FEATURE

2025.10.28

【「つづく服。」の日 特別企画 Vol.3 】
たくさんの人との会話の距離が縮まった
斬新スタイル「ゴメデニム」

9月29日は「つづく服。」の日。
2021年に制定され、早くも4回目となりました。
この記念日をきっかけに改めて考えたこと。
それは、自身を表現するものとして自由に服を楽しんでいる私たちだからこそ、
他の人が大切にしてきた服も同じ熱量でも受け入れられるのでは?ということ。
それならば、実際に「つづく服。」を体現してみよう!そんな想いで特別連載を企画してみました。
「もし自分のお気に入りの服をあの人が着たら…。」を想像しながら指名して繋ぐ「つづく服。」バトン。
独自の物差しで服を溺愛するビームススタッフ5名が登場します。

この服、あなたならどう着る?

「ビームス ウィメン 原宿」の堀籠仁美さんが自身のお気に入りを着てもらう相手に選んだのは、「ビームス 銀座」の福留遥さん。アイテムへの想いや、福留さんに着てほしいと思った理由とは?

堀籠さん(ゆずる人):大学生の頃、お金はないけれど変わった服が着たいし人と違ったことがしたかった私。当時好きだったガールズグループがステージ上で敢えて前後逆に穿いていたパンツに釘付けになり、これだ!と古着屋に走って買いに行きました。それ以来穿き続けているのがこの、通称「ゴメデニム」。ジャストサイズだと上手く履けないので、ぶかぶかサイズがマストです。どんなスタイリングでも活躍してくれる上、穿いているとほぼ100%突っ込んでもらえて(笑) このパンツを通して周りの人やお客様との会話が弾み、距離を縮められたことが沢山ありました。仲良しの同期が真似てくれたのもとても嬉しかった思い出。高価で良い服とは言えないですが、今までもこれからも、どんな時も私のワードローブにいる、私のつづく服です。


堀籠さん(ゆずる人):私自身も幅広い系統の服を着るのですが、福留さんは私の引き出しにはない服をいつも可愛く着こなしていていて、身長も髪色も私とは真逆なこともあり、ついつい気になってしまう存在。そんな福留さんが私の服を着てくれたら、どんなスタイリングになるんだろう!と純粋に気になってしまいました。まったく違った可愛いスタイリングになると思うので楽しみです!







この服、自分ならこう着る!

福留さん(もらう人):手にして想像以上のビッグサイズに驚愕。不安ながらに足を通してみると、意外と履ける!私も堀籠さんのスタイルに倣って逆履きしてみました。必須のベルトはお気に入りのハートのバックルのものを。上半身は大好きなレオパードを取り入れつつ、オーバーサイズのデニムとのバランスを取るため、インナーはランジェリーでコンパクトにまとめてみました。

堀籠さん(ゆずる人):期待通りのスタイリングをしてくれました笑 ピンクとレースで、福留さんらしさの中にも違和感なくすっと馴染んでいて流石!!背も系統も正反対だけど、私のこれからのゴメデニムのスタイリングの幅も広がりました!かわいく着てくれてありがとうございます!





この服、あなたならどう着る?


入社直後に一目惚れし、思い切って購入した〈FUMIE=TANAKA〉×〈Ray BEAMS〉の 別注リボンブラウス。着るたびその頃の気持ちや出来事が蘇る、思い出と共に共存している大切な服をオウンドメディア課の松廣隼太くんへ。おしゃれでいつも確立された自分のスタイルが素敵な彼が、フェミニンな服をどう着こなしてくれるのが楽しみです!





PROFILE

  • ゆずる人:堀籠 仁美BEAMS WOMEN HARAJUKU

    1998年生まれ。小さい頃から母と買い物に行っていた憧れのBEAMS。学生時代に恵比寿店でアルバイト入社。気づけばBEAMSの服も、周りの仲間も大好きで大学卒業後もBEAMSでアルバイト、その後2021年中途入社。服と同じくずっと好きなことはライブ参戦。今はK-POPアイドルヲタク。国内でマイナーな県に旅行に行くのも好き。いつか47都道府県制覇したい。

  • もらう人:福留遥ビームス 銀座


    ずっと洋服が好きで、就活中に改めて魅力を感じた会社に勤めて早5年目。「ビームス 武蔵小杉」を経て現在は「ビームス 銀座」とオムニスタイルコンサルタントを兼務し、憧れに近付けるよう日々がんばっています。最近は編み物にハマっており、色々なものからインスピレーションを受けてデザインを考えたり黙々と編んだりすることが大切な時間です。