〈ビームス ボーイ〉って何だろう?〈ビームス ボーイ〉のスタイルって何だろう?
メンズウェアのルールから派生した私たち独自のこだわり。
流行りに左右されることなく服を楽しむには、まずは知っておくべきルールがたくさんあるのです。


日々の暮らしの中で〈ビームス ボーイ〉の服をどう選び、
どうコーディネートし、どう着崩したらよいのか、をこれまでのルールを振り返りながらまとめました。
シーン毎にお洒落をしたら、もっと楽しく過ごせるはずです。
洋服とはそのための最高のパートナーなのですから。

BOY’S LIFE
EVERY PICTURE
TELLS A STORY
EVERY PICTURE
TELLS A STORY
Duffle Coat

イメージは美術館に通うアメリカのアートスクールの学生。ダッフルコートの発色のいい鮮やかなブルーは、芸術の世界で語られることが多い青に思いを馳せて選びました。美術館に行くときはコートの下に入るバッグと足音が鳴らないスニーカーがお約束。

SCENE’S RULE

美術館に行く恰好にも理由がある買い物にいくときには、その行き先のお店に合わせた恰好をする、そんなルールを持つ私たちには、美術館に行くときにももちろん美術館用のスタイルがあります。とくにアメリカをはじめ海外の美術館は写真を撮れることが多いので、気になったものはしっかり押さえられるように両手が塞がらないコーディネートで臨戦態勢。とはいえ、そんなデジタルでの記録も大事ですが、やっぱり大きなアナログポスターや図録が欲しくなる私たち。美術館帰りは大きな荷物を抱えるので、手ぶらスタイルがベスト。館内では展示物にバッグをぶつけたりしないように、コートの中にバッグを掛けるのが、気遣いであり、オシャレのポイント。バッグの中にはもちろん、メモを取る用の鉛筆を(美術館は鉛筆しか使えないのです)。美術館の中は意外とたくさん歩くので、動きやすいボトムス、シューズを選ぶのも大事。物音を立てないシューズを選ぶのもエチケットだと思います。

ITEMS

私たちが美術館に行くときに心掛けているのは、手荷物を少なくすること。メモを取ったり、海外では写真も撮れたりするので両手をしっかり空けることが大切です。本当は身体ひとつで行きたいところですが、流石にバッグは必要なので、バッグを掛けた上から羽織れるアウターを選びます。あと、美術館に行くときは鮮やかな色のアウターを選んでしまいがち。美術館にいる自分もアートの一部になれるように、なんていうのもおこがましいですが、絵になるスタイルの方が美術館に相応しいと思うのです。

  • 見た目から重厚なロングコートに目が無い私たち。もちろん冬の定番、ダッフルコートも大好物。ミリタリーにはない鮮やかなブルーが印象的な一着は、メンズのようなサイズ感なので女性が着ると身体の華奢さが映えるシルエットになりますが、肩まわりのパターンや袖丈を調整することによって、ただ大きいだけじゃなく女性らしいバランスに仕上げています。また、昨年のアイテムから前開きのトグルボタンのサイズを小さくし、ひとつ増やしているのもポイントです。

  • 今回はウエストポケットのフラップをなくし、パッチポケットに変更。ポケットに手を入れるのもスムーズに。

  • 大きめのフードにあしらわれたサイズを調整するスナップボタン。日常生活ではあまり使わないディテールですが、防寒性を高めるための機能的なディテールして生まれた仕様にリスペクトを込めて残しています。

  • 雨などの染み込みを防ぐストームパッチは、ダッフルコートに欠かせないディテールです。BOYのアイテムでは、通常よりもあえて長く大きくデフォルメすることでデザインポイントになるようにアレンジしました。

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I CARE
BECAUSE OF YOU
I CARE
BECAUSE OF YOU
Various Sweaters

クローゼットを秋冬仕様に衣替え。高い棚に手を伸ばすので、お腹が見えないように長めのサーマルをインナーに、チノパンの裾は作業がしやすくロールアップ。お気に入りのバンダナを頭に巻いたら気合十分。日々の洋服のケアもこんな感じで楽しみます。

