









そこでビームスは、国民的気象予報士にして、大の服好きとして知られる天達さんにインタビュー。
9月の気候解説を基に、“天気と服のイイ関係”=“今月のMUST ITEM”へと導きます。
BEAMS meets
AMATATSU TAKESHI (WEATHER REPORTER)

9月になると暑さのピークも過ぎて、秋に差し掛かってくるというイメージですが?

そう思ってる方も多いと思いますが、近年は残暑が厳しく、今年も9月に入ってもしばらくの間は気温の高い日が続くかもしれません。ただ湿度は低くなりますし、紫外線の量も減ってくるので、過ごしやすい日は多くなるはず。また“暑さ寒さも彼岸まで”という言い伝えの通り、彼岸以降は真夏日も少なくなっていくので、後半は秋らしい天気になっていくはずです。
なるほど。では彼岸の間までは、引き続き熱中症などにも気をつけたほうが良さそうですね。

もちろん注意するにこしたことはないんですが、7月や8月との違いは、朝晩と昼の寒暖差。日中は暑くなるんですが、夜は結構冷え込むので、体温調整を意識することが重要になります。
そうなんですね! では季節感を意識しながら、肌の露出を控えめにできるアイテムなんかが役に立ちそうですね。例えばメンズなら長袖シャツ、レディスなら残暑でも秋らしさを表現しやすいロングスカート等がベストではないかと。

そうかもしれません。ちなみに北日本と東日本に関して言うと、実は9月は梅雨時期よりも雨が多くなるのも特徴。秋雨前線の影響でドカッと大雨が降る日もありますし、全国的にみても竜巻や台風も多く、天気が荒れる日もゼロではないので、天気予報は欠かさずチェックしておいた方がいいと思います。
梅雨より雨の日が多いなんて知りませんでした。毎日アマタツさんの天気予報をチェックするように心がけます!

精一杯予報させていただきます(苦笑)。
MONTHLY AMATATSU!
「“ゆるっとアメカジ”をテーマに、クリーム系のカラーでまとめたのがポイント。古着が大好きなこともあって、今回も1940年代頃に作られたキャントバステムのオーバーオールを主役に据えつつ、珍しいネイティブ調のパジャマシャツと、1980年代の米国製オールスターを合わせてみました。ユルいけどダラしなく見せないように心がけています」

MONTHLY AMATATSU!
「“ゆるっとアメカジ”をテーマに、クリーム系のカラーでまとめたのがポイント。古着が大好きなこともあって、今回も1940年代頃に作られたキャントバステムのオーバーオールを主役に据えつつ、珍しいネイティブ調のパジャマシャツと、1980年代の米国製オールスターを合わせてみました。ユルいけどダラしなく見せないように心がけています」
1975年生まれ。2002年に難関の気象予報士試験に合格し、2005年から2021年3月の番組終了時まで、フジテレビの朝の情報番組「情報プレゼンター とくダネ!」の天気予報を担当。司会の小倉智昭さんの「あまたつー!」という掛け声でお馴染みの国民的気象予報士に。また中学生の頃からファッションに開眼した、大の服好きという一面もあり。最近は東京の高円寺や渋谷などの古着店を巡り、お宝をハントするのが至福の時間なんだとか。