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ビームスが思う理想の男性像

"MR_BEAMS"とは、ファッションをきちんと理解しながらも、
自分の価値観で服を選べる
"スタイルをもった人"のこと。
と同時に、決して独りよがりではなく、
周りのみんなからも「ステキですね」と思われる、
そのスタイルに"ポジティブなマインドがこもった人"のこと。

今回立ち上げたオウンドメディア#MR_BEAMSには、
私たちビームスが考える理想の大人の男性像と、
そんな理想の彼が着ているであろうステキな服、
そしてMR_BEAMSになるために必要な
洋服にまつわるポジティブな情報がギュッと詰め込まれています。

本メディアを通じて、服の魅力に触れていただいた皆様に、
ステキで明るい未来が訪れますように……。

西口修平の気になる10のモノ

Nishiguchi’s Closet

西口修平の気になる10のモノ

西口修平の気になる10のモノ

BEAMS Fのディレクターとしてレーベルを率いる一方で、ファッションインフルエンサーとしても活躍する西口修平が2022年の春夏シーズンに注目する10のアイテムを、彼ならではのスタイリングとともに紹介します。

01_G.F.Bommezzadriのデニムスーツ

1950年創業のイタリア・パルマにあるファクトリーで、質実剛健なスーツをつくる本格的サルトリア〈ジャンフランコボメザードリ〉のスーツは、フル毛芯仕様で多くの手仕事により時間かけて作られています。そのため、見た目の美しさもさることながら、極上の着心地は文字通り“身体に吸い付く”よう。今季からは、ジャケットの袖幅とパンツの裾幅を少し太らせ、今の時代感に寄り添うフィッティングに修正。ほんのりアメリカの空気感を取り入れたデニムスーツに、イングリッシュカラーのニットポロをグラデーションで馴染ませながら、足元にレザーサンダルを合わせることで、上質なリゾートスタイルをイメージしたスタイリングです。

02_Cinquantaのセカンド型レザージャケット

春のアウターの定番であるデニムジャケットを、裏地無しの一枚で仕立てた完全別注アイテムです。いわゆるセカンド型と呼ばれるヴィンテージのデニムジャケットの仕様を、細かいところまでスエードで再現しつつ、ヴィンテージ特有の野暮ったいシルエットから、リラックスしつつもすっきり着やすいシルエットへと進化させてました。本物のヴィンテージデニムにラギットなデニムジャケットを合わせるわけではなく、スエードのジージャンに上質なシルク素材のニットを合わせ、モダンにアップデイトした大人のセットアップスタイルです。素材に気を配ることで、ラギットとされるアイテムも上品に見せられます。

03_Tangentのグルカパンツ

通称“1950パターン”と呼ばれるイギリス軍のグルカパンツをベースにしているこちらのパンツは、片側のポケットや太めの腰帯、長いベルトの持ち出しなど、オリジナルのディテールは活かしたうえで、左身頃のベルトの持ち出しは内側で調整する仕様に変更しました。理由は、ドレッシーな表情にアップデイトされることで、テーラードジャケットはもちろんのこと、カジュアルブルゾンなどとの相性が圧倒的によくなるからです。そんな細部にまでこだわったテーラード仕立てのミリタリーパンツは、スエードブルゾンとリネンのサファリシャツを合わせることで、ラギッドになりすぎない大人のカジュアルスタイルでコーディネートしました。

04_Jeanikのカバーオール

有名メゾンブランドを手掛ける二人組によるデニムブランド〈ジーニック〉の新作カバーオールです。ハーフコートのような着丈と軽い生地という組み合わせによって、季節を問わず着用できます。カバーオールといえばデニムの印象が強いですが、ライトウェイトのコットン素材かつオフホワイトという点が、コーディネートを新鮮に映してくれます。オフホワイトからベージュのトーンで重ねたレイヤードスタイルは、バンドカラーシャツを合わせることでリラックスした雰囲気に。テーラードジャケットの上にレイヤードすることで、クラシカルな雰囲気を残しつつも、リラックスしたブリティッシュアメリカンなミックススタイルを表現してみました。