SCENE’S RULE

お洒落はケアから長く愛用することで味の出る素材のアイテムを多く持っている私たちにとって、頻繁に洗うことが出来ない冬服の日々のケアはとても重要なこと。とくに天然素材のウールは、ケアを怠ると虫食いや黄ばみが発生して大変なことに。そうなる前に、日々のちょっとのケアを積み重ねていけば、お気に入りと長く一緒に過ごすことができるのです。アメリカ映画でも、暖炉を囲んで靴の手入れや服のケアをしたり、キルトを縫い合わせたり、ニットを編んだりするシーンが度々出てきます。ものを大事に、使い終わっても次のオーナーに引き継ぐカルチャーのあるアメリカに倣って、今持っている洋服は責任を持って大切にケアしていきたいものです。洋服たちを労いながらケアする時間は、もしかしたら洋服を着る時間よりも大切な瞬間なのかもしれません。手がかかる洋服ほど可愛いですし、そもそもケアから着こなしは始まっているのですから。

ITEMS

頻繁に洗うことができない冬服は、日々のケアを大切にしています。コートは着用後にきちんとブラッシングし、埃をしっかり払いましょう。型崩れの原因になるので、ポケットの中身を全部出し、太めのハンガーで吊るしたら、直射日光の当たらない風通しの良い場所で湿気を取ってからクローゼットにしまいます。そしてニットのケアも大切です。毛玉にも愛着が湧く私たちですが、適度なケアは必要。ということで、毛玉取りブラシをかけるかハサミで根元から切りましょう。クリーニングにも頼りますが、洗えるものはなるべく自分の手で洗いたい。その際は環境に優しい洗剤で押し洗いし、脱水は洗濯機を使って数秒だけ。ネットにきちんと入れて、伸びて型崩れしないように気をつけます。ハンガーに干すと当たりが出て伸びてしまうので、平干しが鉄則です。これはしまうときも同様で、吊るさずに畳んで保管しましょう。私たちがおすすめする新作ニットで、ぜひケアを実践してみてください。手をかければかけるほどより愛おしく感じるはずですから。

  • 1890年代から続くアイルランドの老舗ニットメーカーに、クレイジー配色で別注したスペシャルアイテム。機械編みでは出せないハンドニットならではの表情に惚れ惚れします。

  • 『BOY’S RULE N°2』でも紹介したシャギードッグセーター。冬になると「今年は何色を買った?」という会話がBOYのお約束。毎年つい買い足してしまう定番です。

  • 日本の裏側、南米ペルーからやってきた手編みのノルディックセーター。冬に欠かせない柄で、より着回せるようにカーディガン型にアップデートしました。

  • 古着のボートネックニットを元ネタに、リボン柄のレトロで可愛いデザインに仕上げた一着。アクリル混なので軽くて柔らかく、ふんわりした着心地が魅力です。ウールだけでなく、古着のアクリルニットも好きな私たちらしいアイテムです。

  • 毛足が長いモヘヤ糸を使用したハンドニットは、編み目が大きいのでレイヤードを考えるのが楽しくなります。通常は内側に施されるリンキングが表に出ているのもポイントです。

  • 一見シンプルな襟付きのカーディガンですが、飾りのような小さいポケット、キッズの古着のような短い丈などユーモア満点。こちらも南米ペルーからやってきたハンドニットです。

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TOUCH ME
IN THE MORNING
TOUCH ME
IN THE MORNING
Thermal T-shirt & Thermal Leggins

サーマル愛が強い私たちは、サーマルを毎日楽しみます。パジャマのインナーはハニカム、ボトムスはワッフルをコーディネートしていますが、色や柄、生地違いで着ても可愛いのです。そしてフーディやワッチキャップには大好きなアメリカブランドを。完璧!

SCENE’S RULE

冬も寝るときはサーマル防寒用の肌着や運動着として生まれたサーマル、とくに軍用のインナーとして採用されていたサーマルは、冬時期でも出る寝汗をしっかりと吸収しながら、保温も抜かりなくしてくれます。そしてその利便性は世代や性別を超えて、愛され続けてきました。私たちももちろん、冬も寝るときは絶対に上下サーマル。いわゆる“サーマル”と呼ばれる保温性の高いインナーについて、その編み方がハニカムなのかワッフルなのか、こだわるのがわたしたちの流儀。ときには、トップスはハニカム素材、ボトムスにはワッフル素材なんていう日も。素材別の肌触りを心得て、上下の組み合わせを考えれば、大満足の寝心地が約束されます。インナーとしてサーマルを着るときは、ピタッと自分の身体に合ったサイズ感が理想。上に重ねるものに響かないように心がけます。そして寒い冬の日のサーマルは、お尻まですっぽり隠れるシルエットのものがベターです。そんな定番のサーマルですが、今季は花柄が登場。アメリカ映画の中で女の子が花柄のサーマルを上下セットで着て、お気に入りのお人形とともにベッドで眠るシーンは、ボーイッシュ好きな私たちでも憧れを抱きます。

