

橋本愛のTシャツ愛。
〈Ray BEAMS〉別注Tシャツ5型が発売。
2025.06.06毎シーズン恒例の〈Ray BEAMS〉別注企画がこの夏も登場。4つのブランドに別注したスペシャルなTシャツ全5型を発売する。ファッション好きで知られる俳優・橋本愛が、さまざまな表情で着こなした。
– MUVEIL
東京ブランドとして認知されて久しい〈MUVEIL(ミュベール)〉。アーカイブのバッグに使用されていたクロスステッチとビーズの刺繍を今回初めてTシャツにしたという、ファン垂涎のデザイン。Tシャツと同じネイビーのプリーツスカートを合わせてシックに見せつつ、ベルトやチェーン、ベルテッドブーツがパンキッシュな魅力を添える。
– Carne Bollente
パリに拠点を置くアーティスト集団によって設立されたファッション及び出版ブランドである〈Carne Bollente(カルネ ボレンテ)〉は、愛をテーマに掲げているだけあって、Tシャツのロゴもずばり「永遠の愛」。ハートを象ったラインストーンがキラキラと輝く。バンダナを真知子巻きにして、レトロかわいいを満喫して。
– YuumiARIA
〈Ray BEAMS〉ではおなじみの〈YuumiARIA(ユウミアリア)〉が手掛けたのは、とびきりロマンティックな一枚。フロントにふんだんにあしらわれたサテン地のフリルや、バックスタイルのギャザーやオーガンジーのレイヤードなど、Tシャツの概念を超越したドレッシーなデザイン。あえてレースをのインナーやタイツを重ねて、現代のロマンチシズムに酔いしれて。
– YOHEI OHNO
アーティスティックでユーモラスなデザインに定評のある〈YOHEI OHNO(ヨウヘイオオノ)〉。まるで海を泳ぐエイのようなシルエットのTシャツは、眩いほどのラメ素材にイルカやペンギンが描かれた唯一無二の存在感が圧倒的。同系色のピンクのカーゴパンツやカットレースが愛らしいインナーを重ねて、ラブリーを極めよう。
撮影後、橋本愛さんに、撮影の感想やファッションにまつわる話を聞いてみた。
Q. 今日、着用いただいたTシャツのスタイリングはいかがでしたか?
どこか懐かしさを感じさせるコーディネートが多くて、Tシャツも大好きでたくさん持っていますし、自分の私服に近いニュアンスもあったので楽しかったです。〈カルネ ボレンテ〉のブルーのチビTや、ミュベールの刺繍Tシャツのちょっとパンクっぽいスタイリングは、「ご近所物語」や「NANA」など、矢沢あいさんの好きな漫画作品を思い出しました。漫画の世界観やカルチャーにもよく影響を受けるんです。
Q. 撮影中、1つ1つ違った表現をされているように感じましたが、ファッション撮影の時はどんな気持ちで臨んでいますか?
いわゆるモデルのようなポージングではなくて、それぞれのスタイリングのキャラクターを表現しているような感覚があります。演じるというよりは、イメージする感じで。「あの漫画のあのキャラクター」という設定を作ってイメージすると、動きやすくなるんです。
Q.普段はどんなファッションが好きですか?
昔はロマンティックなデザインばかり着ていたんです。クールに見られがちなので、反骨精神から逆の印象のものを着る感じで。でも最近は、生まれたままの身体を祝福しようと思えるようになって、身体のラインが出るような服も楽しめるようになったし、モノトーンや、クールなスタイルにも挑戦するようになりました。
でもギャルっぽい服装も好きなので、ジャンルに囚われず、さまざまなテイストを楽しんでいます。
PROFILE
橋本 愛
俳優
1996年、熊本県生まれ。2010年の映画「告白」に出演し注目を浴び、2012年の映画「桐島、部活やめるってよ」では日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。最近では、映画「早乙女カナコの場合は」に出演。現在、2025年NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」、映画「リライト」(6月13日公開)に出演中。独自の感性を生かしてファッション、書評、コラムなどの連載を持ち、幅広く活躍中。
Instagram @ai__hashimoto
〈Ray BEAMS〉が提案する“T-shirt Collection”発売
独自のクリエイションで注目を集めるブランド〈Carne Bollente〉〈YOHEI OHNO〉〈Yuumi ARIA〉〈MUVEIL〉の4ブランドとコラボレーションし、全5型の特別なTシャツを製作しました。
開催期間:2025年6月6日(金)~
開催店舗:全国の〈Ray BEAMS〉展開店舗 / ビームス公式オンラインショップ
Photos: Chikashi Suzuki
Styling: Tamao Iida
Hair: Keiko Tada (mod’s hair)
Make-up: Asami Taguchi (home agency)
Design: maam inc.
Direction & Edit: Ayako Tada