気負わずまとう、“リアルクローズの新定番”
エディターとしてだけでなく、アパレルブランドのディレクションやコラボ商品開発など多方面で活躍する東原妙子さんと〈Demi-Luxe BEAMS〉の初コラボレーションが実現。上品さに女性らしいエッセンスを加えた全5アイテムは、毎日の通勤から特別な日まで幅広いシーンに寄り添います。
今回はYouTube連動企画として、女性らしさ・着回し力・機能性を兼ね備えた、東原さんならではの“大人の日常に寄り添う5スタイル”を、コラボアイテムの解説とともにご紹介します。
「今回のコレクションは全5アイテムで構成しており、それぞれ単品でもセットでも自在に着まわせる汎用性が魅力です。すべてご自宅で洗えるイージーケア仕様で、素材選びから“着心地の良さ”“お手入れのしやすさ”“スタイルアップが叶うシルエット”にこだわって丁寧に作り上げました。これからの季節にぜひ取り入れて、楽しくおしゃれを楽しんでいただけたら嬉しいです」
Style.1
Jacquard Blouse / Wide Pants
「立体感のあるジャカードブラウスは、華やかさがありつつも柔らかい印象で、とても気に入っています。落ち感のあるパンツと合わせることで、メリハリのあるバランスに。8月から発売なので、サンダルや軽めのアクセサリーを合わせて、晩夏らしい抜け感をプラスしました。カウンター越しの会食など、ちょっとした特別な日にもぴったりの装いです」
「通勤にはスクエアネックできちんと見せて、夕方ふらっと鮨屋に寄るような日は、肩を落として少し女性らしく。そんな2WAYで楽しめるブラウスです。上半身が主役になるシーンって意外と多いので、顔まわりに華やかさが出るよう、ふんわりと立体感のあるジャカード素材を選びました。裾のドローストリングでシルエットの調整もできて、コードを締めてふんわりさせるのも、外してウエストインするのもその日の気分で楽しめます」
Style.2
Gilet / One-piece
「上品な光沢感のあるワンピースは、高見えしながらも軽やかで、サマードレスのような感覚で気負わず取り入れられる一枚。ジレを重ねるだけで、ぐっときちんとした印象にまとまり、オンにもオフにも活躍してくれます。肌寒い季節にはカットソーや薄手のタートルを中に合わせて、ロングシーズン楽しんでほしいです」
「幅広い体型の方に気持ちよく着ていただけることを目指して、シンプルながら落ち感のきれいなワンピースに仕上げました。肩ひもには華奢なストラップを2本仕込んだモダンなデザインを採用し、自然なフィット感と快適な着心地を実現。胸元は少し高めの位置でつくっているので、屈んだときも安心です。コラボのパンツを合わせたレイヤードスタイルもおすすめ」
Style.3
Gilet / Wide Pants
「裾にかけて緩やかに広がるジレと、落ち感のあるパンツのラインが自然につながり、全体のシルエットをきれいに見せてくれるセットアップ。ジレはウエスト位置を高めにすることで、脚長に見えるのが嬉しいポイントです。ボタンが見えない比翼仕立てにすることで、アクセサリーも映えやすく、小物使いも楽しめるデザインに仕上げました。セットではもちろん、単品でも着まわせる頼れるアイテムです」
「腰高のくびれと控えめなペプラムが、さりげなくスタイルアップを叶えてくれるジレ。肩まわりには程よく立体感をもたせ、着るだけで自然と体のラインが整うよう、シルエットにこだわりました。深めの胸元の開きは、前を閉じたときにインナーが見えるか見えないかの絶妙なバランスを意識。下に薄手のニットやカットソーを重ねてもすっきり見え、首元を詰めすぎないことで、レイヤードしても軽やかにスタイリッシュに着こなせます」
Style.4
Blouson / One-piece
「ワンピースと同素材で作ったブルゾンは、春や秋にはライトアウターとして、夏は冷房対策としてさらっと羽織れて便利なんです。少し短めの丈にしているので、ワンピースと重ねてもバランスがとりやすく、小柄な方でもすっきり見えるのが嬉しいところ。背中にも立体感が出るパターンにしているので、正面だけじゃなく、横や後ろ姿もきれいに見えるように工夫しました」
「素材はドレッシーな表情ですが、ラグランスリーブや胸元のポケットなど少しワーク感のあるディテールを取り入れて、日常にも取り入れやすいブルゾンに。軽やかに羽織れて、シワになりにくく、お手入れも簡単なので、旅行にも気負わず着ていただけます。中に重ねてもごわつかないので、季節をまたいで長く愛用していただけます」
Style.5
Blouson / Pants
「カジュアルなタンクトップにワイドパンツを合わせた、大人のリラックススタイル。パンツのシルエットが綺麗なので、ラフに着てもどこか品よくまとまるのが嬉しい。ブルゾンを軽く肩掛けして、白いバッグで抜け感を添えつつ、スカーフでほんの少しだけ華やかさを足してみました」
「見た目はきちんとしたハイウエストながら、後ろはゴム仕様で穿き心地はラク。そんな“いいとこ取り”を叶えたワイドパンツです。ウエストのベルト部分は、さりげなく斜めのカッティングでモダンなアクセントに。カラーは通年使える3色を揃え、スニーカーとも相性の良い、程よいワイド感にこだわりました」
東原 妙子 TAEKO HIGASHIHARA
Fashion Editor
慶應義塾大学卒業後、銀行に就職、25 歳で編集者に転身。現在は数多くの女性誌を中心に、広告やカタログのディレクションを手掛ける。
2020年春にデビューしたECブランド〈uncrave〉では、2024年秋冬シーズンまでクリエイティブディレクターを務めるなど、アパレルブランドのバイイングやコラボ商品の開発を通じて、編集者の枠を超えた活動を行っている。
慶應義塾大学卒業後、銀行に就職、25 歳で編集者に転身。現在は数多くの女性誌を中心に、広告やカタログのディレクションを手掛ける。
2020年春にデビューしたECブランド〈uncrave〉では、2024年秋冬シーズンまでクリエイティブディレクターを務めるなど、アパレルブランドのバイイングやコラボ商品の開発を通じて、編集者の枠を超えた活動を行っている。