ITEMS

私たちにとってサーマルはインナーの基本であり、夜はパジャマとしても活躍してくれます。春との違いは、冬は一枚で着るのではなく、スウェットやフーディのインナーとして着用すること。今回ご紹介するアイテムは、古着でもよく見かけるフラワーサーマルのTシャツとレギンスのセットアップ。これは以前からBOYスタッフからも作って欲しい!という声が上がっていたものです。当然そのまま作るのではなく、私たちらしく古着にありそうでないアイテムに。生地は比較的古いミリタリーのインナーに見られるハニカム素材を採用。Tシャツの袖口とパンツの裾の段リブ仕様もミリタリーモチーフです。花柄は古着を元に描き起こしたオリジナルで、使い古した色合いになるようにこだわりました。身体はもちろん、心まで温めてくれそうなフラワーサーマル。今夜もいい夢が見られそうです。

  • 通常、インナーに着るサーマルはピタッと身体に沿ったサイズ感が理想的ですが、一枚でも着られるように身幅と着丈をアレンジ。細部までこだわったアイテムなので、できるだけ多く、長く愛用していただきたいのです。

  • トップスのバランスに合わせて、レギンスも少しルーズなシルエットに。BOYとしては定番のミリタリーパンツにレイヤードして、裾から柄をチラリと見せるのもオススメ。

    襟のリボンは子どもが前後を判断できるようにする飾りで、キッズの古着によく付いているもの。アメリカの女の子のパジャマをイメージしています。

  • 襟のリボンは子どもが前後を判断できるようにする飾りで、キッズの古着によく付いているもの。アメリカの女の子のパジャマをイメージしています。

    Tシャツの袖口、レギンスの裾の段リブは、ミリタリーによく見られる仕様で、古着のフラワーサーマルには見ない仕様です。また、レギンスの両裾にも前後がわかるリボンを付けています。

  • Tシャツの袖口、レギンスの裾の段リブは、ミリタリーによく見られる仕様で、古着のフラワーサーマルには見ない仕様です。また、レギンスの両裾にも前後がわかるリボンを付けています。

    トップスのバランスに合わせて、レギンスも少しルーズなシルエットに。BOYとしては定番のミリタリーパンツにレイヤードして、裾から柄をチラリと見せるのもオススメ。

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GROW OLD WITH ME
GROW OLD WITH ME
Vintage Clothing
ALL-IN-ONE

以前の持ち主はどれほど大きかったんだろう?という笑っちゃうくらいでかいシルエットのオールインワンは、裾をロールアップして短丈のカーディガンを合わせるのがお気に入り。アクセントに派手なインナー、革靴で引き締めたらグッとこなれた印象に。

SWEAT SHIRT

今日は背面にあるステンシルを見せたくて、スウェットを後ろ前にして着用。どっちも素敵だからその日の気分で楽しんでいます。ヴィンテージの愛らしい短丈幅広なブサイクシルエットを活かし、インナーは長めのサーマル。ネックレスでBOY流の華やかさを。

NEWSPAPER BAG

「どアメカジな恰好を女の子が着ると可愛い。」と、どこの古着屋の店員さんが言っていたかは忘れたけれど、私たちも同意見。ニュースペーパーバッグは身体が華奢に見えるし、大好きなスタジャンにネルシャツのセットアップとスニーカー。ほら、可愛い!

