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ファッションや音楽、映画にアート。BEAMSはいろんなカルチャーが好きだから、そこで働くスタッフたちもまた、好きなモノやコトはひとそれぞれです。『モノ・カルチャー図録』では、そんな彼ら・彼女らの偏愛品をひとつずつ集めていきます。今回は、〈BEAMS RECORDS〉ディレクター・廣瀬麻美が選ぶ、〈Meryll Rogge〉のフレアパンツと『ROCKERS』について。
ルーツレゲエのバイブル的な映画『ROCKERS』を初めて観た時、70年代に活躍していたミュージシャン達の演奏風景やオリジナリティのあるスタイリングが印象に残ったものです。〈Meryll Rogge〉のトラウザーズは、フレアなシルエットと鮮やかなグリーンのカラーで『ROCKERS』スタイルに通じるところ(勝手な自己解釈です)に惹かれて購入。映画の主演リロイ・ホースマウス・ウォレスが参加したオーガスタス・パブロの作品もお気に入り。
BEAMS RECORDS ディレクター
日頃から優れた音楽作品と音楽の鳴る場所を探求。ライブやDJイベントに遊びに行くのが趣味で、今年上半期で特に印象に残っているライブはダブリン出身の5人組ロックバンドFontaines D.C.。DJではブリストル拠点、Young Echoのメンバーでも知られるNeekのダブステップ〜ダンスホール系のセットが最高すぎました。
カルチャーは現象。誰かと何かが出合って、
気づいたらいつもそこにあった。
世界各地で生まれる新たな息吹を、
BEAMS的な視点で捉えて、育みたい。
きっと、そこにまた新たなカルチャーが
生まれるから。