に相性のいいシューズだと思います。ガラスレザーではないですが、〈Paraboot〉では今でもアッパーにラビットファーを施したモデルを販売しているので、気になる方はチェックしてみてください。
〈Paraboot〉はドレスシューズのイメージが強く、最初は手を出しにくかったのですが、登山靴がアイデアソースになっていると知ってからは気難しいイメージが薄れました。登山靴がもとになっているので、革靴に慣れていない方でも履きやすいですし、メンテナンスもしやすいと思います。
〈Paraboot〉で通常展開しているリスレザーを使用しているアイテムであれば、水で濡らした布で拭いて、クリームを塗るだけでお手入れが完了します。とにかく履きやすいので、今では“実用靴”のイメージ。お店にいらっしゃるお客様には、長く履いていただけることを一番のポイントとしてお伝えしています。
デッキシューズ型モデルの『BARTH(バース)』をクロッグタイプに変更した『BAHAMAS(バハマ)』が気になっています。ボリューム感を抑えたアッパーのデザインが特徴的。普段使いできるカジュアルな革靴を探している方には特におすすめです。デニムやスラックスなどのパンツと相性がよく、大人のリラックススタイルにもハマる、貴重なモデルだと思います。もちろんファースト〈Paraboot〉にもいいですが、色々と揃えて「ちょっと冒険したい」と考えている方にもぴったりの1足です。
AVORIAZ トレッキングブーツ
「〈Paraboot〉は一生履けるシューズだと思うので、お気に入りの一足を見つけられる良い機会になるはず。「ビームス ボーイ 原宿」には〈Paraboot〉ファンのスタッフが多いので、お気に入りの1足にあうコーディネートも一緒に提案させていただきます!」by 津藤