金子 茂

チャイナジャケットは、フランスにもルーツを持つためそんなストーリーでエレガントにコーディネート。 今シーズンのモールスキン生地の＜モヒート＞ガルフストリームパンツ、ニットと首元にはストールを巻き、ワンサイズアップでシャツジャケットとして着用。 足元はローファーで文豪へのオマージュ。

＜イニシュマン＞着用モデルはボートビルダー。そんなボートビーダーを意識したワークスタイルでコーディネート。ニットのグラデーションカラーが日焼けしたような表情にも見え、履き込んだパンツとの相性も抜群です。ベルトの巻き方もイニシュマン島のフィッシャーマンを参考にし、雰囲気を演出しました。

＜ケネスフィールド＞のフォトグラファージャケットは、クラシックアウトドアウエアのデザインをベースにしています。ブリムの長いハットやスエードシューズ、カーキのパンツでサファリ感を演出しました。ジャケットのポケットワークを引き立たせるために、他のアイテムはデザインがシンプルな物でコーディネートしています。

＜エンジニアドガーメンツ＞コーティングツイルのベストの素材感に合わせてラギットなワークスタイルでコーディネート。 ベストと同色の原毛を用いたワッチキャップを深く被り、オイルを多く含んだクロムパックのレンジャーモカシンシューズで雰囲気を出しました。

＜モヒート＞のコーデュロイドットプリントのアブサンシャツはノーベル文学賞のあの人をイメージして製作されました。 やっぱりコーディネートは、デニムを合わせラフな装いを演出。CPOシャツを合わせミリタリーウエアをデイリーウエアとして着用する雰囲気も出してみました。

＜レミレリーフ＞の加工技術によって着古したような表情となったアイテムは、王道アメリカンカジュアルスタイルで男らしくコーディネートするのが好みです。

＜ケネスフィールド＞のイージートラウザーはヘビーオンスの生地感とワイドなシルエットが魅力。膝に入るステッチワークはアウトドアな匂いを感じさせるため、コーディネートで表現。ハーフジップのシャンブレーシャツ、プルオーバーのエイジングキャンバスのベストでラフな雰囲気を演出しました。

以前購入したブラウンダック生地のノンパレイルジャケットの経年変化に合わせユーズド感溢れるワークスタイルでコーディネート。インナーにキルティングのワークベストを着用したヘビーデューティーな着こなしがポイントです。

スポーティーアイテムとアウトドアアイテムのミックススタイルでコーディネート。学生がデイリ―ウエアを着用しながらアウトドアに行く、そんなストーリーをイメージしてみました。フードは当時の写真から窺えるような保温性を上げるために最大限スピンドルを引き結んでいるところもポイント

ヘヴィーネルシャツとフーディーをレイヤードしたワークスタイル。ネイビーグレーのトーンを基調にしながらもブラックのアイテムで男らしい印象に。袖を捲ったり、インナーを見せることでワークスタイルらしいラフな雰囲気も演出。

オーバーコートの中から覗くクラシック感あるナイロン素材のイエローカラーがコーディネートのアクセント。アウター、インナーベストで着用できる絶妙なダウン量はこれからの季節に重宝します。

秋冬らしい表情がある素材のアイテムでロッジスタイルコーディネート。トップスはネイビートーンで合わせながらも、オレンジのペンが入ったチェックシャツでシーズンらしさを表現。 冬の素材にはレザーシューズが相性抜群です。