SCENE’S RULE

古着を通してアメリカを知る私たちは洋服を、身体を包む布だとは思っていません。何よりも私たちの近くにいて毎日を支えて心と身体を温めてくれる、自分が自分らしく歩むための相棒。だからこそヘビーデューティーでユーモアのある、ずっと愛用したいと思う服が着たい。そんなストーリーを元に、洋服を企画することが多いのですが、そこで参考にするのがヴィンテージウェア。BOYはもともと古着屋に通い、メンズウェアやキッズの古着を着ている女の子に向けて生まれたブランドでもあるので、古着を愛するDNAが組み込まれています。好きな時代のアメリカを、古着を通して感じるとともに、その背景にあるカルチャーを着ることができるとも思っているのです。私たちが作る洋服は、そのまま元ネタ通りに再現するのではなく、大切な雰囲気、鍵となるデザインポイントは残しつつ、今着たいと思える素材感やサイズ感、カラーリングに落とし込みます。そして、それと同時にそのアイテムを着てくれた人が、「元ネタも知りたい!」と思ってもらえるようなアイテム作りを心がけています。

ITEMS

〈ビームス ボーイ〉は、元々古着屋に通うメンズウェアが好きな女の子のために生まれたブランドです。古着を愛するDNAが組み込まれている私たちの服作りには、古着の存在は欠かせません。元ネタをそのまま再現するのではなく、BOYらしく消化して新しい洋服として息を吹き込む。それはこれからも変わりません。ほんの一部ですが、今まで作ってきたアイテムと元ネタになった古着をご紹介します。

    ステンシル面を前身頃にし、通常なら前面に入っているカレッジプリントを後身頃に設定したスウェット。古着ならではのイレギュラーさを演出しながら、着丈を伸ばして着やすく別注。本物と見紛う雰囲気は〈ウェアハウス〉の加工技術ならでは。

    本当はステンシルではなく、『US MARINE CORPS』のロゴが前面。気に入ったステンシルや落書きが入っていたら迷わずゲットします。

  • 卒業記念の寄せ書きペイントが入ったコーデュロイスカート。インクジェットの半ラバープリントで手書き感を表現しました。この手のアイテムでいいサイズ感を見つけるのは本当に至難の業だし、希少なのでガシガシ着られるものが欲しくて企画しました。

  • なかなか手に入らないメモリアルの手書きアイテム。こちらは1950年代のもの。ちょっときついくらいならOKとみなし、見つけたら即購入。

  • 15年近く続いているロングセラーアイテム。BOYのフットボールTシャツといえばこれ。フェルトのナンバリングはヴィンテージでも比較的古いアイテムに見られる仕様です。ビッグシルエットにしたりせず、細々と作り続けている大切な定番です。

  • 1930年代のフットボールTシャツ。肩部分がリブになっていて可動域が増える作り。フェルトワッペン、色褪せも素晴らしいです。

  • ミリタリーの粗野で大量生産ならではの雑さを再現したニットパンツ。ディテールは古着からピックアップしていますが、シルエットや素材は現代的にアップデート。ジップやステッチの色をボディとわざとぶらして、大量生産のミリタリーアイテムに見られる粗野感を演出しています。

  • これぞミリタリーの粗野のお手本です、と言わんばかりの表情を持つ元ネタ。チクチクしてとても着られたものではないですが、それも含めて愛おしいのです。

  • ヴィンテージのヘンリーネックウールニットをイメージソースに、着回しやイージーケアを考慮し、コットンで再現しました。特徴は胸元のデザイン。こんなカットソーを作るウィメンズブランドは私たちだけでしょう。薄いフライス素材なので真夏から着用できます。

  • 元ネタのヘンリーネックウールニット。こちらは1930年代のもの。真夏は絶対に着られません。用途不明の胸当てですが、想像力を掻き立てられます。

  • アメリカやヨーロッパのアンティークのドールイヤリングをイメージ。トレンドはまったく気にしていません。耳元で可愛く踊るドールを、ぜひボーイッシュなスタイルのハズしに。

  • 1930〜50年代のアンティークアクセサリーの中でも希少価値の高いドールモチーフ。プラスチック以前の、今では使われていない味のある素材の風合いにグッときます。

LIFE IS
BEAUTIFUL
BOY’S LIFE
LATE NIGHT TALES
LATE NIGHT TALES
Bal Collar Coat, Coverall Jacket,
Double Breasted Suits,
Aran Knit Cardigan,
Pea Coat, Quilted Coat & Jacquard Skirt
MONDAY

