

BEAMS 50,000YEN
SHOPPING CHALLENGE Vol.6
池田エライザ
50,000円で何買う?池田エライザの素直で日常的なお買い物
2020.07.22ある日、神様の気まぐれで50,000円が降ってきたら?そんな妄想を実現するお買い物企画『BEAMS 50,000YEN SHOPPING CHALLENGE』!! 場所は「ビームス ジャパン」。
今回のお客様は、女優であり映画監督の池田エライザさん。普段は一瞬で買い物をすると言う彼女が、とにかく素直に欲しいもの、必要なもの、閃くものを選んでいった結果、そこに並んだのは海苔から<オーラリー>まで…?外出しにくい今だからこそ、お店で買い物をする喜びをいっしょに味わってみませんか。
50,000YEN SHOPPING、あなただったら何を選ぶ?



「私、買い物に行くときって、一気にまとめて買うんです。動物の冬眠前みたいな、リスが巣に木の実をたくさん蓄えるみたいなかんじ。今日、すごく楽しみにしてました!両手いっぱいに抱えられるくらい選びたい!」

「あ、これ都道府県ごとの名産品が売ってるんだ!私の出身地の福岡ないかな?ここ熊本でしょ。福岡は?福岡はありますか?福岡なかったら泣く。あ、あった!」

「わ、海苔いいじゃん!ビームス ジャパンって初めて来たんですけど、本当にいろんなものがあるんですね。文房具とかワクワクするな…。どうしよう、洋服に行き着ける自信がなくなってきた(笑)」



「花火って、何歳になっても特別な感情が動きますよね。すごく好きだけど、ぜんぜんやってないなー。忘れていたわけじゃないのに、なかなか思い出さないもの。それに気付けるきっかけって大切ですね。」



「洋服が見たくなってきた。上の階行っていいですか?」

「外に出られなくなると、こうやって何かを手に取って出会うということに飢えますよね。ネットで満足しがちだけど、手でさわって、そこにたしかに存在する物に心躍る感覚ってすごく楽しい。」

「今日、いつもの50倍くらいゆっくり見てます。普段は本当に10分くらいで買い物しちゃうんですよ(笑)。いろいろあるからゆっくり見られる。かわいい、なにこれ!アロハシャツですか?これ新品ですよね?ヴィンテージみたい。」


「ホントはワンピース狙ってたんですけど、シャツかわいいな〜」

「上へ参ります〜(アナウンスっぽい言い方で)」

「お店の人と仲良くなると、貢献したくて何度も行っちゃうし、自分の服を買いに来ても、人の物をよく買っちゃうんですよね。」

「家でもたまにこうやって遊んでます。小さい頃、かくれんぼよくやってました。ドアの後ろの三角ゾーンが意外と見つからなかったりして。」

「やっぱりシャツが気になる。大人になってきたのかな。これまではぜんぜん着なかったんですよ。キャラじゃないっていう感じがして。着てみないとわからないですよね。これあとで試着させてください!」


「好きな洋服のジャンルはあまりなくて、どんな人がどんな思いでつくっているのかを知って好きになります。たとえばサステナブルって言ってもいろいろなアプローチがありますよね。どういう考え、どういう手段でつくっているのか知りたい。逆に、何も知らないで買って、つくり手が差別をしていたり、環境への配慮がぜんぜんなかったりしたら嫌じゃないですか。何の気なしに手に取ったものでも、できるだけその背景について調べるようにしています。」
「私、買い物に行くときって、一気にまとめて買うんです。動物の冬眠前みたいな、リスが巣に木の実をたくさん蓄えるみたいなかんじ。今日、すごく楽しみにしてました!両手いっぱいに抱えられるくらい選びたい!」
「あ、これ都道府県ごとの名産品が売ってるんだ!私の出身地の福岡ないかな?ここ熊本でしょ。福岡は?福岡はありますか?福岡なかったら泣く。あ、あった!」
「わ、海苔いいじゃん!ビームス ジャパンって初めて来たんですけど、本当にいろんなものがあるんですね。文房具とかワクワクするな…。どうしよう、洋服に行き着ける自信がなくなってきた(笑)」
「花火って、何歳になっても特別な感情が動きますよね。すごく好きだけど、ぜんぜんやってないなー。忘れていたわけじゃないのに、なかなか思い出さないもの。それに気付けるきっかけって大切ですね。」
「洋服が見たくなってきた。上の階行っていいですか?」
「外に出られなくなると、こうやって何かを手に取って出会うということに飢えますよね。ネットで満足しがちだけど、手でさわって、そこにたしかに存在する物に心躍る感覚ってすごく楽しい。」
「今日、いつもの50倍くらいゆっくり見てます。普段は本当に10分くらいで買い物しちゃうんですよ(笑)。いろいろあるからゆっくり見られる。かわいい、なにこれ!アロハシャツですか?これ新品ですよね?ヴィンテージみたい。」
「ホントはワンピース狙ってたんですけど、シャツかわいいな〜」
「上へ参ります〜(アナウンスっぽい言い方で)」
「お店の人と仲良くなると、貢献したくて何度も行っちゃうし、自分の服を買いに来ても、人の物をよく買っちゃうんですよね。」
「家でもたまにこうやって遊んでます。小さい頃、かくれんぼよくやってました。ドアの後ろの三角ゾーンが意外と見つからなかったりして。」
「やっぱりシャツが気になる。大人になってきたのかな。これまではぜんぜん着なかったんですよ。キャラじゃないっていう感じがして。着てみないとわからないですよね。これあとで試着させてください!」
「好きな洋服のジャンルはあまりなくて、どんな人がどんな思いでつくっているのかを知って好きになります。たとえばサステナブルって言ってもいろいろなアプローチがありますよね。どういう考え、どういう手段でつくっているのか知りたい。逆に、何も知らないで買って、つくり手が差別をしていたり、環境への配慮がぜんぜんなかったりしたら嫌じゃないですか。何の気なしに手に取ったものでも、できるだけその背景について調べるようにしています。」

