矢藤 ジョー

ボアの持つアウトドアライクな印象をマイルドにするべくその他アイテムを清潔感のあるアイテムで纏めました。一見自身のスタイリングに落とし込めなそうな懸念してしまうアイテムもその他で補えば基本まとまると思います。

クレイジーパターンのカーディガンに＜THOMAS MAISON＞の生地を使用したサックスブルーのシャツを合わせて生地同士の凹凸感を楽しみました。ボトムスには新入荷の当レーベルの定番＜GRAMICCI＞ × ＜BEAMS LIGHTS ＞のグルカモチーフのブラックデニムパンツを合わせました。ブランドならではの履きやすさとレーベルのファッション感を見事に融合させてアイテムです。これらの凄みあるアイテム達を覆い被せても尚、劣らない＜LONDON TRADITION＞ × ＜BEAMS LIGHTS ＞別注ダッフルコートはモダンと土着性の掛け合わせが素晴らしいアイテムです！言ってしまえば、インナーを怠ってもこれさえ纏ってしまえばなアウターです。足元はもう昨今の方程式通りプリミティブに対してのポストモダンなアプローチです。是非。

レザーのカバーオールの重厚感に対してブラウンを合わせることでハードすぎない印象にしました。

エメラルドグリーンが綺麗なシャギーニットにブラウンのコーデュロイのボトムスを合わせてシナジーをもたらしました。インナーのシャツはトップスとボトムスの引き立て役として＜essential＞のチェックシャツを合わせました。

2種類の異なるカラーの糸を編み込んだ畦編みクルーネックニットを着用。ブラウン系統とインナーにサックスブルーを差すことでコントラストを付けました。

肌寒くなってきた為、『ラムウール』を使用したカーディガンを着用。編地は度目を詰め、編地並びをより美しく仕上げました。前立てのない独特のパターンはジェンダーフリーでの提案が可能な1着です。

12Gの特殊糸をしっかりとした厚みを感じるダブルジャカードで編み上げ、フェザー加工した〈BEAMS LIGHTS（ビームス ライツ）〉オリジナルのニット地を使用したプルオーバーを着用。ボトムの主張を中和させるべくトップはベーシックに合わせました。

毎シーズン絶大な支持を誇る〈BEAMS LIGHTS（ビームス ライツ）〉定番の“リラックススーツ”に最新作が登場。ハイストレッチ特殊ポリマー糸『ハイパーヘリックス』を使用したセットアップです。 らせん状の捲縮糸により、ストレッチ性としなやかさを兼ね備えた快適な着心地を実現。気温が落ち着く秋口に着られるよう、春夏シーズンよりも肉厚な生地を採用しました。 ラペル付きジャケットは、ポケットや細腹（サイバラ）をなくしてミニマルな仕上がりに。紐でウエスト調整可能なドロストパンツも穿き心地抜群で、デイリーウェアとしてはもちろん、リモートワークやミーティングなどビジネスカジュアルでも活躍します。 ジャケットとパンツ、それぞれ別々の着こなしも楽しめるセパレート着用もおすすめ。オンオフ兼用のオールパーパスなカジュアルスーツです。

＜TAION ＞×＜BEAMS LIGHTS＞の別注 ベトジャンリバーシブルインナーダウンを着用。とりあえず従来のインナーダウンの持つインナーだからデザインはサイレントでいいよねというところから一変、リバーシブル仕様でベトジャンモチーフやクレイジーパターンを採用することで単体としても成立するアイテムに仕上がりました。カタカナ多めで失礼致しました。

カシミヤ100%のカーディガンを着用。軽くて暖かくて肌当たりがとても良いです。全体的に秋冬の特有の重厚感あるスタイリングからは少し距離を取り、グレージュやストライプなどを柔らかい雰囲気のアイテムを合わせて柔和な雰囲気をもたらしました。

まだまだ暑い日は続きますが、お店では秋冬が立ち上がっております。お気に入りのTシャツはそのままに羽織なんかをサッと羽織ってそろそろ秋への身支度を始めてみるのは如何でしょうか。

秋の新作のスタイリングを組みました。ブラウンとブラックの合わせでスマートな印象をつけました。

秋口らしいブラウンとグリーンを合わせた清潔感のあるスタイリングを心掛けました。全体的にゆったりしたバランスだったので足元はコンパクトに設定することでメリハリをつけました。個人的にブラウンは発色の良い色と合わせると分かりやすくお洒落な雰囲気を演出できるのでお勧めです。BROWN×PURPLE=エレガントであり、BROWN×TURQUISE=コンテンポラリーであり、BROWN×GREEN=トラディショナル、BROWN×RED=ラグジュアリー。そんな感じです。

『1440』 よりストレッチの効いたツイル地のセットアップを着用。パッキング(収納)やウォッシャブルな機能は健在で、今回は脇下にレーザーパンチでベンチレーションを設けるなどよりギア感が強まっています。ボトムスは共地で当レーベル別注アイテムの中でも人気の高い＜GRAMICCI＞のグルカパンツを採用することでON/OFF兼用の中でも更に一格上の立ち位置のアイテムです。ライトなドレスコードを必要とする場面や肩肘張らないドレスアップを好む方にもお勧めできるアイテムです。

秋冬の新作でコーディネートを組みました。トップス群は＜BARBARIAN＞に別注をかけたヘビーウエイトのボーダーカーディガン、インナーにはアートTを合わせました。ボトムスは当レーベル定番の『カイハラデニム』を使用したディーププリーツワイドパンツを。計算されたワイドシルエットはストリートの出自とは違うエレガンスを纏ったパンツです。シューズには＜NEW BALANCE＞よりトレンド感を演出。靴や小物でトレンドを取り入れることが大人の一つの嗜みとも思います。下手にトレンドに対してあぐらを描くのは勿体ないと思います。「永遠の青少年」ではなく、「オトナコドモ」を縦横無尽に往復することがシン・諧謔性であり、逍遥遊。

〈A.P.C.（アー.ペー.セー.）〉で過去展開していたチャイナカバーオールを復刻展開。リジッドデニムを使用し、よりクリーンでモダンな印象に仕上げました。 より着やすさを重視し、ボディのデニム生地を12オンスに変更。シルエットは身幅とアームのフィッテイングを現代的に広めに設定し、ニットなどの上からでも羽織りやすいバランスにアップデートしています。 衿の高さにもこだわり、よりアウター見えする印象に。着込むことで馴染む経年変化を楽しめる逸品です。

大人でも着れる子供っぽく見えないボーダーTシャツを着用。配色やピッチをモダナイズすることで落ち着きのある雰囲気になります。

室内や夜の軽羽織としてお勧めなジャケットを着用。晩夏から秋の香りを取り入れたコーディネートです。

光沢感のあるワッシャーナイロンを使用したミリタリベストとパンツをセットアップで着用。色合わせやインナーとシューズ、バッグ使いでミリタリーの持つハードな表象をマイルドへと転換させることに成功しました。

夏のリゾートスタイル。リゾートというと抜け感が醍醐味とは思いますが、元々抜け感しかない自分にとっては"それ"をしてしまうと抜け殻のようになってしまうので。今回は適宜抜け感を演出しながらも、肌の露出を最小限に抑止、スラックス使いで"抜け"に対して緊張感を与えることで自分なりの統制を図りました。これをすることでもはや憧憬の念を抱いてしかないステレオタイプのリゾートスタイルにオルタナティブな視点として位置することができ、少々の"垢抜け"感を演出することに成功しました。