石原 健史

＜HUNTING WORLD＞と言うと、バチュークロスを用いた、クッション性能の高いバッグがすぐにイメージされますが、最近はこの様なハードシェルトロリーバッグのご案内もございます。軽量なポリカーボネート素材を使用しているので、とても軽く靭やかな使い勝手の良さが魅力的ですね。ボディ全体を飾るハニカム構造のエンボス加工は、衝撃分散やキズを目立ちにくくする効果もある、機能的な装飾でもあり、同時に高級感も醸していますね。3辺の合計が115cmで、機内持込み可能な最大級のサイズとなっていますから、長期の旅行や出張のお供としても、あると心強い存在となりそうですね。ぜひ、ご覧下さい。

【H:168/JK:44/PT:44/普通体型】先日ブログでご紹介した日本屈指のアウターブランド＜CONCETTO＞より、こちらはベルテッドのディティールが着こなしのアクセントとなるモーターサイクルコートです。生地はブログのインバーテッドプリーツコートの際に記載した、某英国ブランドへのオマージュとも言える、ウール×コットンのギャバジンです。私でジャケットの上から羽織って、少しゆとりのあるサイズバランス。着丈等はインバーテッドプリーツコートよりも5cm程度長くなりますが、長過ぎることも無く良いバランスだなと感じます。腰のベルトや、袖口のタブを用いて、絞りを効かす事が着こなしのポイントですね。ぜひ、ご覧下さい。

【H:168/JK:44/PT:44/普通体型】近年その人気が再燃している＜BOGLIOLI＞から、EMPTYというジャージージャケットのご紹介です。最も小さなXSサイズを着用してみると、肩周りが少し突っ張る印象はありますが、ウール×ナイロンのジャージー生地なので、着心地として全く問題ありませんね。お好みとしてコンパクトな見え方がお好きならXS、ちょい緩くらいがお好きならSという印象を受けます。袖口はタタキ仕上げになっていてリラックスした雰囲気を演出していて、生地の雰囲気と良いバランスですね。それでいて、羽織るとちゃんとしたジャケットの面構えなのは流石の一言。そろそろハイネックのコットンカットソー等と合わせて着たい季節になりましたね。ぜひ、ご覧下さい。

【H:168/JK:44/PT:44/普通体型】＜TAGLIATORE＞はアンコン仕立ての軽い着心地が魅力的なCOSTA AZZURRA。ウール生地ですがジャージーなので、伸び感のある着心地で動きやすく楽な点が良いですね。ポリウレタン混と異なり、伸びたままになり難い特性や、コットンジャージーとは異なるラグジュアリーさが、ジャケットの魅力を更に1段引き上げている印象を受けます。メランジのライトベージュという色も、いかにもラグジュアリーで良いですね。＜TAGLIATORE＞ならではのスタイリッシュな雰囲気が、単純なコンフォータブルさに留まらない良さを、このジャケットで実現していると思います。お勧めはタートルネックやモックネックニットとのコーディネート。ミディアムグレーやブラウン、ホワイトとの色の組合せが良いと思います。ぜひ、ご覧下さい。

【H:168/JK:44/PT:44/普通体型】王族から庶民まで、老若男女を問わず愛される、途轍も無い人気アウターブランド＜Barbour＞。オイルドのSPEYが入荷したので早速羽織ってみました。普段、サイズ44を着る私だと、Sだとややタイトなので、Mサイズで程良いゆとりをか楽しめる感じです。ゆとりのあるボディに、フィッシングジャケット由来のスッキリとした着丈。一見通好みの癖のあるバランスですが、ジャケットの上から羽織って裾を出して羽織るのも良いと思います。サラッと羽織って、ちょっと洒落た感じを楽しめるのは、このバランスが今の気分とも良く合っているからでしょうか。ただしクラシカルなウェアなので、簡単には飽きもこないかなと思います。ラグランスリーブで肩周りも楽なので、ジャケットだけでなく、厚手のニットと組み合わせても良さそうですね。ぜひ、ご覧下さい。

【H:168/JK:44/PT:44/普通体型】既に入荷が始まっています＜MONCLER＞の新作のダウンウェア。今回着用したのは新たに展開するモデルで「BALAITOUS」というシャツブルゾンタイプです。よく見かける「MAYA」等とは全く異なるルックス。ロゴが控え目なのもラグジュアリーな雰囲気で良いですね。サイズは1〜3の展開なので、所謂S〜Lのイメージですね。サイズ44のジャケットの上に1を羽織って少しゆとりを感じる具合なので、冬場に使うにはもってこいのサイズ感ですね。比較的薄手の軽いダウンブルゾンなので、街中で着用するには丁度良い防寒性と、取回しの良さを感じます。ぜひ、ご覧下さい。