一週間のスタートはテンションを上げるために賑やかな柄や色をセレクト。赤いチェックのハリスツイードのコートにターコイズのスラックスを合わせ、60年代調のポップなカラーリングに。バッグとシューズで程よいアメカジ感に整えるのもBOY流のコツ。

TUESDAY

力仕事があるときはワークウェアで気合を入れます。もはやメンズでも着てない? ヒッコリー柄のカバーオールにワークパンツという本気ぶりで。さらにC-1ミリタリーベストを羽織れば完成ですが、ゴリゴリのワークスタイルのときは差し色をお忘れなく。

WEDNESDAY

大切なミーティングの日はスーチングでキチンと感を。スーツを愛したアメリカの大女優、キャサリン・ヘップバーンへの憧れを表現してみました。アウターはジャケットよりも短いブルゾンで、シューズはサボ。これが私たちのオフィススタイルです。

THURSDAY

リモートワークは楽チンなスタイルが基本。清潔感のあるアランニットは、オンラインミーティングの画面越しでもしっかり映えてくれます。ワンピースだけだと可愛くなりがちですが、パンツやバッグ、シューズにミリタリー要素を取り入れてバランスを。

FRIDAY

金曜日のアフター5は楽しみにしていたディナー。平日の締めくくりに選んだのは、重厚感たっぷりのピーコート。たとえ疲れが溜まっていても重いコートを愛する気持ちの方が勝つのです。美味しいご飯を食べたらいよいよ週末。一週間、お疲れ様でした!

SATURDAY

待ちに待った週末は着られる服の幅がグッと広がり、着たい色や柄も選び放題。ということで、食材の買い出しにスーパーに行くときは軽やかなライナーコートの下にポップなリボン柄のセーターを忍ばせ、大胆な猫柄のフリースバッグを連れていきます。

SUNDAY

日曜の朝はアメリカンブレックファーストがお約束。せっかく作るんだからと、恰好から入るのが私たち。60年代のポップなカラーリングと柄のスカートを穿いたら、気分はもう『奥さまは魔女』のサマンサ。ベーコンもいつもよりいい感じにカリカリに。

SCENE’S RULE

続・コーディネートは前日の夜に考える冬ももちろん前日夜にコーディネートを考えますが、夏よりも着るアイテムが多いので、より多くの時間を割いて洋服と向き合う必要があります、もちろんそれは服好きにとっては幸せな時間なのですが。大事なのはコートや冬小物など、夜に一旦全部仮組みしておくこと。そして朝の太陽光を浴びながら色合いや素材感が、果たして合うのか再確認することです。コーディネートの基本はまず着たい、持ちたいアイテムを1つ決めること。そして、それに合わせて、カルチャーや歴史的背景などを思い出し、ストーリーを付け加えていくのですが、ユニフォーム感が出ないように、外しのアイテムや色も忘れないことです。とにかく妄想するだけでなく、実際に着てみることが大事です。サイズ感や、裾を出す出さないだけでもイメージは180度ガラッと変わるので抜かりなく。そしてインナーは、やっぱりサーマル。こちらもお忘れなく。

ITEMS

1日の終わりに行う私たちの最も大切なルーティン。それは明日着るコーディネートを考えることです。365日休むことなく続くこの儀式ですが、着る服が多い冬はよりその醍醐味が楽しめます。まずは主役となるアイテムを決め、関連するカルチャーや歴史的背景なども思い出しながら、セオリーからどう外して自分らしく遊べるかを練ります。そしてアレコレ引っ張り出しては着て、ひたすらコーディネートチェック。夜が長い分、考えすぎて迷宮入り。なんてこともBOYあるあるです。

  • 毎年作っているハリスツイードのバルマカンコートですが、今年は去年よりも少し大きくサイズ修正。BOYスタッフはもちろん、お客様の声を参考にしながら、毎年さりげなくアップデートしているのです。

  • ヒッコリーストライプのカバーオールは、某デニムブランドが1950年代頃に使っていた販促用の人形が着ていた服がモチーフ。人間が着用できるように、そのままのバランスでスケールアップしたユニークな一着。

    アメリカの大女優、キャサリン・ヘップバーンに憧れて作ったスーツ。カチッとした見た目で格好よく、縦横のストレッチが効いているので着心地も快適。今季のイチオシです!