「あ、でも、今日は、ビームスの「ええやろ」って言ってるかんじを信頼して、直観的に選ぶようにしています。自分が決めたルールから少しだけ外れてみるというか。お店のセレクトと素の自分の感覚の間に共通点がたくさんあって、私服で着たいなって思えるものがたくさんありますね。」
「あ、でも、今日は、ビームスの「ええやろ」って言ってるかんじを信頼して、直観的に選ぶようにしています。自分が決めたルールから少しだけ外れてみるというか。お店のセレクトと素の自分の感覚の間に共通点がたくさんあって、私服で着たいなって思えるものがたくさんありますね。」

「いよいよカルチャートのフロア。楽しみにしてました!」


「絵、よく買うし、最近まで玄関に飾りまくってました。ドアを開けたらオーブリービアズリーの怖い絵がドン!みたいな。あとは花瓶とか壺もたくさんあって、猿の銅像が鍵置き用の皿を持っていて…なんかの儀式みたいですね(笑)私、家で過ごすのが本当に好きなんです。見渡せば刺激だらけな世の中で、自分にとって必要なものが何か、突き詰めると生活はシンプルになっていく。でも、外に出て何かに出会って閃くこともあるって今日実感しました。紙の質感って、こんなに豊かなんだ!とか。絵も欲しいけど、今日は服かな。買い物、楽しいですね!」


「しあわせの感度が高いのってすごくいいなと思っていて。小さいことに「イェイ」ってなっていたい。負の感情って強くて、カフェで店員さんが優しかった時より、不親切だったときのほうがSNSに書く人が多いと思うんです。でも、すぐ批判するのは、考えることを放棄しているということ。想像を重ねれば、相手にも考えがあるってわかりますよね。逆に、ポジティブな人って、相手が一番しあわせになれる言葉が何か常に考え続けていたりするじゃないですか。言葉に優しさをにじませている人って、頭の回転が速いし、素敵だなーって思います。そういう人になりたいですね。」

「いよいよカルチャートのフロア。楽しみにしてました!」
「絵、よく買うし、最近まで玄関に飾りまくってました。ドアを開けたらオーブリービアズリーの怖い絵がドン!みたいな。あとは花瓶とか壺もたくさんあって、猿の銅像が鍵置き用の皿を持っていて…なんかの儀式みたいですね(笑)私、家で過ごすのが本当に好きなんです。見渡せば刺激だらけな世の中で、自分にとって必要なものが何か、突き詰めると生活はシンプルになっていく。でも、外に出て何かに出会って閃くこともあるって今日実感しました。紙の質感って、こんなに豊かなんだ!とか。絵も欲しいけど、今日は服かな。買い物、楽しいですね!」
「しあわせの感度が高いのってすごくいいなと思っていて。小さいことに「イェイ」ってなっていたい。負の感情って強くて、カフェで店員さんが優しかった時より、不親切だったときのほうがSNSに書く人が多いと思うんです。でも、すぐ批判するのは、考えることを放棄しているということ。想像を重ねれば、相手にも考えがあるってわかりますよね。逆に、ポジティブな人って、相手が一番しあわせになれる言葉が何か常に考え続けていたりするじゃないですか。言葉に優しさをにじませている人って、頭の回転が速いし、素敵だなーって思います。そういう人になりたいですね。」



「このタンクトップ、形が独特だけど、着てみるとすごくいい。パンツも派手かと思ったけど、しっくりくる。履き心地もすごくいいですし、この時期は金額も優しくて嬉しい!」