05_AteliersGauthierのキャンプカラーシャツ

某メゾンブランドにもOEMとして供給していたデザインを、日本人に合いやすいように着丈と袖丈を短く修正したキャンプカラーシャツです。インラインでは存在していた胸ポケットを外し、袖口の仕様も剣ボロなしに変更をしつつ、上質な素材をたっぷりと使い贅沢に構成した別注モデルになります。鮮やかなイエローのキャンプカラーシャツをワイドなシルエットのグレージュのウールパンツにタックインし、更にコンビローファーを合わせたリゾートスタイル。「こんな格好で、南仏のリゾート地に出掛けたい」なんて思いを巡らせながら、古いヨーロッパの映画を切り抜いたようなクラシックなリゾートスタイルを表現してみました。

06_S.Manoのデイパック

“Speciale Mano(イタリア語で「特別な手仕事」の意”の名を冠した〈エス マーノ〉は、イタリアに根付く上質なクラフツマンシップを感じられる製法と、モダンにアップデイトされたデザインを融合したラゲッジブランドです。使用しているキップレザーの牛革は、型押しではなく地シボと呼ばれる皮革本来のシボで、天然の風合いを損なわず使い込むほどに柔らかくなっていきます。パーツにはすべて真鍮を使用し、ブランドロゴをあしらった引手にも細かいこだわりを感じてもらえるのではないでしょうか。グレーに別注をしたレザーのデイパックは、モノトーンで構成したノーブルなアンサンブルスタイルに絶妙にマッチしてくれます。

07_Crockett&Jonesのタッセルローファー

〈クロケットアンドジョーンズ〉に完全別注をしたタッセルローファー「ヘルフォード」。数年前に大人気を博した「キャベンディッシュ3」とは異なり、スマートなドレス顔に仕上げたことで、スーツスタイルにも合わせやすい一足となっています。スエード素材のアンライニング仕様のため、軽快な印象もプラスできます。モノトーンでストイックに見えがちですが、素材感に気を配ることで春らしい軽やかな雰囲気を表現しました。新たな定番となり得る一足ではないでしょうか。

08_Michael Classic Apparelのファイヤーマンコート

高密度コットン地のライトキャンバスの表面にオイルドワックス加工を施すことにより、生地にハリが出て、深みのある色に仕上げた別注のファイヤーマンコートです。オリジナルのファイヤーマンコートとしてのディテールやスペックはしっかりと踏襲しながらも、襟の形状や身頃のゆとりなどを綿密に調整し、今の時代のムードが感じられるゆとりのあるボディ感で作成している点もポイントです。モダンに進化を遂げた一着に、ネイビーブレザーにダークタータンチェックのシャツ、そしてデニムにはクリースを入れるなど、様々なクラシックな要素をミックスすることで、現代的なアイビースタイルを表現しています。

09_Beams Fのハンドラインスーツ

〈ビームスF〉オリジナルのハンドラインスーツ。〈リングヂャケット〉に依頼して作成したこのスーツは、ゴージラインを下げ、前ダーツをなくした、フィレンツェスタイルを踏襲しています。今シーズンは、このスタイルにドーメル社のベージュのウールコットンギャバジンを載せて展開することにしました。ワイドラペルに対してシャツは小襟なクレリックのレギュラーカラー。そこに合わせる幅広のプリントタイのノットは小さくして結ぶなど、様々な国の要素を取り込んだ自由で現代的な空気感をまとうスタイルは、スーツの嗜好性が高まりつつある今だからこそ一層魅力的に映るのかもしれません。

10_Beams Fのシングルラグランコート

リモンタ社によるソラーロのポリエステル生地を使用した〈ビームスF〉のシングルラグランコートは、一枚袖で仕上げることで肩から袖へのラインが綺麗に映ります。この一枚袖や深めのインバーテッドプリーツ、そしてベルトを配することによって、実は通常のコートの1.5倍程の生地を必要とします。それでいて、このプライスはマストバイという他ないのではないでしょうか。ビジネスからカジュアルまで網羅できる最高の一着に、オフホワイトのリネンスーツや〈レユッカス〉の華奢なビットローファーを合わせ、さらにネクタイでも深い玉虫色をさりげなく取り入れれば、上品な色気が滲み出るのです。

Photo / Takashi Noguchi[San Drago]

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