我が家を彩る、岐阜県瑞浪市の焼き物たち。

FEATURE

美濃焼きの魅力は
底知れず……。

SELECTOR

和田 健二郎

オムニスタイルコンサルタント

ファッションも、家の中も、一切の隙がない。それがビームスきってのこだわり派、和田健二郎のスタイルです。今回も和田邸にお邪魔し、愛用しているという岐阜県瑞浪市の焼き物たちをご紹介。家づくりのヒントもいっぱい隠れているよ!

日本からアフリカまで。

みなさま、こんにちは。最近は柔術ばかりやっています、ビームスの和田健二郎です。

さて、瑞浪市の焼き物を紹介する前に、私の家を少しだけ紹介させていただきますね。場所は、東京の中心から少し離れたところ。ひっそりとした住宅街にあります。

前回の記事でもお話ししましたが、家具や器などに傾倒していくようになったのは結婚してから。それまでは外で遊んでばかりで、家の中を充実させようなんて思ってもいませんでした。六畳一間でしたしね。

いま家にあるものは、世界中のものが入り乱れています。日本の作家さんのものや日本の古道具をはじめ、アフリカの仮面であったり、ブラジルのソファであったり、本当にいろいろ。買ったり売ったりは基本的にしないので、長年愛用しているものばかりです。

ソファはレザーがところどころ剥がれているし、新品で買ったひとりがけのチェアもシミだらけです。表情は年々変わっていき、使用感が出てきましたが、それと同時に愛着も年々増しているように感じます。やはり、いいものはずっといいものです。

先ほど、結婚してから家のことに興味が湧いたとお話ししましたが、当初、妻と暮らしていた家は狭小の1LDKだったんです。けれど、この先もっと広い家に住むだろうと思っていたので、未来の家に合わせて家具を買っていました。そのため1LDKの家は家具で圧迫されていましたが、結果、ここに引っ越してから家具を買い替える必要がありませんでした。昔の私と同じような状況にいる読者の方は、家具は未来を見据えて選ぶことをおすすめします。少しの辛抱が必要ですが、経済的ですからね。

以前住んでいた家を紹介した著書。坊主姿が新鮮。

以前住んでいた家を紹介した著書。坊主姿が新鮮。

余談ですが、我が家にあるアフリカのインテリアは何年も前に買ったもの。いまは美術的価値が見直され、当時の数倍の値段で取引されているようでして。資産としてモノを見ているわけではないですが、そうしたことを聞くと、やっぱりちょっとうれしくなっちゃいますよね。

使

我が家には器がたくさんあります。私も妻も器が好きで、気づけば棚は器だらけ。

妻は和洋中、なんでも作る人(しかも、どれも美味しい!)。それと、服と同じく、料理と皿のコーディネートにはとことんこだわりたい人です。和食には茶色っぽい器、スペインやメキシコといった料理には鮮やかな器といった具合に。そこで一役買ってくれるのが、瑞浪市の食器です。

瑞浪市の「ロングアイランド」が作るツートーンカラーの器は、料理を引き立てるだけでなく、食卓も鮮やかに彩ってくれるので重宝しています。仕切りのついたプレートなんかは、洗い物も少なくなりますしね。

妻曰く「暗い色の料理は明るい器に、明るい料理は暗い器に」とのこと。これ、意識するだけで料理の見た目が格段に変わってくるので、みなさまもぜひお試しください。

「ちゃわん屋みずなみ」が作る鍋敷きは、メキシコあたりの民藝品のような佇まいで、本当にかわいいんです。こんな素敵なものの上に鍋を置くのはもったいないということで、我が家はプレートとしても使っています。

こちらの土鍋も大活躍中で、見た目はもとより、直火も、IHも、レンジもいける優れもの。この日は、まずは直火で米をいためて、そこにタコとにんにくを入れてレンジへ。しっかり蒸してあげて、「タコとにんにくのパエリア」を。

MEMO

ちなみに、この日のメニューは、

・にんにくとタコのパエリア風
・ジンジャーポーク黒ごまカレー
・ぶりの柚子胡麻漬け
・ガパオ風ミートボールの
バインミー
・いちじくと豆腐クリーム
・コーンポタージュスープ

の6品。
奥様が描いたレシピのイラストが素敵です。

妻の料理はいつも最高なんですが、器がいいと、より美味しく感じられるものです。

 

これらのアイテムは瑞浪市のふるさと納税返礼品でもらうこともできるので、ぜひチェックしてみてください!
詳細はこちら:https://www.furusato-tax.jp/feature/detail/21208/986

かゆいところに手が届く。

釉薬を使った器もいいのですが、建築用オーダーメイドタイルを製造する「織部製陶」のそれは、土の温もりがダイレクトに感じられます。さすがは美濃焼きのお膝元、バラエティ豊かです。

同ブランドの一輪挿しは我が家のトイレの一角に、お香立てとオイルディフーザーはリビングが定位置です。

これらプロダクトには、美濃地方に数百万年前に存在した湖、東海湖で形成された土を使用しています。不純物が少ないと言われていて、色味がやさしいのも特徴のひとつですね。

先述したように、我が家には各国のインテリアが置かれているのですが、いろんな材質のものが混在していることも特徴のひとつかなと思います。木材があれば金属もあって、レザーもあればガラスもある。統一する人も多いと思いますが、あえて異素材を組み合わせることで部屋に奥行きが出てくると思っています。

こんな感じで、我が家のいろいろと、愛用している器を紹介させていただきました。

家を充実させたいと思ったときに、大きな家具をいきなり揃えるのは大変です。手始めに、瑞浪市の器あたりから揃えるというのも、ひとつかもしれませんね。

 

今回紹介しているお皿は、ビームス公式オンラインショップとラシック1階イベントスペースでの販売の他に、ふるさと納税各種ポータルサイトでお礼の品として登録予定です。詳しくは以下リンクよりご確認ください

 

ニュースページ
https://www.beams.co.jp/news/4179/

ふるさと納税返礼品詳細はこちらから
https://www.furusato-tax.jp/feature/detail/21208/986

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( PROFILE )

最近はもっぱら
トライフォース
柔術アカデミーに
入り浸り。
興味ある方は
是非一緒に!
和田 健二郎
(オムニスタイルコンサルタント)

1969年生まれ、鹿児島県出身。1990年に入社し、数々の職を歴任。現在はオンライン・オフラインを通じた理想的な接客方法やスタイリングについて、全国のスタッフと共有する日々。最近は柔術漬けの日々で、週5日ペースでジム通い。自身が愛するすべてをまとめた書籍『ビームスの服ショーグンが敬愛するモノ・コト・ヒト』も好評発売中。

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