＜Alfonso Sirica＞はダブルのオーダージャケットをなるべく色を添えずにコーディネートしました。個人的にはゴールド系の金具も好きなのですが、こちらのジャケットは捻くれてシルバー系の釦でオーダーしたので、こうしたコーディネートの方が纏まりを感じます。足元は＜Enzo Bonafe＞のCARY GRANT Ⅱで、別注のユタカーフモデルです。履きやすさ抜群で癖になるモデルですね。ショートカットブーツでエレガントな表情なので、季節を問わず着用出来ると感じています。そして、持ったバッグは＜S.MANO＞の少し小振りなブリーフ。このブランドのバッグは、どれも堅すぎず、雰囲気が柔らかなところが良いですね。ぜひ、ご覧下さい。

気楽にお召し頂けて、洒落っ気のあるデザインが秀逸なフランス発のアイウエアブランド＜IZIPIZI＞。そのモアバリエーションを銀座の3階で開催中です。大変な盛況ぶりで、当初の予定を急遽変更して8/12迄の延長開催が決定致しました。もしかすると、これまでご用意無かったモデルの入荷が、近日中にあるかも知れません。ぜひ、ご覧下さい。

＜Custom Tailor BEAMS＞で仕立てたオフホワイトのリネンジャケットを、全体的にグレーで合わせてモノトーン調で纏めたスタイリング。手に持ったバッグは＜SERAPIAN＞の名作トートバッグです。一見するとレザーバッグの様な高級感があるお品で、実はコットンキャンバス生地にPVC加工を施した物になります。一目で＜SERAPIAN＞と分かる人には分かりつつ、全くこれ見よがしではない奥ゆかしさが良いですね。PVC加工なので雨や傷に強いという実用的な魅力も兼ね備えています。ぜひ、ご覧下さい。

【H:168/JK:44/PT:44】個人的にも長年に亘って色々なモデルを愛用しているバッグブランド＜CHAMBORD SELLIER＞。ブランドのロゴに採用されているのは、ご当地の世界遺産であるシャンボール城で、レオナルド・ダ・ヴィンチが設計に関わったと伝えられています。質感の高い素材と、最高水準と言われる職人達によるバッグは、派手さはありませんが確かな存在感を放っていて、アルバイトだった17年程前からずっと虜になっています。現在では展開モデルが限られていて寂しい限りですが、小振なトートバッグは入手可能です。コットンキャンバスとレザーのコンビは定番的な印象も与えますが、全体の纏まりが良く、洗練されたデザインなので、一目で良い物だと伝わってきますね。コットンキャンバスの生地はとてもしっかりとしていて、長く愛用して頂けると思います。ぜひ、ご覧下さい。

全体的にモノトーン調で纏めたいなという気分で＜Custom Tailor BEAMS＞でオーダーしたリネンのオフホワイトジャケットに、同じくオーダーのグレーシャツを組み合わせています。ネクタイは＜Seaward & Stearn＞の少し間隔が広く、ストライプの幅はあまり太くないバランスの物を合わせています。ネクタイは、このストライプのバランスが何となく気分で、いつも気になってしまう一本。色のバリエーションも多彩で、生地の表情も豊かなので、スーツからジャケットまでタイドアップスタイルを考える際に、持っておくと重宝すると思います。バッグは＜S.MANO＞のフラットトートバッグ。シンプルかつ上品な小振のトートバッグは、クラッチバッグとはまた異なった雰囲気を演出してくれますね。シンプルながら少し捻りの効いたデザインや、キメの細やかな牛革のスムースな肌触りなど、質の高さも魅力的です。内張がピッグスエードで、触り心地や表情の豊かさが見て取れて、所有欲が掻き立てられます。ぜひ、ご覧下さい。

【H:168/JK:44/PT:44】＜BEAMS F＞はLORO PIANA社のウール×シルク×リネン生地で仕立てられたハウンドトゥース柄のジャケット。遠目にはブラウンからベージュのグラデーションの様に見えますが、よく見るとブルーの要素が加わっていて、羽織った時の然りげ無い表情付けにも寄与していますね。平織の軽くて通気性の高い生地で、シルクとリネンが織り込まれているので、ザックリとしつつもそこはかとなく光沢を具えていて、夏場に涼し気な表情を演出してくれます。タイドアップも様になりますが、個人的にはホワイトやネイビーのカッタウェイカラーのシャツを合わせて、夏らしいスポーティなコーディネートを楽しみたいですね。ぜひ、ご覧下さい。

