Shinji Goto

アラビア半島香る、晩夏〜秋を意識したスタイリングです。残暑残る秋は暑い日も多いと思います。そんな季節を快適に過ごす為に参考にしたのが、アラビア半島のスタイルです。そこに外せないのが素材使いですが、何れもポリエステルや麻と言った素材が混紡されており、快適な着心地にしてくれます。特にPANTSはウエスト部分がゴムリブに加え、楽に着脱出来る仕様になっており、グルカパンツの印象を変えてくれます。SHIRTSはバンドカラーを留める事で中東のエッセンスを加えています。色使いの中心をベージュ系にしている所もアラビア半島を意識したスタイリングポイントです。

蒸し暑さ残る晩夏にピッタリで、秀逸なPANTSを中心にスタイリングしました。グレーっぽさがある色を中心としたモノトーンで合わせる事で、スッキリとした見え方を意識し、グルカPANTS＝茶系(カジュアル)と言った印象を薄めています。しかし、アイテムチョイスはカジュアルアイテムを選び、グルカPANTSの本来の印象に寄せています。TOPSのポイントとして、襟元にスカーフを巻いている様な印象を出す為、柄シャツを挿しています。インナーを透けさせている所もポイントです！PANTSをハイウエストに着用し、クラシックでドレッシーな印象を出しつつ、クロップドにする事でSHOESを浮き立たせています。

シルエットが秀逸な＜AK-1＞のパーカを中心に置いたスタイリングです。TOPSは赤に近い深めのピンク色に、ライトブルーを合わせる事で、パーカが最大限際立つ色合わせと、高級感あるモードな印象を演出しています。BOTTOMSはTOPSが際立つ様、ブラックで統一。パーカのカジュアル&ルーズ感に合わせた、シルエット&素材で統一感を出しています。足元は秋冬を意識しつつ、ウエアに合わせたチョイスにしています。全体的にドメスティックな印象と、高級感あるヨーロピアンな印象をMIXしたスタイルを意識しました。

アメリカンヴィンテージ漂うスウェットを中心に考え、70’sやヒッピー要素にワークスタイルとMIXしたスタイリングです。TOPSにはヒッピースタイルとして、ストライプ柄のモヘアKNITを合わせています。PANTSはデニムを合わせていますが、ダメージが無いワイドタイプで落ち着いた雰囲気を出しています。SHOESはワーク要素で＜RED WING＞を合わせました。スタイリングポイントとしては、色をBROWN系で合わせ無い事でカジュアル色を抑えています。もう一つはサイズバランスをビッグシルエットにする事で都会的コーディネートにしています。

90年代のアウトドアファッションの代表格＜NIKE ACG＞。アウトドアの中心である山にフォーカスを当てたスタイリングです。TOPSは大地の土の色を表現しています。サイズ:XXLを着用し、ストリート感を演出。BOTTOMSは自身の登山への前のめりの気持ちをトレイル系中心で表現。PANTSはブラックにする事で、TOPSが浮き出る効果を狙っています。

トレンドのホワイトベースに、スポーツMIXをストリートエッセンスで纏めました。ホワイトに合わせる差し色のブラック。夏らしいカラフルな色は、スタイリング全体の1〜2割に留める事がポイントです。それによって、ベースのホワイトトーンが際立つ効果を狙っています。TOPSのPOLOや足元のスポーツサンダルでスポーツエッセンスを。TOPSのインナーには、さり気無く夏らしい柄SHIRTSを差しています。PANTSはサイズLを少し下げて履き、ルーズ感を出しています。それによって、全体のストリートエッセンスとしてのルーズシルエットにしています。

アフリカや中東のデザート(砂漠)地でのリゾートスタイルをイメージしたスタイリングです。中心になるのが、砂漠を連想する様なベージュで統一しています。そこに、TOPSには、リネン素材を使用したアイテムに、インナーにはブラックのPOLOを挿し、大人&品格を表現しています。PANTSには、同地区を連想する様な柄を取り入れています。それに合わせたSHOESはベージュスウェードでデザート&リゾート感を演出し、ラフな雰囲気にならない様なスタイルにする事で都会でも着用出来るスタイリングにしています。

