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みなさんこんにちは。
横井です。
更新が滞ってしまっておりました。
すっかり前回の更新から、気温が上がっていて春を通り越して夏を感じてきました。
いくつか展示やら本、ライブ等、見聞きしたものをまばらに書いていこうかなと思います。
1つ目は「Play of Images」
東京都墨田区にある「GALLERY ROOM・A」にて開催された、「ももえ」「東 麻奈美」の2アーティストによる展示です。(終了済)
両者の作品を介して、絵画の内部でイメージがどのように重なり合い、拡張しながら構成されていくのかを探る2人展です。
ももえさんは以前の記事でも書いたようにキャンバスにペイントしつつ、木片や毛糸などを使用し新たな存在感をキャンバスにもたらす作品性が特徴です。また平面作品に対して、異素材を組み合わせる事により立体性をもたらすことで新たな価値観を宿しており、個人的にずっと注目しているアーティストの一人です。
今回はももえさんは毛糸でキャンバスをつなぎ引き延ばしたような代表的な作品と、キャンバスをカーテンやクロスのようにめくりあげている作品、キャンバスを2枚使いし鑑賞者側の反対を覗いているようなキャンバスと一方のキャンバスの裏面にこちらを覗いている絵をペイントしふすまのように、あるいは多次元的な表現をしている作品の3作でした。
個人的には目線がとても不思議だなと感じます。
いわゆるこちら側への浸食が技法によって行われていて、作品の説得力がかなり高くなっているような印象を受けます。
そこで本来絵画で目線や何を見ているかは想像や作成背景から想像する事が多かったなと考える事が多いのですが、ももえさんのキャラクター性や表現技法を介する事によって、キャラクターの起こす行動と作品どちらも一定のリアリティと非現実性が混在していて、何とも言えないカオス感とそれに対するおもしろさや好奇がなんともワクワクさせてくれるなと毎回思わされます。
東 麻奈美さんは「回転」というテーマを用いて、キャンバスに表現することを主としているアーティストです。
フィギュアをターンテーブルに乗せて360度回転をさせながら撮影をし、複数の瞬間を再構成しキャンバスに落とし込むという手法で制作されています。
そこには時間の介在や多面的な空間などが平面であるキャンバス作品に落とし込まれています。
時間軸を絵画の中で表現する。ストーリーテリングではなく視覚として訴えかけるのもかなり視点として新しく、以前に観た時に衝撃を受けたアーティストの一人です。どこか写実ではなく写真的な雰囲気もありつつ、色遣いや残像的なところも相まってサイケデリックやある種の酩酊感すらおぼえるような感覚があります。
2つ目は「AVYSS MAGAZINE」
皆さんAVYSSというメディアをご存知でしょうか。
AVYSSとは主にインターネットを中心とし、リアルを行き来しながら時代をアップデートする音楽やカルチャーを記録するメディア。若く新しいシーンやコミュニティに注目した記事や国内外のアーティストとのコラボレーション、オンライン・オフライン問わずのイベントも開催。多くの角度からアプローチをするプラットフォームになります。
私は好きなアーティストがAVYSSにてよく取り上げられているのを見て、AVYSSを知りました。
そのころはインターネットでの特集記事や様々なライブハウスや会場をジャックし1日を通して行う「AVYSS CIRCLE」というイベントを行っていました。
以前にも紹介したTexas3000も出演していたこともあり、オルタナやダンスミュージック、ハイパーポップやエレクトロ等、ジャンルを大きく横断しブッキングするイベントとなっています。
そんなAVYSSがこの度、初のフィジカルマガジンを出版、並びに全国流通という事でかなりおおきな出来事がございました。そんな自分は以前リリースに伴うイベントに参加しゲットしてきました。
初のフィジカル版の表紙を飾るは、岩井俊二氏が手掛ける名作映画「リリィシュシュのすべて」と来日公演が記憶に新しく、海外でユースや若いリスナーに絶大な人気を誇る「PinkPantheress」となっており、かなり雑誌としてのインパクトが高いことがうかがえます。
勿論内容は岩井俊二監督・PinkPantheressのインタビューからAVYSSがピックアップし続けているアーティストたちのインタビューが多数掲載。漫画家・不吉霊二さんの描き下ろしやその他特集などが多く、今の音楽シーンやコミュニティなどを知るのにマストかつ濃い内容となっています。
インタビュー記事や、今の世相を表すようなカルチャーをAVYSSのフィルターを通して紹介しております。
読み応えは十分にあり、近日には全国の書店にて並ぶとのことでしたので、是非興味のある方は書店にて手に取ってもらえればと思います。
価格も驚きの税込¥1,500-になります。
最後は相変わらずのライブレポートで締めようかと思います。
exPoP!!!!!というイベントに行ってきました。
CINRAという音楽やアートなどの芸術文化をルーツとするメディアが行っているマンスリーイベントです。
エントランスフリー、事前予約にて受付。ストリーミングでも観覧可能なライブになっています。
1回あたり3〜4組ほどのアーティストを呼び開催しています。
若手からベテランのアーティストを横断しつつ、特に公表はしていませんがコンセプトに沿ったようなゲストが特徴です。
今回はo_all Buddha Jane 雪国 iVyの4組でした。
自分の目当てはiVy、トリでの出番になっており3番手の雪国とiVy目当てのお客さんが多かった印象です。
予約もMAX数に達しており、SOLD OUTするなど人気度の高さが伺えます。
Buddha Janeは初でしたが、良いインディーロックでLo-fi感のあるゆったりとしたテンポ感と音がとてもいい。今っぽく、おしゃれなインディーロックです。
o_allは疾走感のあるオルタナバンドで良かったです。いいリフと疾走感と一体感が気持ちよく、あっという間に終わりました。「タイムスリップしたい」好き曲です。
雪国。雪国は今回の呼ばれているアーティストの中でも筆頭格、トリでもおかしくないバンドです。2回目ですが音が気持ちよく、アルペジオもそうですが緻密かつ繊細に作り上げられた世界観と楽曲に包まれる感覚。ポストロックをベースにシューゲイズやオルタナといった要素を散りばめた楽曲は美しく、透き通った歌声も相まって最高でした。
お目当てのiVyですが、二人組のドリームポップやシューゲイズ、エレクトロなどの様々な要素を混ぜている音楽性ですが、楽曲を聴くたび2人の世界観に引き込まれていき、最終的には唯一無二のiVyという音楽に虜になっていきます。
ライブではアレンジが毎回変わっていくたびの楽しみも増えていきます。
今回は新曲「ふたごのライカ」がリリースされた翌日だったのでお披露目。ドラムありのライブは2人の世界観にグルーヴが生まれ、深みが生まれていて最後は楽しく演者もオーディエンスも踊って楽しく終わったライブでした。
是非令和の音楽を体現している「iVy」チェックしてみてください。
お付き合い頂き、ありがとうございました。
TOKYO CULTUART by BEAMS・B GALLERY (ビームス ジャパン)
1998年生まれ。読んだ本や聴いた音楽、遊びに行った所や出来事を書きます。健康的で文化的な少しだけナードな生活を心掛けています。何卒。
カルチャーは現象。誰かと何かが出合って、
気づいたらいつもそこにあった。
世界各地で生まれる新たな息吹を、
BEAMS的な視点で捉えて、育みたい。
きっと、そこにまた新たなカルチャーが
生まれるから。