「オーラリーのシャツ、これは決まり!ストライプのシャツは、ちょっとまだ私には早かったな。」

「決まったー!これにします!」

「以前は、「池田エライザ的にどうするか」という考え方をしていた部分もあって、素直な自分とは区別していたんです。でも、その感覚がマイルドになってきたというか、自分の素直な感覚を出していいのかなって最近は特に思っていて。」

「仕事ばかりの人生で、そこに全てを捧げてきたし、嘘はないんですけどね。シャイなところや普通に生活している気配を見せてもいいのかもなって。だから、本当に素直に選びました。過去だったら、もっと「ぽい」もの、例えば派手な服とか斜に構えた作品とかを選んでいたかもしれないけど、今なら海苔が食べたいことも素直に言えるし、洗顔タオルも必要だから選べます(笑)」
「このタンクトップ、形が独特だけど、着てみるとすごくいい。パンツも派手かと思ったけど、しっくりくる。履き心地もすごくいいですし、この時期は金額も優しくて嬉しい!」
「オーラリーのシャツ、これは決まり!ストライプのシャツは、ちょっとまだ私には早かったな。」
「決まったー!これにします!」
「以前は、「池田エライザ的にどうするか」という考え方をしていた部分もあって、素直な自分とは区別していたんです。でも、その感覚がマイルドになってきたというか、自分の素直な感覚を出していいのかなって最近は特に思っていて。」
「仕事ばかりの人生で、そこに全てを捧げてきたし、嘘はないんですけどね。シャイなところや普通に生活している気配を見せてもいいのかもなって。だから、本当に素直に選びました。過去だったら、もっと「ぽい」もの、例えば派手な服とか斜に構えた作品とかを選んでいたかもしれないけど、今なら海苔が食べたいことも素直に言えるし、洗顔タオルも必要だから選べます(笑)」

「お店の懐の深さにとにかく安心しました。木の匂いがするのもよかった。通販も大好きだけど、お店の人たちが私たちのことを考えて丁寧にひとつひとつつくっているっていう、その温度感が心地よかった。新宿の喧騒の中にこんな場所があるんですね。自分をオタクだと思っている人も、ストリートヴァイブスな人も、ナチュラルなものが好きな人も、どこかにひっかかるものがあると思います。しかも、ただ間口が広いだけじゃなくて、突き詰めたものがある。」
「お店の懐の深さにとにかく安心しました。木の匂いがするのもよかった。通販も大好きだけど、お店の人たちが私たちのことを考えて丁寧にひとつひとつつくっているっていう、その温度感が心地よかった。新宿の喧騒の中にこんな場所があるんですね。自分をオタクだと思っている人も、ストリートヴァイブスな人も、ナチュラルなものが好きな人も、どこかにひっかかるものがあると思います。しかも、ただ間口が広いだけじゃなくて、突き詰めたものがある。」

「お母さんを連れてまた来ます。ある程度大人になってきて、親の目線がわかる気がするんです。大人って、親って、こんな大変な思いをしてたんだ!みたいな。それは監督としての経験を経たからわかることかもしれません。まだまだ母は超えられないなって思うんですけどね。今日はありがとうございました。」
お買い物合計
<AURALEE> シャツ ¥23,000+Tax→13,800+Tax
<UNUSED> ノースリーブシャツ ¥14,000+Tax→¥9,800+Tax
<UNUSED> パンツ ¥31,000+Tax→¥21,700+Tax
<八幡屋磯五郎> 七味 ¥600+Tax
<おぼろタオル> タオル ¥1,000+Tax
<大江海苔> 海苔 ¥920+Tax
<筒井時正玩具花火製造所> 花火 ¥50+Tax〜¥600+Tax
合計:¥49,170+Tax
Thank you!
「お母さんを連れてまた来ます。ある程度大人になってきて、親の目線がわかる気がするんです。大人って、親って、こんな大変な思いをしてたんだ!みたいな。それは監督としての経験を経たからわかることかもしれません。まだまだ母は超えられないなって思うんですけどね。今日はありがとうございました。」
お買い物合計
<AURALEE> シャツ ¥23,000+Tax→13,800+Tax
<UNUSED> ノースリーブシャツ ¥14,000+Tax→¥9,800+Tax
<UNUSED> パンツ ¥31,000+Tax→¥21,700+Tax
<八幡屋磯五郎> 七味 ¥600+Tax
<おぼろタオル> タオル ¥1,000+Tax
<大江海苔> 海苔 ¥920+Tax
<筒井時正玩具花火製造所> 花火 ¥50+Tax〜¥600+Tax
合計:¥49,170+Tax
Thank you!
Photographer : MARIKO KOBAYASHI /Writer:TAIYO NAGASHIMA / Actress : ELAIZA IKEDA /

池田 エライザ
いけだ エライザ
1996年4月16日生まれ。福岡県出身。テレビ東京ミニドラマ『きょうの猫村さん』出演中。初監督を務める映画『夏、至るころ』(2020年公開予定)。