  • アイルランドの老舗メーカーが作るハンドニットのアランセーターは、機械編みでは再現できない美しい立体的な編地と暖かい着心地が特徴です。着れば着るほど味わいが増し、愛着も湧いてくるので、持っておいて損はなし。断言できます。

  • 〈ハバーサック〉に別注したスペシャルなピーコート。大迫力のオーバーサイズに加え、高密度に織ったオリジナルメルトンを使用した存在感たっぷりの仕上がり。この生地だからこそできるカットオフ仕様もポイントです。

  • アメリカ軍の食品衛生管理を行う検査官に支給されていたコートのライナーを元ネタにBOYらしくアレンジ。使い古したナイロンのような素材を使用し、シルエットはAラインに。フードの開閉仕様は、ミリタリーアウターのデザインから取っています。

  • 60年代のムードを取り入れたスカートは、古着のワンピースからシルエットを取った動きの出る綺麗なシルエット。プリントではなく、ジャカード編みで表現したフラワー柄をポップに着こなしたら、アメリカのコメディドラマ『奥さまは魔女』の気分に!

DANCING
WITH MYSELF
DANCING
WITH MYSELF
Football T-shirt,
Velour Crew Neck & Velour Pants

身体を動かすときにナンバリングが入ったフットボールTシャツを着るのは、もはやBOYの習性かもしれません。そしてセットアップを着がちなのも。差し色のソックスやスポーツサンダルを合わせたお気に入りコーディネートなら、やる気も五割り増しです!

SCENE’S RULE

トレーニングはお気に入りの服で「散歩はお気に入りの服で」、そう決めているわたしたちは、当然トレーニングもお気に入りの服で。運動をするときはもちろん動きやすい、そして速乾性のあるものを着ることが多いと思いますが、そこから先をこだわる人は少ないような気がします。最新のテック素材もいいですが、わたしたちはスポーツやそのカルチャーにまつわるアイテムを選んでいます。その中でもお気に入りがナンバリングTシャツ。アイビースタイルのバイブル、『TAKE IVY』に出てくるアイビーリーガーズが着こなすナンバリングTシャツを見ていると、BOY女子としては、運動をするときにそれを着たくなるのです。今回〈スクリーン スターズ〉に別注したフットボールTシャツは、肩部分にリブの配されたヴィンテージに見られる仕様で見栄えだけでなく、リアルに肩周りが動きやすいのでおすすめです。体を動かすときに大事なのがソックス。いつもよりはっきりと見えるので、コーディネートのポイントになるように差し色として着用すると効果的。ときには裸足にもなるのでペディキュアの色にもこだわりましょう。

『TAKE IVY』に出てくるアイビーリーガーズの影響から、私たちは運動するときにナンバリングTシャツを着ます。DNAに刻み込まれている、と言ったら大袈裟に聞こえるかもしれませんが、それくらいの気持ちでいるのは確かです。古着のフットボールTシャツを元ネタに企画したこちらは、肩の切り替え部分にリブを配しているのがポイント。ほかにも、ナンバリングはボディの色が透けるくらい薄くプリントしていたり、裾を古着でよく見られる天地始末のステッチにしたりと古着のようなムードにこだわって仕上げました。2021年が〈ビームス ボーイ〉設立から23年ということで数字を合わせてみたとか、みないとか。
ITEMS

ステイホームの運動不足を解消するために始めた散歩がすっかり日課になっている私たち。運動に目覚めた、というのは過言ですが、ヨガをはじめとする自宅でもできるトレーニングにハマってしまいました。またまたトレーニングにぴったりな洋服が、私たちのやる気に火をつけたのです。あくまで私たちらしいトレーニングウェアであり、いわゆる一般的なスポーツブランドのトレーニングウェアではありませんので悪しからず。

  • 〈ニードルズ〉に別注したベロアのセットアップ。トップスはラグランスリーブのクルーネックで着丈は少し長めに設定。組下のパンツにはタイトシルエットを選びました。どちらも端の始末をカットオフにすることにより、シンプルながらクセのあるデザインに。セットアップをセットで揃えたくなるのは、私たちの習性です。

  • トップスの両サイドに付けたポケット。あると落ち着くし、嬉しいディテールです。

  • 今回はお馴染みのパピヨンの刺繍をグリーンに。セットで着用したときも、パンツのパピヨンが見えるように設定しました。

  • パンツの裾にはジップが付いていて、開閉することでシルエットの変化が楽しめます。

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SINGING
IN THE RAIN 2
SINGING
IN THE RAIN 2
“Wallabee” Boots & Trench Coat

雨の日はなぜかニューヨークを思い出す私たち。ということで、ネイビーが多めになりがち。傘代わりのベースボールキャップに撥水性のあるコート、裾が濡れないようにロールアップしたデニム、そしてGORE-TEXのブーツ。傘の使用は大雨のときだけ!

