FEATURE

2025.12.23

【「つづく服。」の日 特別企画 Vol.5 】
カルト的人気を誇ったブランドデザイナーとの思い出が蘇るフーディー

9月29日は「つづく服。」の日。
2021年に制定され、早くも4回目となりました。
この記念日をきっかけに改めて考えたこと。
それは、自身を表現するものとして自由に服を楽しんでいる私たちだからこそ、
他の人が大切にしてきた服も同じ熱量でも受け入れられるのでは?ということ。
それならば、実際に「つづく服。」を体現してみよう!そんな想いで特別連載を企画してみました。
「もし自分のお気に入りの服をあの人が着たら…。」を想像しながら指名して繋ぐ「つづく服。」バトン。
独自の物差しで服を溺愛するビームススタッフ5名が登場します。

この服、あなたならどう着る?

オウンドメディア制作課の松廣隼太さんが自身のお気に入りを着てもらう相手に選んだのは、〈BEAMS PLUS〉バイヤーの柳井純一さん。アイテムへの想いや、柳井さんに着てほしいと思った理由とは?

松廣さん(ゆずる人):子どもの頃から好きな「インディペンデントでDIY」の精神。ある時、その素晴らしさについて自分自身が高い解像度で理解できていないことに気づいたのがきっかけで、2000年代初頭にカルト的な人気を誇った 〈The Great China Wall〉のデザイナーAlfredo Settimioにインタビューをしました。この方に会いに行ったのは、持っている服の中でこの精神性を最も感じるブランドのデザイナーに話を聞きたかったから。様々な気づきや再確認ができたとても貴重な時間でしたが、自分に向けて「情熱を持って物事を見つめ、何かを生み続けることで物事をもっと良くしなさい」という言葉をくれたことも心に残りました。この服を着るとその時のことを思い出し、創作を続ける意欲が湧きます。そんなDIY・インディペンデントの精神が宿るつづく服です。


松廣さん(ゆずる人):ジャケットからTシャツまで、柄も無地も全部着こなしているだけではなく、ご自身が楽しんでるようなスタイリングを組んでいる柳井さんの着こなしが好きです。自分とは違うスタイルを持ち、自分よりも多くの経験や知識を持つ柳井さんに、自分の好きな服をどのように着用していただけるのか、新しい視点で学ぶことができたらと思います。







この服、自分ならこう着る!

柳井さん(もらう人):久々に『こういう洋服来たかー!』と思いました(笑)。ただ、学生時代はこういった洋服も好きで着ていたこともあり、コーディネートはすぐ決まりました。アイテムがアーティスティックなデザインなので、ライダースの中に挟み、前面に出すというより中間着として覗かせて、少しアウトローのような着こなしを。リメイク、ラインストーン、スタッズ、刺繍…そんな盛り盛りのアイテムに袖を通してみて、その手のアイテムが気になってきました。

松廣さん(ゆずる人):自分の世界観に落とし込んだスタイルがとても素敵で、ジャケットを合わせてみたくなりました。でも、ただの真似ではなく、自分の感性で着こなす柳井さんの服への姿勢そのものを真似しないと、同じようにカッコよくなれないと思うので、自分が何が好きなのか改めて向き合いたいと思います。柳井さん、貴重な機会をいただきありがとうございました。





「もし自分のお気に入りの服をあの人が着たら…。」そんなワクワクから始まった「つづく服。」バトン。
5人のスタッフが愛する一着を繋いでいくなかで、“服を想う気持ちは、必ず誰かと共鳴し、受け継がれていく”と感じられた企画となりました。
この連載が、皆さまのクローゼットにある大切な服たちへ向ける眼差しを新しくするきっかけとなれば嬉しく思います。


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PROFILE

  • ゆずる人:松廣隼太オウンドメディア制作課


    2023年度に入社。現在はオウンドメディア制作課で様々なことを学んでいる最中です。好きな国内外のアーティストやデザイナーに話を聞きたくて、音楽とファッションに関するWEBメディアを友人と立ち上げ、運営もしています。また、サッカーが好きでバルセロナをずっと応援しています。サッカーゲームでは、好きなパスサッカーを表現しようとして、よく対戦相手に通信を切られてしまいます…。

  • もらう人:柳井純一BEAMS PLUS バイヤー

    2013年入社。地元にあるビームス 立川が最初の配属。はじめは洋服に関しては全く知識もセンスもなかったが、入社2年目に出会った上司の影響で〈BEAMS PLUS〉へどっぷりハマることに。その後は旗艦店である「ビームス プラス 有楽町」(現在はの「ビームス プラス 丸の内」)に6年半在籍し、現在は〈BEAMS PLUS〉バイヤー。Hip-Hopミュージック、暴飲酒暴食、とにかくコーディネート考えること、がささやかな楽しみです。