矢藤 ジョー

退廃的なカラーリングのアイテムたちでまとめました。軽さが必要です。

通年使えるライトオンスのデニム生地を使用したカーゴパンツを着用。ガーメントダイな退廃的な雰囲気があって好きです。

ベーシックな合わせですが、それぞれ考え抜かれたシルエットでコーディネートした時の仕上がりの良さがポイントです。

＜IG＞よりケミカルストーンウォッシュ更にはカラーオーバーダイを施したデニムのセットアップを着用。全体的に茶色を基調としたスタイリングです。

＜Barbour＞のヘリテージラインよりHIGHFIELDを着用。アイテムはワックスドコットンを使用したオーバーサイズのショートジャケット。防水、防風機能をもち合わせるワックスドコットンは、見た目の重厚感に比べ軽くしなやか。インバーテッドプリーツの蛇腹ポケット、裾のドローコードなどが特徴的なひと品です。

＜Barbour＞よりポリエステルコットンのTRANSPORTを着用。季節の変わり目の冬から春へ、夏から秋口に使える通念生地です。

＜TOO SOON TO KNOW＞よりショートトレンチブルゾンと＜IG＞の畦編みニットポロを合わせました。今日は退廃的なボトムスを履いていたので、上半身はリュクスな配色にすることでバランスを取っています。エポレットや適度な身幅感によって何処となく男性味が演出されているのも気に入っています。

ウールシャンブレーの生地の中庸な選定とヴィンテージアイテムのディテールをリファレンスとしその上で現代に合わせたシルエットです。どのようなコーディングにも沿うようなアイテムです。

＜QUATTROCCHI＞のB-3ジャケットを着用。ブラウンベースでまとめました。

＜Barbour＞のTRANSPORTのウォッシュジャケットを着用。オイルドコットンに洗いをかけることで適度な光沢としわ感が演出されます。

正面のミニマルオーダーに対してフード、袖の立体的なカッティングや脇下のピボットスリーブなどデザインの采配が素晴らしいです。九鬼周造の「いき」の構造を想起させました。

＜ARC'TERYX＞で培ってた技術を元に都市生活者に向けたライン＜VEILANCE＞よりミニマルなジャケットを着用。ペールトーンの設定からカッティングやシームレスな表現をよりミニマライズ。

＜Barbour＞より130周年モデルのGAMEFAIRコートを着用。ヴィンテージライクな襟や裏地使いが特徴です。

＜TAION × IG＞よりブルゾン & ダウンベストを着用。ウールライクなT/R（テトロン、レーヨン）サージを3レイヤーに加工した、ハリ、コシのある生地を使用したスウィングトップ型とレングスの長いベストがインナーが重ねなれています。それぞれ単体使いでも扱えて重宝できるアイテムです。

＜QUATTROCCHI＞よりゴートスエードを使用したドライビングブルゾンを着用。適度にタイトなフィッティングで生地の風合いやリブの仕様など随所まで拘りぬいたウェルメイドなブルゾンです。個人的にブラウンを最近買いましたが、かなりいい感じです。静謐で整合的なブルゾンであることからデザインの富んだボトムスを合わせた際にも露悪的にならずシームレスにスタイリングがお楽しみいただけます。

過剰なまでに多種多様なポケットが配されたMA-1型のジャケットを着用。ポケット数、合計13個と一見オーバスペックでありながらも個別具体的な異なったパターンのポケットディテールの采配、マットなパーツ使いにすることで不思議と均衡が図れています。無論クローズアップ、ロングショットでも劣ることない存在感がみられます。

アルカイック・リバイバル

BOKU

わかってます。ちょっとシャツのサイズ大きいですよね。けど伝えたいのは自分のスタイルではなく、＜IG＞のヘンリーネックのカフタンシャツ。ザラっとしたリネンが真夏の炎天下から守ってくれます。

表象:西欧のブラックカルチャーのアーティスト達が合わせそうなカラーパレット。概念:モアレによる生成変化とコントラストによる分岐点。