SCENE’S RULE

雨を楽しめる服を持っている流行りの服を否定するわけじゃないけれど、服には時代の変化を生き抜く強さやストーリーを持っていてほしい。そんな中で、悪天候も味方につけるヘビーデューティーな服を持つというのはBOYにとってマストなこと。雨の日は洋服に気が回らないことが多いかもしれませんが、そんなときこそいつも以上にコーディネートには手を抜きたくない。ちょっとした雨では傘をささないアメリカンスタイルを貫く私たちにとって、キャップは傘がわり。そして身につけるコートやバッグ、シューズも撥水性のあるものや、すぐに乾き、洗濯しやすいものを選びます。大事なのは天気予報を欠かさずにチェックすること。その天気に合わせたスタイリングも自分たちが愛する服の機能を活かす見せ所なのだから。

ITEMS

前回もお伝えした通り、雨の日にできるだけ傘を差したくない私たちは、雨に強いアイテムを備えています。当然、秋冬仕様もスタンバイ。変わりやすい秋の空模様は天気の悪い日も少なくないですし、台風や秋雨前線の影響で長雨なんてことも。日々の予報を頼りに、天気の動向を小まめにチェックし、雨の日も積極的にファッションを楽しみましょう!

GORE-TEXを搭載した『ワラビー』のおかげで、雨の日の私たちの足元は劇的にお洒落になりました。本当に感謝です。昨年に続く今回の別注では、ネイビーカラーに着目し、イチから色出しをお願いしました。ライニングをロイヤルブルーに変更し、付属するシューレースはネイビー、ロイヤルブルー、グリーンの三種類(贅沢!)。『ワラビー』はホール数も少ないですし、その日の気分に合わせて靴紐を変えるのも簡単。雨の日でも楽しめる一足は、本気でおすすめです。
    GORE-TEXを搭載した『ワラビー』のおかげで、雨の日の私たちの足元は劇的にお洒落になりました。本当に感謝です。昨年に続く今回の別注では、ネイビーカラーに着目し、イチから色出しをお願いしました。ライニングをロイヤルブルーに変更し、付属するシューレースはネイビー、ロイヤルブルー、グリーンの三種類(贅沢!)。『ワラビー』はホール数も少ないですし、その日の気分に合わせて靴紐を変えるのも簡単。雨の日でも楽しめる一足は、本気でおすすめです。
  • 素材に撥水性のあるソロテックスを使用したトレンチコート。襟のステッチ幅の太さ、丸みのある襟先、ラグランではなくセットインスリーブにした袖付けなど、USアーミーのモデルを元ネタにデザイン。トレンチといえば二大イギリスブランドのイメージが強いですが、それとは一味違う粗野感に私たちは惹かれるのです。

  • ブランドタグの下に付くソロテックスのタグ。ソロテックスは軽くて柔らかい特性を持ち、糸が折れにくいため、軽度のシワは手アイロンで目立たなくなります。

  • ボタンは元ネタにも使われていた同型を使用。大量生産の粗野な雰囲気が魅力です。

  • 元ネタよりもプリーツの位置を高くし、ひとまわり大きくすることでデザインポイントに。後ろ姿のスタイルがよく見えます。

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GET YOUR
NAILS DONE
GET YOUR
NAILS DONE
Nail

ネイルを塗るときは集中できるようにリラックスできるウェアが基本。色のことばかり考えていたからかダートマスグリーン、パープル、レッドを合わせて、っていつの間にかカラフルなコーディネートに。色を選ぶときも理由が欲しくなるのはBOYならでは?

