2026 AUTUMN WINTER VOL.14
THE 6 ELEMENTS
The Axis of BEAMS F
"MR_BEAMS"とは、ファッションをきちんと理解しながらも、
自分の価値観で服を選べる
"スタイルをもった人"のこと。
と同時に、決して独りよがりではなく、
周りのみんなからも「ステキですね」と思われる、
そのスタイルに"ポジティブなマインドがこもった人"のこと。
今回立ち上げたオウンドメディア#MR_BEAMSには、
私たちビームスが考える理想の大人の男性像と、
そんな理想の彼が着ているであろうステキな服、
そしてMR_BEAMSになるために必要な
洋服にまつわるポジティブな情報がギュッと詰め込まれています。
本メディアを通じて、服の魅力に触れていただいた皆様に、
ステキで明るい未来が訪れますように……。
2026 AUTUMN WINTER VOL.14
「おしゃれですね」と言われるより、「素敵な人ですね」と言われるほうが、大人にはうれしいもの。
その印象は、派手なトレンドではなく、装いの積み重ねから生まれます。清潔感、品のある色使い、肩の力を抜いた着こなし、そしてほんの少しの遊び心。
〈ブリッラ ペル イル グスト〉が考える“好感度”とは、自分らしさを大切にしながら、相手への心配りも感じさせるスタイルのこと。この秋冬、大人に必要な10のキーワードをご紹介します。
清潔感は大人にとって最高の褒め言葉
清潔感は、きっと大人にとって最高の褒め言葉です。服装が派手である必要はありません。サイズが合っていること、素材が美しいこと、きちんと手入れされていること。その積み重ねが、その人への信頼感につながります。“第一印象は数秒で決まる” と言われますが、その印象を支えているのは流行ではなく、あくまで “誠実さが滲む装い” なのです。

足元を見られない(でも本音は見てほしい)
“足元を見られる”という言葉があります。一般的には“弱みを見抜かれる”という意味ですが、お洒落な大人にとって足元は、自分らしさを映し出す場所でもあるわけで……。手入れの行き届いた一足は、装い全体の印象を引き締め、さりげない品格を添えてくれるもの。細部への気配りは、足元にこそ表れ、その積み重ねこそが、好印象へとつながるのです。

抜き差しの塩梅を心得ている
足し算だけの男は、どこか惜しい。引き算だけの男も、少し物足りない。本当に洗練された人は、その両方を場面に応じて使い分けています。今日は足す日か、それとも引く日か。その見極めが、日々の装いに心地よいリズムと余白を生み出します。抜き差しの塩梅は、服と向き合ってきた経験と、相手やシーンへの気配りがあってこそ生まれるものなのです。

「離れたくない」と思わせる
上質な素材は、自ら雄弁に主張することはありません。それでも袖を通せば、その違いはすぐにわかります。その心地よさは、自然な所作や佇まいとなって、さりげなく相手にも伝わるもの。自然とそばにいたくなるーそんな印象を残せるのは、素材が持つ確かな力があるからこそ。本当の色気とは、目に見えるものではなく、触れた記憶として心に残るものなのです。

ハズしがハズレにならない
ルールを知らずにハズせば、ただの違和感になってしまいます。けれど、セオリーを理解したうえで加えるひと工夫は、その人らしい個性へと変わります。ジャケットにスニーカー、スーツにノータイーどこを崩し、どこを守るのか。その絶妙なさじ加減が、装いに大人の余裕を生み出します。ハズしとハズレを分けるのは、経験に裏打ちされた審美眼です。

ときには茶目っ気を忘れない
品格のある男ほど、ときに茶目っ気を忘れないもの。それはきっと、緊張と緩和のバランスを心得ているからかもしれません。柔らかなニットは、その人らしい表情を自然に引き出してくれます。完璧に整えすぎないからこそ親しみが生まれ、人の心を軽やかにほぐしてくれるーそう、大人の余裕とは、そんな “ほどよい隙” を楽しめることではないでしょうか。

週末はもうひとりの自分になれる
月曜のスーツ姿を知っているからこそ、週末の抜け感溢れるダウンジャケット姿が印象に残るー同じ男が見せる、肩の力の抜けた表情。そのギャップこそ、大人の魅力のひとつと言えます。オンもオフも、自分らしく装いを楽しむ。その振り幅は、人生を豊かに楽しむ姿勢そのもの。だとすれば、どちらも自然に着こなせる人は、やはり魅力的に映るものです。


時々、男らしさも顔を出したりして……
柔らかな素材、穏やかな色─普段はそんな装いを好む人も、ときには上質なレザーを羽織ってみる。いつもの柔和な印象があるからこそ、その力強さはより際立ちます。強さを誇示するのではなく、必要なときだけ静かに漂わせる。そのさじ加減こそ、知性を兼ね備えた男らしさなのです。控えめな存在感は、何より雄弁にその人らしさを物語ります。

醸し出すべきは大人の色気
同系色で装うという選択は、決して地味になることを意味しません。色の濃淡や素材の表情だけで奥行きを生み出すトーナルコーディネートは、余計な装飾を削ぎ落とした先にある美しさ。雄弁に語らずとも印象に残る、その凜とした佇まいこそ、静かな色気と呼ぶにふさわしいのです。 引き算を知る人だけが纏える、成熟したエレガンスがそこにあります。

渋さはあるけど枯れてはいない
歳を重ねることと老け込むことは、似て非なるもの。経験を重ねた人だけが纏える深みや余裕は、装いにも自然と表れるもの。ブラウンは、そんな成熟した魅力を静かに映し出してくれる色です。華やかさではなく、深みで惹きつける─それこそが、大人だけに許された色気。人は年齢ではなく、積み重ねてきた時間のなかで深みを増していきます。

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中村 達也のトレンド解説 〜2026年秋冬編〜
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