「インターナショナルギャラリー ビームス」リニューアルオープン記念別注企画! 第三弾は<MASU>
2021.11.16

オープンを記念して、<International Gallery BEAMS>が注目する人気ブランド、<CLASS><Children of the discordance><MASU>それぞれに別注した、店舗限定のスペシャルアイテムを発売。
第3弾は、服の決まった長所と短所を考察し、その型や伝統を尊重しながら再定義することで新しい価値を生み出す<MASU>。海外進出も視野に入れ、21年秋冬コレクションではブランド初となるランウェイショーを行い注目を集める若手筆頭株のデザイナー後藤 愼平さんに、発売に合わせて今別注アイテムに込めた想いや、<International Gallery BEAMS>への印象をインタビューしました。
Vol.03 11月26日(土)発売 <MASU>
デザイナー後藤さんが所有していた、アメリカを代表するアーティスト ピーター マックスが手がけたパンツをイメージソースに、カラフルで70年代らしいサイケデリックな雰囲気を纏ったクレイジーパターンのフレアスラックスを別注。デットストックのスーツ生地を使用しモダンに仕上げています。
今回の別注ポイント
尾州の機屋に保管されていた1960~70年代のデットストックのスーツ生地で仕立てられたイージータイプのフレアスラックスです。 パーツによる生地の切り替えは70年代を代表するアーティスト"ピーター・マックス"が手がけたパンツをインスピレーション源としています。
International Gallery BEAMSへの想い
International Gallery BEAMSは歴史(型)にリスペクトを感じる洋服をセレクションされているところに魅力を感じます。 原型を大切にしながら、どこまでチャレンジできるか、楽しめるかという高度な感覚にシンパシーを感じますし、刺激になっています。 また、展示会等でお会いする皆様のスタイリングを見るのも密かに楽しみにしています。
別注商材のスタイリング提案
生地はオーダーに使われるようなスーツ生地を使っていますがイージータイプで、フレアシルエットなのでカジュアルにお楽しみ頂きたいです。 可愛いスウェットの上にフライトジャケットを羽織ってもこのパンツが普通のアメカジにさせないと思うのでアメリカの香りのするものと合わせるとスタイルを新鮮にしてくれるかなと思います。
デザイナー後藤 愼平

Vol.02 11月20日(土)発売 <children of the discordance>
<Children of the discordance>では定番アイテムであるヴィンテージのMA-1を採用し、シルエットを微調整。必要のないディテールを削ぎ落とし、足りないところは継ぎ足しながら今着たい雰囲気に仕上げました。<International Gallery BEAMS>がオーダーしたネイビーカラーで製作し、ヨーク部分にはアーティストNAOTO YOSHIDAによるパッチワークが施されネイビーとブラックのコントラストが美しい一着に仕上げています。
今回の別注ポイント
リリースして5年になる定番アイテムのヴィンテージMA-1を、解体再構築しつつオリジナルディテールを入れてアップデートしています。パッチワーク部分はデニムなどにも使用している切り替えの手法で、所有していたアーカイブから着想しオリジナルで作成した切り替えを採用しました。寄木細工の柄のようで見え気に入っています!
ネイビーの生地流通が市場で特に数が少なく9着しか製作できませんでしたが、ネイビーとブラックの褪色したナイロンのコントラストがラグジュアリー感をより引き立てていると思います。
International Gallery BEAMSへの想い
多くの感謝があり一言では言い表せないですが、 ブランドがまだ小さい時期から可能性を探ってくださり、それを広めていただき多くのファンを作ってくださっている私の中でも最も重要なストアのひとつです。 セレクトのセンスも独自と言っていい素晴らしい構成だと感じています。 世界でも屈指のラグジュアリーフロアだと思っています。
別注商材のスタイリング提案
今<International Gallery BEAMS>さんで展開している『TYPE-517』の別注パッチワークデニムがあるのですが、そのボトムスとの合わせなどいかがでしょうか。 足元は<BIRKENSTOCK>や<NIKE>の『DUNK』や『AIR JORDAN1 LOW』などのスニーカーがおすすめです。
<Children of the discordance>デザイナー 志鎌 英明

Vol.1 11月13日(土)発売 <CLASS>
<CLASS>初となる別注アイテムは、<PENDLETON>のヴィンテージ生地をBEAMSから提案したことから始まり、その後デザインを堀切さんに一任して誕生したコレクション。 60年代のオートクチュールコートやリバーシブルジャケット、さらにはライダースをスリーブのみにしたボディレスジャケットの3型を採用し、特殊フラット縫製により縫い代をなくすことで流れるようなシルエットを演出。さらに<PENDLETON>のクロスロードブランケットにパンチングしたウルトラスエードをボンディングした生地を使用し、パンチングから覗く裏地と表地のコントラストが楽しめるユニークなアイテムに仕上がりました。
今回の別注ポイント
特殊フラット縫製、表側と裏側とのコントラスト
International Gallery BEAMSへの想い
40年間、一貫として多様なスタイルを独自の視点で並列することにより、ファッションの持つパワーを増幅させ打ち出し続け、私を含めたくさんの方々を幸せにしてこられたことに敬意を表します。
別注商材のスタイリング提案
常に皆様それぞれの自由な発想から生まれる、ご自身にとってその日1日が幸福でいられるスタイリングが全てだと考えております。一見すると非日常に思えるものを日常の中に取り入れることで、ご自身の日常が新たにより豊かな方向に進むと私は考えております。
<CLASS>デザイナー 堀切道之