トレンドのワントーンコーディネートをベースに、サマーリゾート香るスタイリングにしています。TOPSのインナーにアロハシャツを挿す事で、さり気なさを出し、ストリート色を出す為にエッセンスに留めています。PANTSはサイズLを着用し、ストリート感を演出。TOPSとの色合いも微妙に変える事で違和感の無い、ワントーンコーディネートが成立します。足元はアロハシャツ(サーフ)に合わせ、サーフ&スケート要素での＜VANS＞を合わせています。ウエアに合わせた爽やかな夏を連想する、ライトトーンで合わせました。

大人の為の、ロックやスカミュージックからインスピレーションを得たスタイリングです。基本トーンをブラック中心に、ダークトーンで纏めテーマ性を強めています。TOPSにはヴィンテージ感が特徴のカジュアルアイテムを着用していますが、PANTSのスラックスと合わせる事で、落ち着いた雰囲気を出しています。加え、スウェット素材でトレンドを意識しています。TOPSのインナーには、小紋柄の様なプリントをアクセントとしていますが、同色でさり気無く合わせています。SHOESはバックルを外して着用していますが、ロックな印象を出したハズし要素です。

テーマは「アイビーリーガーのサマーバケーション」です。アメリカ6大学として有名な、イェール大学のロゴをプリントしたアイテムを中心に置いています。ヴィンテージ感漂う加工や、特徴的なサイズバランスは秀逸ですが、敢えてサイズUPで着用し、単調なスタイリングにならない様にコーディネートのアクセントにしています。インナーのSHIRTSは、大人のリゾート感漂う柄をさり気無く見せています。SHORTSはカレッジスタイルにぴったりなマドラス柄をチョイス。ワイド&ショートなシルエットバランスがリゾートかつ、大人な雰囲気を醸し出してくれます。SHOESはアメリカの学生の必須アイテムと言える＜G.H.BASS＞のデッキシューズタイプで、カレッジ&リゾートに対応したアイテムを合わせました。TOPSのボリュームとPANTSの丈を膝上にする事で、現代風なボリューム感＋大人な雰囲気を、スタイリングポイントにしています。

デニム素材のワントーンコーディネート、サマーシーズン版です。以前紹介したコーディネートのPANTSをSHORTSに変え、サマースタイルに仕上げました。ポイントは今回もブラック使いです！SHORTSで清涼感が増した為、TOPSのインナーにブラックカラーのPOLOと、足元のブラックワントーンの合わせで、タウンユース向けにスタイリングしています。TOPSのSHIRTSはオープンカラータイプで夏らしいアイテムですが、インナーのPOLOのボタンを全て留める事で、大人な雰囲気を演出しています。足元はサマースタイルにぴったりなシャワーサンダルをチョイスしていますが、レザーで大人な雰囲気をプラス。ブラック&クロコの型押しで、ハードかつ、大人な印象を演出しています。全体的にビッグシルエットにし、ストリート感を演出しています。

本日発売の＜DALE HOPE＞との定番コラボレーションシリーズをメインアイテムに置いたスタイリングです。タウンユースで敬遠され易いアロハシャツですが、ワントーンコーディネートにする事で、スタイリッシュに着用する事が出来ます。シルエットは、一般的なアロハシャツ(着丈短め&身幅緩め)と違いベーシックなシャツ寄りのスリムシルエットですので、サイズUPで着用。コーディネート全体を現代風のルーズシルエットにアップデートし、サイズXLを着用しています。足元はハワイ繋がりで合わせる事で統一感を。綺麗なSHIRTSシルエット&伝統的なテーラリングのDNAを持つPANTSをエッセンスとした所も、根幹に置いています。生きるレジェンドがデザインするアイテムは秀逸です！

ストリート&スポーツをベースにトレンドを取り込んだ、夏のレジャーを意識したスタイリングです。コロナ禍で山を中心としたアウトドアが活況ですが、、ストリートとMIXしました。TOPSは、都会的なモノトーンベースに、インナーはメッセージ性の高いアイテムをチョイス。PANTSは、トレンド性の高いパープルを差し色で合わせました。足元はテーマに沿って、ホワイトSOX&スポーツサンダルを合わせています。ウエアは全てサイズUPで、ストリート感を演出しています。

