









そこでビームスは、国民的気象予報士にして、大の服好きとして知られる天達さんにインタビュー。
11月の気候解説を基に、“天気と服のイイ関係”=“今月のMUST BUY”へと導きます。
今月はアウター号! 今年は、冬の訪れが早いかもなので今から準備しておくのが吉ですよ。
BEAMS meets
AMATATSU TAKESHI (WEATHER REPORTER)

11月は秋のど真ん中という印象がありますが、天気としてはどんな特徴があるんでしょうか?

“秋晴れ”という言葉がピッタリ当てはまるくらい、天気が安定しているのが11月の特徴です。もちろん北陸から北海道にかけての日本海側をはじめ、例外はありますが、太平洋側の地域を中心に、基本的には天気が安定する傾向にあります。
それは嬉しいですね! 外出時の服選びも楽しくなりそうです。

ただ実は“秋晴れ”には二種類あるので、お洒落を楽しみたい人は、その特徴をしっかりと把握しておいたほうがいいでしょう。“小春日和タイプ”は、風が弱くて穏やかで、“木枯らしタイプ”は、冷たい風が吹く。この両タイプを2〜3日ずつ、合間に曇りや雨を挟みながら交互に繰り返していくのが、“秋晴れ”の傾向です。
それは知りませんでした! それぞれの期間に合わせて服装も変えた方が良さそうですね。

そうですね。それと当然ではあるんですが、晴れの期間は多くても、12月に近づくにつれて気温はグングン下がっていくので、注意が必要。例えば東京なら、11月上旬の最高気温は約20度、下旬の最高気温は約15度。当然夜は一桁台に下がることも少なくありません。
そうなるともう全国的にみても11月からアウターが必要になるかもしれませんね。

天気予報を見て、朝晩が冷え込みそうな日は、アウターがあった方が安心だと思います。今年は長期予報を見ても、冬の訪れは早いと予想されます。晴れても気温自体は低くなることを頭に入れてお洒落を楽しんでいただきたいですね。
冬が到来する前からメンズ、レディースともにアウターの準備を万全にしておこうと思います! 今月もありがとうございました。
MONTHLY AMATATSU!
「今日はN-1タイプのデッキジャケットと、フィラの古着のスキーニット、グラミチのコーデュロイパンツを合わせて、ミリタリーベースのアメカジスタイルにまとめてみました。王道のアメカジコーデなんですが、あまりラフになりすぎず、しっかり大人っぽい印象も醸せるよう、自分なりに色使いには気を配ったつもりです。」

MONTHLY AMATATSU!
「今日はN-1タイプのデッキジャケットと、フィラの古着のスキーニット、グラミチのコーデュロイパンツを合わせて、ミリタリーベースのアメカジスタイルにまとめてみました。王道のアメカジコーデなんですが、あまりラフになりすぎず、しっかり大人っぽい印象も醸せるよう、自分なりに色使いには気を配ったつもりです。」
1975年生まれ。2002年に難関の気象予報士試験に合格し、2005年から2021年3月の番組終了時まで、フジテレビの朝の情報番組「情報プレゼンター とくダネ!」の天気予報を担当。司会の小倉智昭さんの「あまたつー!」という掛け声でお馴染みの国民的気象予報士に。また中学生の頃からファッションに開眼した、大の服好きという一面もあり。最近は東京の高円寺や渋谷などの古着店を巡り、お宝をハントするのが至福の時間なんだとか。