






そこでビームスは、国民的気象予報士にして、大の服好きとして知られる天達さんにインタビュー。
7月の気候解説を基に、“天気と服のイイ関係”=“今月のMUST ITEM”へと導きます。
BEAMS meets
AMATATSU TAKESHI (WEATHER REPORTER)

7月に入ると、いよいよ夏本番!という印象がありますが、今年も暑くなりそうでしょうか?

梅雨のある地域に限った話になってしまうのですが、全体的に7月の頭はまだ梅雨明けしていないんです。むしろ梅雨の最盛期で、大雨の日も少なくありません。今年も例年に漏れず暑くはなるのですが、梅雨明けまでは湿度も高く、夏のカラッとした晴れの日とは違いかなり蒸すので、熱中症には注意していただきたいですね
なるほど。では梅雨明けまでは、やはり天気予報をこまめにチェックした方がよさそうですね。

そうですね。気象予報士の方が「急変」や「大気の状態が不安定」といった言葉を使った場合はゲリラ豪雨の可能性があると思ってください。
注意して見てみます。梅雨明けはいつ頃と予想されているんでしょうか?

東京近郊は平年だと7月19日頃なんですが、今年も同じく平年並みになりそうです。「梅雨明け10日」という言葉がありまして、梅雨が明けてから少しの間は、大気が安定してカラッと晴れる日が続くことが多いんです。前半と後半で全然傾向が異なるのが7月の特徴かもしれません。
知りませんでした!そうすると服選びが難しそうですが、湿度の高さを考慮すると、メンズはオンオフでも着用できるポロシャツ、レディースは冷房対策のカーディガンなども羽織りやすいノースリーブといった、汎用性かつ通気性に富むアイテムを選ぶのが良さそうですね。

そうですね。7月は季節の変わり目なので、気温と同じくらい湿度にも配慮して服装を決めると、体調も管理しやすいと思います。
参考になりました。ありがとうございました!

1975年生まれ。2002年に難関の気象予報士試験に合格し、2005年から2021年3月の番組終了時まで、フジテレビの朝の情報番組「情報プレゼンター とくダネ!」の天気予報を担当。司会の小倉智昭さんの「あまたつー!」という掛け声でお馴染みの国民的気象予報士に。また中学生の頃からファッションに開眼した、大の服好きという一面もあり。最近は東京の高円寺や渋谷などの古着店を巡り、お宝をハントするのが至福の時間なんだとか。