ヘミングウェイへ思いを馳せながら、現代風な要素を取り入れたスタイリングです。氏がを彷彿とするSHIRTSは、サイズXLで現代風に。PANTSは氏をオマージュしたアイテムをチョイス。CAPには昨今のフィッシングブームと、ヘミングウェイと言えば！をリンクさせ、フィッシングCAPを着用。コーディネート全体を、シンプルな配色にする事で、素材やサイズバランスが際立つコーディネートにしています。クラシックなスタイリングベースにしながらもホワイト〜ベージュトーンで纏め、現代風な要素も加えたスタイリングにしています。

スタイリングテーマは、包括的に自然を愛する心を表現しています。草木染めで作られた自然を大切にしたSHIRTS。ヒッピー要素の薄めのDENIM PANTS。ですが、サビルローのDNAが引き継がれつつも、現代風に表現されたPANTSは秀逸。ノンウォッシュ&薄めのインディゴが堪りません。足元は夏の定番＜ISLAND SLIPPER＞はヒッピー要素に寄せたスウェード素材のピーナッツカラーをチョイス。スタイリング全体をブルー&ナチュラルベージュを中心とし、自然とファッションを両立したコーディネートにしています。ルーズなシルエットやTOPSのインナーに差したビビッドブルーで、ストリート色を演出しています。PANTSは、＜E.TAUTZ＞の同アイテム初期コレクションでも見られた、センタープレスをアクセントで入れるのも◎です。

スタイルコンセプトは、アイビー→ブリティッシュスポーツ→サマーリゾートと踏襲し、複合してスタイリッシュにしたスタイリングです。スポーツ要素のPOLOをサイズXLでゆったり着用しています。インナーのSHIRTSはエッセンスで。SHORTSはスタイリングの根幹となるアイテムですが、ワイド感のあるシルエットが秀逸です。足元はサマーリゾートを演出しています。スタイリング全体をダークトーンで纏め、落ち着きのあるコーディネートにしています。

アイビーリーガーが、フロリダやマイアミと言ったアメリカ南部で過ごしながら、ハワイ等のポリネシアンのエッセンスを加えた、サマーリゾートスタイルです。カラーは茶系を中心に、南部らしさを演出。JACKETのスポーツコートタイプでアイビーリーガーらしさを。インナーのSHIRTSとサンダルで、サマーリゾート感を。SHORTSはスポーティーな印象を出しながらも、スタイリングの纏り役として重要なアイテムです。短めの丈と幅広なシルエットが◎です！スタイリングのアクセントとして、サイズLを着用しています。

上流階級のサマーバケーションスタイルをベースとしたスタイリングです。ヨーロッパを中心とした上流階級は、夏にホワイトやベージュと言ったライトトーン中心のスタイルがテッパンです。ただ、真っ白を取り入れると、そのアイテムだけ浮いてしまいます。コーディネート全体を調和の取れたスタイリングにする為にも、オフホワイトやベージュでコーディネートしています。クリケットやポロやテニスと言ったスポーツを楽しみながら過ごすスタイルとして、JACKETはスポーツコートタイプを着用。緩めのシルエットを出す為、サイズLを着用。インナーの柄SHIRTSはアクセントで合わせています。コーディネート全体を、クラシック要素がある各アイテムで、現代風のフィッティングで合わせています。

モロッコや中東地区のリゾートスタイルをイメージしました。PANTSは、草木染めのバティックプリントが、イスラム圏等の民族調にも見え、合わせています。TOPSはリネン混のオープンカラーSHIRTSでリゾートかつ、清涼感を演出。JACKETはリゾートスタイルに合わせ、スポーツコートタイプを着用し、アッパー層のリゾートスタイルを演出しています。コーディネート全体をベージュトーンで統一し、クラシックな品のあるスタイリングに仕上げています。

テーマは「TOKYOストリートMIX」です。様々なスタイルが交錯する東京のファッション。パンクやロックと言った不良(ワル)っぽさや、日本特有のファッションとして渋カジをエッセンスとしてSHIRTSで表現しています。それに東京のリアルファッションとしての注目が上がっている＜NULL TOKYO＞のショーツを合わせました。足元はストリートのスケーター要素としての合わせ、これら全てをブラックトーン&ルーズシルエットでコーディネートする事で、トレンドを加味した都会的な纏りのあるスタイリングにしています。