牧野商店のTAR別注企画第三弾は、バッグです。
〈TAR(ティーエーアール)〉が00年代当時に前身ブランド〈HEAD PORTER(ヘッドポーター)〉との別注が幻に終わったという経緯がありつつの、時を経て、〈RAMIDUS(ラミダス)〉ブランドでコラボが実現しました。
こちらが実現した経緯なのですが、ラミダスの展示会に行った際に、キャンバスのブランクバッグシリーズが出ており、これにTARのグラフィックを入れた特別モデルとかできたりしないかな、と問い合わせたのが最初でした。
ですが個人的に本音では、ラミダスバッグといえばのfragmentコラボにもある、ナイロン素材のトートがよかった。
そこでダメもとでアレでやれますか、と担当の方に聞いたところ、「イケます!」となり、そこからこの別注企画がスタート。
しかもその担当の方が、TAR関さんと古くからのお知り合いで、ヘッドポーター時代に、かつての裏原ブランドの別注企画を数々手がけてきた方という、これまたなんたる光栄な出会い。
当時に関さんとも別注やりたいねと話したことがあったらしいのですが、タイミングが合わず、20数年を経てまさかこのような機会で別注企画が実現するとはと、お二人とも驚いていました笑
そんな、個人的には奇跡のようなコラボ企画の詳細ですが、
型は、フラグメントデザインと同様の縦長トートバッグをベースに、ショルダーストラップを追加。
このハンドルテープの配置は、テープを切る事なくグルっと周回させて施すテクニックで仕上げられています。
従来モデルはハンドルが長いのと短いのの2本が付いているのですが、レースの移動時などに使えるようにしたかったため、両手を空けられるようにショルダーストラップに変更。
短いハンドルと固定式のショルダーストラップが付いた、トートバッグにしてもらいました。
素材は、軽さと強度のバランスがちょうど良い、薄手のナイロンオックスフォード。
そこにRAMIDUSオリジナルロゴ入りテープを施し、実にTARらしく、別注アレンジロゴをテープまたぎで施しました。
こちらは、TARの親分である関さんのアイデア。
プリント面の逆側にはオリジナルピスタグを取り付けて、デザイン違いの両A面仕様にしました。
こちらも関さんリクエストで、気分やその日の服装によってグラフィックを使い分けられるようにとのこと。
蛍光イエローのピスタグだからこそ、無地面でも寂しくならないところがナイスセンスです。
インナーには仕切り付きのポケットが付きます。
サイズはシューズがすっぽり入る高さと、あとは軽めの着替えを入れてちょうどいいくらいの容量です。
レース当日のサブバッグや、練習に向かう際の移動バッグとして使うにちょうどいいサイズかと思います。
素材の特性上、小さくたたむことができるため、このように両端を折りたたんで丸めて底のストラップでホールドすると、かなり小さくできます。
持ち運びに便利な、エコバッグや予備バッグとしてもご利用ください。
もちろんストリートシーンでも使って欲しい!
薄着になる夏スタイリングでのスモールバッグとしても便利だと思います。
発売はお盆真っ只中の8/14水曜18:30です。
ぜひチェックよろしくお願いします。