【H:168/JK:44/PT:44】＜S.MANO＞は柔らかなイタリア製のシュリンクレザーで仕立てられたシンプルなトートバッグ。洒落ているなと感じるのが、リバーシブルになっている点で、メイン部分だけでなくハンドルもしっかりとリバーシブルになっています。持った時に表と裏で少しコントラストがついて見えるので、これ見よがしな感じでは無い洒落感を楽しんで頂けるところが良いですね。金具等も両目が表となる様に製作してもらった別注品。きめ細やかで軽い持ち心地が、軽いレザーバッグをお探しの方に刺さると思います。ぜひ、ご覧下さい。

【H:168/JK:44/PT:44】＜ACATE＞はシンプルなトートバッグモデルのLODOSを持ってみました。比較的大振りなバッグが多いイメージのブランドですが、こちらは比較的コンパクトなサイズ感なので、身長170cmに満たない私でも、バランス良く持てますね。シンプルで軽快な雰囲気のお品ですが、革自体はとても上質なシボ革で、柔らか過ぎずしっかりとした質感があります。持ち手やサイドアジャスターの繊細なデザインも魅力的で、内装も高級感があって良いですね。ぜひ、ご覧下さい。

＜HUNTING WORLD＞に日本製のデニム生地を用いて別注したシリーズ。昨年はブルーデニムでしたが、今年はグリーンでやってます。また中々良い感じのグリーンで、個人的にも唆られております。持った時のバランスや雰囲気、レザー部分との色の相性とか、総合的に秀逸な出来栄えですね。バチュークロスのお品と同じく、フカフカとしたタッチで、デニムの響きから想像されるハードなテイストではなく、ずっと柔らかな触り心地です。使い込んだ後のレザーの色の変化も楽しみになりますね。ぜひ、ご覧下さい。

＜Brilla per il gusto＞は今季目玉の新作ジャケットを羽織ってみました。生地はDORMEUIL社のTonik Woolで仕立てられていて、しっかりとした生地のタッチ。ホップサック生地ですが、ある種堅牢なメッシュとでも表現したくなる風合いですね。まるでシャツジャケットの様な軽い仕立てなので、とても軽快で涼しげな着心地。それでいてテーラードジャケットとしての上品な見栄えも担保出来ていて、秀逸なお品だなと感じます。ボタンも既に縫い付けられているので、袖丈のバランスが悪くなければ、そのままお召になってお帰り頂く事も可能です。ぜひ、ご覧下さい。

＜PELLE MORBIDA＞のモアバリエーションも残り2日となりました。姫路で開発されたシュリンクレザーを用いたシリーズが個人的に刺さったので、そればかり持ってご紹介しております。ご愛嬌という事でお許し下さい。他のバッグメーカーのお品ではなかなかお目にかかれない、ミディアムトーンのグレーレザーは雰囲気が良いですね。お仕事でお持ち頂くと、相手先や同僚の方からも、どこの物かと尋ねられそうです。ぜひ、ご覧下さい。

ビームス 銀座 3Fでは＜PELLE MORBIDA＞はモアバリエーションを5/6まで開催中です。普段はお取扱いの無い、クラッチポーチも今ならお求め頂けます。特にこちらのオレンジカラーはなかなかお目にかかれない代物ですね。ビビッドなオレンジがソラーロスーツに映えるなと、手に取ってみました。こうした小さくてビジネス以外のシーンで気軽に持てるバッグの場合、色で遊ぶのも一興かなと個人的には思います。国内で丁寧に鞣されたシュリンクレザーの触り心地も気持ち良いですね。ぜひ、ご覧下さい。

ビームス 銀座では、5/6まで＜PELLE MORBIDA＞のモアバリエーションを開催中です。手に取ったのは、柔らかくモッチリとした質感が魅力的なシボ革のお品で、容量もバッチリなトートバッグです。私もそうなのですが、書籍やらノートPCやらと、何かと持ち歩くスタイルの方には間違いなくお勧めの一品ですね。メイン収納のジッパーの外に小さな収納が設けられていて、直ぐに出し入れしたい物はそちらに入れられる。そんな気の利いた日本のデザインも秀逸ですね。それにしても国内で製造されたシボ革の雰囲気の良さは格別です。持つだけで気分が上がりますし、相手先の方から見ても好印象だと思います。ぜひ、ご覧下さい。

【H:168/JK:44/BLOUSON:44〜46】＜A VONTADE＞より、この季節に気楽に羽織って様になるユーティリティジャケット。定番のオリーブグリーンの色も良い感じですが、少し都会的な雰囲気も味わえるブラックは見逃せないなと感じます。いまの気分にマッチした、ボリュームのあるサイジングは、気温に合わせてインナーを色々と調整するのにも便利ですね。しっかりとしたコットン生地で、ドライタッチで重すぎない風合いも日本の春や秋に適していますね。使い込んだ後の色の落ち具合が、今から楽しみになります。ぜひ、ご覧下さい。