SCENE’S RULE

男の子のような恰好でも、ネイルはこだわるワークウェアやユニフォームを始め、男の子の恰好が大好きな私たちですが、女子としてのこだわりがないわけではもちろんありません。とくにこだわるのがネイル。もちろんメンズライクなスタイリングが多いので、爪は短めがBOY流なのですが。ネイルの選び方もBOY女子はちょっと特殊。ミリタリーを感じさせるコーディネートには、レスキューオレンジのネイルを合わせたり、古着がメインのコーディネートのときには、色褪せたTシャツのような色合いのピグメントピンクのネイルを合わせたりもします。その日に付けるアクセサリーや合わせる洋服を考えてネイルの色を決める、肌が綺麗に見えるとか、トレンドカラーも大切ですが、それ以上に大切なストーリーがネイルの色選びにはあると思うのです。

ITEMS

〈ビームス ボーイ〉の服に合わせるとしたら、こんなネイルカラーが欲しい!という願望から生まれたBOY初のネイル。何千とあるカラーパレットの中から10色を選び、ボーイッシュなスタイルに自然に馴染むように調合して色出し。速く乾くので、コーディネートに合わせて毎日でも塗り替えられるし、なんといっても色のネーミングが私たちらしいでしょう?また、ピスネームを瓶に直接貼ったようなデザインや、ネルシャツの胸ポケットをイメージして生地を斜め取りした付属の巾着など、こだわったパッケージにも注目。うーん、やっぱり全色欲しい!

RESCUE ORANGE1960年代初頭の中期型MA-1のライニングにも使われていた鮮やかなオレンジをイメージ。ミリタリーのコーディネートにおすすめです。反戦の意を込めて、ヒッピーなスタイリングにもオススメ。

REFLECTOR GREENミリタリーやワークに多用されるリフレクターの派手色。メンズライクな差し色として活躍してくれます。

NO.8 BLUE『BOY’S RULE』から生まれた〈オアスロウ〉の別注デニム(前号『BOY’S LIFE』参照)をターゲットに作成した使い古したインディゴカラー。色名の“NO.8”は綺麗な薄い水色の希少なターコイズが由来。

VINTAGE DENIM BLUEデニムパンツは私たちのワードローブに欠かせませんので、深みのあるインディゴブルーを再現しました。色落ちしたヴィンテージデニムのようにグラデーションで塗るのも面白いかも。

CHINO BEIGE〈バズリクソンズ × ビームス ボーイ〉のチノパンの色をターゲットに作成。ベージュといってもヌーディなベージュではなく、チノカーキのベージュ!ここは重要です!

BANDANNA RED赤いネイルは数え切れないほどありますが、バンダナの赤を再現したネイルはBOYにしかないはず!黄味がかっていて味わいのある、私たちらしい赤です。

NY NAVYあえて2色作ったネイビー。それだけ私たちにとっては重要な色なのです。こちらはアメリカ・ニューヨークを意識してみました。どことなくニューヨーク・ヤンキースのチームカラーっぽいでしょう?

M65PARKA OLIVE数あるミリタリーのオリーブグリーンの中から、私たちがピックアップしたのはシーズン問わず愛用しているM-65パーカの色。深みのあるオリーブなのでスタイルを選ばずに使えます。

ARMY INNER IVORY私たちのインナー、そしてパジャマでお馴染みのサーマルを彷彿とさせる柔らかい白を作ってみました。ありそうでない、肌馴染みの良い白浮きしない白です。

PIGMENT PINK使い古したピンクのTシャツのような味わいのあるピンクをイメージ。BOYのスタイルに自然と馴染む、甘くなり過ぎないくすんだ色に仕上げました。

SPECIAL NOVELTY
店頭にて税込10,000円以上、〈BEAMS BOY〉対象商品をご購入のお客様に
ノベルティとして、本コンテンツを1冊の本に収めた
『BOY'S LIFE BOOK』を先着でプレゼント致します。
数には限りがございますので、予めご了承ください。
※公式オンラインショップでの配布は終了しました。お近くの<BEAMS BOY>取扱店舗までお問い合わせください。
店頭にて税込10,000円以上、〈BEAMS BOY〉対象商品をご購入のお客様にノベルティとして、本コンテンツを1冊の本に収めた『BOY'S LIFE BOOK』を先着でプレゼント致します。数には限りがございますので、予めご了承ください。
※公式オンラインショップでの配布は終了しました。お近くの<BEAMS BOY>取扱店舗までお問い合わせください。

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2021.10.29